こちらの記事では「獣になれない私たち」のあらすじネタバレ感想第2話について紹介します。
ひっきー
凛子
獣になれない私たち2話のあらすじとネタバレ感想
鐘の音が聞こえる…らしい?!
会社でボロ雑巾のようにこき使われていた晶(新垣結衣)は、ごついブーツに奇抜な服装、サングラスをして、社長の九十九(山内圭哉)に業務改善の要求を訴えました。
晶は、九十九の出張明けに返答するとの約束を取り付けることに成功し,その間、晶は有給をとるよう言われました。
一方、根元恒星(松田龍平)の事務所には、初対面の会社社長、勝俣(八嶋智人)の姿が。
勝俣は、粉飾した税務申告書に税理士として判子を押してくれと頼みに来たのでした。
恒星は、不正はやらない!とそれを断り、勝俣を事務所から追い出したのでした。
その晩、クラフトビールバー5Sstapで、また出くわした二人。
服装を変え、上司に業務内容改善要求をしたが、周りの同僚には夏休み明けのグレた中学生扱いされたという話を、マスターと恒星に話しました。
恒星に、呉羽(菊地凛子)と同じブーツを履いてるの分かりませんか?と聞く晶ですが、恒星は、気づかなかったと言いました。
そこに近所のラーメン屋の店員がやってきて、晶を一目見て、恋をしたと言います。
「恋は落ちるものだからね」というマスターに、晶は、一目ぼれもしたことないので、それが分からないと言います。
「呉羽が、恋に落ちた瞬間に鐘の音が聞こえたと言っていた。」と話す恒星。
「どんな音なんだろう?」と思う晶でした。
凛子
僕の女神
翌朝、有休消化中の晶は、同僚の松任谷(伊藤沙莉)の電話に起こされました。
新人営業の上野(犬飼貴丈)が大事な契約書を持ったまま、会社を2日連続で無断欠勤しているというのです。
結局、出社した晶が、上野の自宅に契約書をとりに行くことになってしまいました。
上野のアパートに行き、話を聞いて諭す晶に、上野は「深海さんのこと好きになってもいいですか?会社に行く活力がほしいんです。」と言ってきました。
翌朝、また松任谷の電話で起こされた晶。
上野が出社し、契約書を先方へ持っていったといい「深海さん、どんな手を使ったんですか?そういや上野、深海さんは、今日から僕の女神だって言ってました。」休みの朝から、やれやれの報告を受けた晶でした。
凛子
ひっきー
出会った頃の京谷と晶
その夕方、晶は、京谷(田中圭)の勤める会社のバーベキューパーティーに参加していました。
京谷の会社の元派遣社員で、そこでも働き者だった晶はバーベキューでもみんなの人気者でした。
晶は、京谷と出会った6年前のことを思い出します。
飲み会でみんなに気を使う晶をかばってくれたり、会社では晶の仕事ぶりを社内でアピールし、正社員になれるよう働きかけてくれました。
飲みに行くようになった晶と京谷は、互いの彼氏彼女の不満を打ち明けたり、仕事のことを熱く語ったり、段々と距離が縮まっていき、敬語を使わなくなりました。
京谷の当時の彼女は、仕事を辞めたいけど貯金がないと言うので、京谷のマンションに住まわせ、転職の後押しをしたのだが、新しい就職先の面接をすっぽかしたり、次の就職が見つからない状態だと言い、晶の当時の彼氏もまた仕事を辞めたという話をしたり。
そんな中、晶は派遣契約の満期を迎え、京谷の会社を退職することに。
晶は、働きぶりを認められ、上司の紹介で今の会社で正社員として働くことになったのでした。
晶の送別会の帰り、二人きりになった京谷と晶は、雨の中キスをします。
ひっきー
凛子
思い出にふけっていた晶と京谷に、後輩が話しかけてきました。
「長く付き合って同棲までしてるのに、なんで結婚しないんですか?」
京谷のマンションで今も一緒に暮らしているのは、元カノの朱里(黒木華)ですが、後輩は、以前京谷が「同居人が電気代を使いすぎる。」と愚痴っていたので、恋人である晶のことだと思い込んでいたのです。
晶はうまく話を合わせました。
ふいにブーツにタレをかけられて汚れてしまい、晶はみんなの輪から抜け出すと、京谷が追ってきて、「俺をかばって、みんなの前で嘘つかせたこと、ずっと待たせてこと、ごめん。」と言いました。
「他の人、好きになりたい。」という晶を、京谷は抱きしめたのでした。
その場しのぎの同情をしない恒星
税務関係の書類の件で、呉羽の仕事場に現れた恒星。
呉羽にファンがいると言い、そのファンからの質問で、例の鐘の音はどんな音なのか?と聞きました。
「世界がパーッと明るくなって、鐘の音が響き渡る!聖アンドレ教会の鐘の音!」と呉羽は答えました。
「俺の時は?」と聞く恒星に呉羽は、「鳴ってないね。そういえば。でも恒星のことは好きだったよ。じゃあね。」と言って去って行きました。
ひっきー
京谷は、朱里に「引っ越し代は出すし、一か月分の家賃は出すからここ出て行ってくれ。」と言いました。
朱里は「それから先は?」と言い
「仕事決まるまで住んでもいいって言ったの京ちゃんじゃん。京ちゃんが来いって言わなかったら会社辞めてなかった。勝手すぎる。」と声を荒げ、それから京谷は何も言えませんでした。
凛子
夜、恒星が事務所に帰っていると、また勝俣が現れ、家族のためにどうしても会社を残したいので判子を押してくれと土下座するのでした。
全く取り合おうとしない恒星。
そこに偶然出くわした晶は、「土下座したくてする人なんかいません。」と思わず勝俣をかばいます。
恒星は、「同情で引き受けて裁判沙汰になったら責任とれるんですか?」と言いました。
恒星は勝俣に、「不正をしないと残せない会社なんてつぶした方がいい。会社たたむ手伝いならしますから。」と言い、立ち去る恒星。
晶は、勝俣のことが気になりましたが恒星に「そのおっさんの人生相談に乗るつもり?」と言われ、勝俣を気にしつつも一緒に去って行きました。
別れ際に、恒星は呉羽に聞いた鐘の音は、聖アンドレ教会の鐘だと晶に話しました。
教会の鐘の音を聞きに行く二人
翌日、恒星と晶は、二人で鐘の音を確かめるために、聖アンドレ教会の前まで訪れましたが、時間になっても鐘はなりませんでした。
恒星がその場で電話して、鐘について聞くと、周辺住民からうるさいと苦情がきて、今は日曜の礼拝と、特別な時にしか鐘を鳴らしていないということが判明しました。
残念がっていると、街に夕方5時を知らせるチャイムが鳴りました。
「これじゃないですよね」と二人は顔を見合わせました。
その夜、5Sstapで、恒星と晶は、呉羽に今日のことを報告すると、
「聞きに行ったの?教会まで!?」
「そうやって頭で考えるからダメなの。イメージだよ。イメージ!二人とも馬鹿だね。」
と笑い飛ばされました。
社長の返答
翌日、3日間の有休明けで出社した晶。
出張から帰った社長の九十九は、晶に本来の業務以外の仕事をやらせていたことを反省したといい、
「深海晶を、営業部の特別チーフクリエイターに昇進や!」と言い、業務内容改善の件について晶が聞くと、「臨機応変にやっていくわ」と言いました。
ひっきー
一方、恒星の事務所の方には、また勝俣が訪れていました。
恒星は、破産以外にも、会社を再生する方法があることを説明し、勝俣は恒星にお礼を言いいました。
そして勝俣は恒星に
「でも、聞いてた話とは違ったな。ここに来れば、どんなにブラックな書類にもハンコ押してくれるって聞いたもんだから・・・。」と言いました。
勝俣が帰った後、一人の男が恒星の事務所を訪れました。
その男は恒星に300万円の札束が入った封筒を渡し、「今年もよろしくお願いしますよ。」と言いました。
恒星は「あはは、安っ。」と最初笑いましたが、すぐに真顔で「どうしましょうねぇ…」と言うのでした。
まとめ
意を決して上司に業務改善を要求した晶でしたが、うまくごまかされて振り出しにもどってしまいましたね。
京谷と晶の出会いの回想シーンはキュンキュンでしたが、二人は似た者同士なのか、他人へ意見を押し通すことが出来ず中途半端なままですね。
晶はまだ未婚なのに、長い不倫の恋に苦しんでいるかのように見えました。
そういう面では、他人から嫌われたとしても、責任取れないようなヘタな同情はしないというような恒星が、晶には新鮮に見えるのでしょうか。
なにはともあれ、行くところ行くところでモテモテな晶。
いつのまにか教会の鐘を聞きに、あまり親しくもない男性と二人でデートも余裕ですね。
恒星にブラックなつながりがあるのか?!
次回の展開も楽しみです!
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