ピアニストである高木竜馬さんは、TVアニメ、ピアノの森に登場する雨宮修平の演奏を担当します。
音楽一家に育った髙木竜馬さんが、音楽一家に育った雨宮修平の演奏をどう表現するのかとても楽しみです。
アニメピアノの森放送開始まであと少し。
いよいよカウントダウンが始まります。
この度 NHK総合テレビ でアニメ化されます『ピアノの森』の、雨宮修平のピアノ演奏を担当することとなりました。
「音楽は、こんなにも愉しい!」ということを教えてくれる原作の大ファンとして、このように作品に携われることが光栄です。
4月8日(日)24時10分から放送開始です!#ピアノの森 pic.twitter.com/o7gkIBjTnp— 高木 竜馬 (@Ryomatakagi) March 5, 2018
雨宮修平のキャラクター設定
雨宮修平が一ノ瀬海の通う小学校に転校してきます。
音楽一家に生まれた雨宮修平は、転校生のあいさつとしてピアニストになることが夢だと自己紹介しています。
ストーリー全般をとおしては、雨宮修平もショパンコンクールに向けて研鑽を積んでいくわけですが、一ノ瀬海を越えることができないでいるようです。
ピアノの世界だけに限ったことではないのですが、良い競争相手がいれば自分を磨くことの助けになります。
雨宮修平は一ノ瀬海を良きライバルとしてみているのですが、逆に一ノ瀬海からは相手にされていないという設定のようです。
参考:Wikipedia ピアノの森
髙木竜馬さんのプロフィール
髙木竜馬さんは1992年に生まれた、今年26歳(平成30年現在)のピアニストです。
ピアノを始めたのはわずか2歳のときだといいます。髙木竜馬さんのお母さんから指導を受けたのだとか。
そして、7歳からは故エレーナ・アシュケナージに指導を受けたそうです。
髙木竜馬(たかぎ りょうま)
2018年1月23日
第1回日本チャイコフスキーコンクール、モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル、第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”、キエフ第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで各々優勝。
若手登竜門としてつとに知られる第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第1位に輝く。
また、一世紀を超える伝統をもつウィーンの第38回エレーナ・ロンブロ-シュテパノウコンクールで第1位。
昨年は、チャイコフスキー国際コンクールやエリザベート王妃国際コンクールの覇者を輩出した第26回ローマ国際ピアノコンクールにて優勝を飾る。
受賞者記念演奏会の模様が、イタリアのテレビ放送局『テレパス』からイタリア全土に放送され好評を博す。
今後は、ヨーロッパ各地及び日本において50回に及ぶリサイタルが予定されている。
髙木竜馬さんの演奏
髙木竜馬さんを紹介するサイトを見てみると、たくさんの指導者に恵まれていたような印象を受けます。
他のピアニストもそうなのかも知れないですが、記載されていないだけなのか、髙木竜馬さんのプロフィールにあるピアノの指導者の数が多いことが目につきました。
残念なことに生の演奏を聞いたことはないのですが、ネット上で聴くことのできる演奏を聴いてみると、髙木竜馬さんのピアノ演奏は、何というか、辞書で言うと広辞苑とでも言えるのかもしれません。
自宅で作業をしながらネット上の演奏を聴くことは、極上のピアノ演奏を流していることになります。何という贅沢ができるのでしょうか。
音楽一家に育ったということで、お母さんの体内にいる時からピアノを聴いていたはずです。
たくさんの指導者にも恵まれています。
中には指導の方法がまったく違う先生もいたと想像できます。
同じ曲についての指導で正反対の解釈をする指導者もいたと考えられます。
髙木竜馬さんの演奏からは、そういった全てのものを集大成したこれがクラシックピアノだ、というような教本のような完成度を感じました。
安心して聴くことのできる演奏スタイルが、数々のコンクールで良い成績を収めてきたことの証と言えるかもしれません。
全ての動画を見ていないのですが、『第21回江副記念財団リクルートスカラシップコンサート 髙木竜馬(pf)』の中でバラキレフの東洋風幻想曲「イスラメイ」を弾いている髙木竜馬さんは演奏中には指先にとても高い意識を集中しているように見えました。
弾き終わったときには呼吸が乱れていたほどのダイナミックさでした。
まとめ
『ピアニスト高木竜馬が魅せる、卓越したテクニックに裏打ちされた豊かな表現力の煌めき』というタイトルで記事があります。髙木竜馬さんの演奏についてのコンセプトなどを知ることができます。
凛子
放送スケジュール
日時:日曜日24:10から(関西では24:50から)
放送局:NHK総合テレビ
※スケジュール変更の可能性もあります。
ひっきー
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