ピアノの森2018|2話「ショパンを弾くために」のあらすじとネタバレ感想!

ピアノの森 #2ショパンを弾くために

雨宮修平の家で、一ノ瀬海は楽譜を見て興奮している。

1ヵ月後に迫った全日本学生ピアノコンクールの課題曲を弾く雨宮修平。一ノ瀬海は楽譜を見ながらピアノを弾く雨宮修平を不思議そうに見ている。

一ノ瀬海は雨宮修平に阿字野壮介との一件を話し始めた。

雨宮修平は自分は断られたのに、一ノ瀬海には阿字野壮介の方から教えたいという話を聞いて心穏やかではない。

子犬のワルツ

一ノ瀬海は自分は森のピアノしか弾けない、と言うと阿字野壮介は普通のピアノで弾いてみないかと勧める。一ノ瀬海は、家庭の事情でレッスン代など払えないことをよくわかっているためピアノは弾かずに帰ってしまう。

子犬のワルツを弾けるように教えてくださいという一ノ瀬海。阿字野壮介は金以外のことで取引するという一ノ瀬海に、阿字野壮介から逃げないこと、ピアノから逃げないことを約束させた。

雨宮家では阿字野壮介をコンクールの審査員に推し、雨宮修平の演奏を聴く機会を作ろうとしていた。

森のピアノは禁止

阿字野壮介から一ノ瀬海に与えられた課題はハノンの運指練習曲。単純な音階が一ノ瀬海にはうまく弾けない。阿字野壮介はなぜ一ノ瀬海が弾けないのか理由がわかっていても敢えて何も言わずただそれだけを弾けと言う。

ただひたすらハノンを弾き続ける一ノ瀬海。しかし、森のピアノの環境をイメージすることでようやく阿字野壮介から合格をもらった一ノ瀬海は取引をする約束をコンクール出場ということで承諾せざるを得ない状況下に置かれた。

 

#2 感想

オープニングテーマのタイトルが「海へ」。一ノ瀬怜子が憧れている海、ショパンに感動した一ノ瀬海、練習曲10-1が滝と別名を持つこと、それらが組み合わさって、滝から流れ落ちる水が川となり海へと注がれていくようす。

ピアノのソロへオーケストラが重なり、クライマックスでは大きな波のような感じ。海へ近づくにつれて左手がオーケストラを凌ぐ感じでベースとなり、オーケストラの音が波を表現、アニメ映像のバックグラウンドとして意図した演出なのかもしれないです。

曲を単独で聴くと右手の音が波にもまれている部分がちょっともったいない気がします。

S・AJINO

普通のピアノと森のピアノの違いを考えてみました。

森のピアノはもしかしたら打鍵したときの、ハンマーが弦に触れるまでの遊びが大きいのかなとも思ったり。つまり指を乗せただけでは音がでないし、通常よりも深い位置で初めて音の出る状態になり、ということは普通ピアノよりも範囲の狭い中で音を作らなくてはいけない。

しっかりと深く指をおろさないと弾くことができないピアノ。ついでにハンマーも重いのかもしれません。

と、(あくまでも)仮定して、普段そういう弾き方をしていれば森のピアノでは子犬のワルツは指が回らなくなるし、普通ピアノでは当然軽すぎる鍵盤をいつもの通りに深く押そうとするとタイミングが合わなくなる。打鍵をコントロールすることを阿字野壮介は教えたかったのかもしれません。

そこが森のピアノを禁止にした理由なのかも。

演奏に表れる感情

阿字野壮介は右手に比べて左手は半分の速度でいいからちゃんと一ノ瀬海に聴かせることができる曲で、かつて自分のピアノだった一ノ瀬海の森のピアノの特徴を知ってるから、普通ピアノとの違いが分かりやすい曲を選んだということかもしれないです。

雨宮修平は自分で認識しているんだかしていないんだか、阿字野壮介に選ばれなかったことが心のどこかでわだかまりとなっているらしく、練習中も険しい顔をしています。どちらかというと、負の感情は表現しやすいと思います。表現しやすいというより、出てしまうと言った方がいいかも。馬場綾乃さんは、そこのところちゃんと弾きわけているように思いました。

一ノ瀬海が曲を聴いているときの雰囲気って、聴いているというより感じているように見えます。音の海に漂っている感じです。

阿字野壮介がコンクールのポスターを見ているときに流れている曲の演奏がとても素敵。

もしかして大人の一ノ瀬海?

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