ピアノの森2018|1話「選ばれた手」のあらすじとネタバレ感想!

あらすじ

一ノ瀬海は、目標としてきたショパン国際ピアノコンクールの舞台に立った。

ショパンに向かって挨拶をし、すうっと呼吸を整えてからピアノに指を置く。

『練習曲10-1』が会場に響き渡る。軽やかに流れ落ちる音は、時としてその音色を変え聴衆を魅了する。

一ノ瀬海の担任が、東京からの転校生を紹介した。4歳からピアノを習っているという雨宮修平だ。雨宮修平は将来の夢はピアニストになることだと自己紹介した。

キンピラの転校生いびりを見かねた一ノ瀬海は、キンピラと取っ組み合いを始めたが、阿字野壮介がやってきて、生徒たちを帰してしまう。

音楽室のグランドピアノの下には隠れて泣いている一ノ瀬海がいた。

阿字野壮介は『茶色の小瓶』を弾き始めた。すると、みるみる一ノ瀬海の表情が明るくなった。

うまく動かない指のせいで、阿字野壮介は最後まで弾かずにやめ、一ノ瀬海に家に帰りなさいと言った。

一ノ瀬海が自分の演奏のミスを指摘したことで、阿字野壮介は一ノ瀬海の才能について気になり始めた。

雨宮修平の母親、雨宮奈美恵は阿字野壮介に修平の個人レッスンを頼みに行ったのだが、阿字野壮介は断った。一ノ瀬海と森のピアノについて確かめたい阿字野壮介は雨宮修平に聞いたとおり、森を訪れてみることにした。

過去の栄光とこだわり抜いた音への思いが阿字野壮介の中で蘇る。もう一度あの音を聴きたい、そう思ったとき聴こえてきたのは懐かしい音だった。

授業で1度、ケンカのあとに1度(それも途中まで)しか聴いていない『茶色の小瓶』は、一ノ瀬海の演奏によってあの音を蘇らせていた。

阿字野壮介は一ノ瀬海に類まれなる才能を見出した。

感想

こだわり抜いて作られた作品だけあって圧巻の出来です。

ホールの映像がどうやってできたのかは、多分周知のことなので敢えて言いません。一ノ瀬海が登場する時の姿もリアリティ溢れるものだし、ホールの音響ももちろん、室内とは違う響きを持たせています。この作品に興味を持つのは、第1に何らかの形でピアノに携わる人だと思うのですが、それだけにはとどまりそうにありません。

冒頭のショパンエチュードは何度も何度も聴きたくなります。タッチを変え、音色を変え、響きを変え、タイミングを変え、常に同じように見える滝ではあっても、流れ落ちる一瞬一瞬が一つとして同じものがないことまで表現しています。

凄い、としか言いようがありません。

PVで聴いたときよりもさらに心を奪われます。

Twitterの公式アカウントではフォロワーの感想なども募集していて、アニメの中に反映してくれているのではないかと思わせるフシがあります。

もしそうなら、このアニメは最終回に向けて成長し続けていくのではないでしょうか。

一ノ瀬海の少年時代の演奏も素晴らしいです。作り手の思いが伝わってきます。

ピアノだけには限りませんが、演奏の技法にも種類があって、聴かせることを目的とする技法、技術を追求する技法、自身を表現する技法などがあり、それらのどれもがとても大切な役割を持っていると思います。

TVアニメ・ピアノの森は、そのすべてを堪能させてくれるはずです。

冒頭の一ノ瀬海の手の合わせ方は、阿字野壮介のものですよね。ここまで来るのに阿字野壮介との間にどのような絆ができるのか、楽しみにしています。

音楽室での『茶色の小瓶』は、一ノ瀬海は1回外し2回遅れと言ってますが、2回外し3回遅れのように聴こえてしまいます。気のせいですね。

一ノ瀬海が1度聴けば覚えられる能力を持っているそうですが、ミスタッチまでコピーしたのでしょうか? 楽譜を見たことがないので、空耳かもしれませんが・・・。

反田恭平さんは、阿字野壮介の演奏をするときに、どんな工夫をしたのでしょうか。まさか養成ギプスなんかではないですよね。

演技をし過ぎて、実際の演奏に影響しないかと心配になってしまいます。

他のピアニストの方々には自分のスタイルとは違う表現を求められることで、演奏に幅が出るのではないかと信じています。

とにかく、感動です。

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