今回ご紹介する映画は、ホラー映画にしてNo.1の大ヒットを記録した2017年の映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」です。
ひっきー
凛子
それでは、本作について詳しくご紹介します。
作品情報
あらすじ
一見、平和で静かな田舎町を恐怖が覆い尽くす。
子供の失踪事件が多発していたのだ。
内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。
悲しみに暮れ、行方不明の弟を案じるビルの前に、“それ”は突然現れる。
“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。
しかし、得体の知れない恐怖を抱える事になったのは、彼だけではなかった…
(出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/itthemovie/)
キャスト・監督
監督:アンディ・ムスキエティ
ビル:ジェイデン・リーバハー
ペニーワイズ:ビル・スカルスガルド
ジョージー:ジャクソン・ロバート・スコット
ベン:ジェレミー・レイ・テイラー
ベバリー:ソフィア・リリス
リッチー:フィン・ウォルフハード
スタン:ワイアット・オレフ
マイク:チョーズン・ジェイコブズ
エディ:ジャック・ディラン・グレイザー
ヘンリー:ニコラス・ハミルトン
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=361609)
ネタバレ感想
ホラー映画というよりも、青春映画色が強かった印象を受けました!
舞台は1988年のメイン州デリー。
13歳の少年ビルは、7歳の弟ジョージーに紙でできたボートを作ってあげます。
喜んだジョージーは、大雨の中ボートを水溜りの浮かべて後を追っていましたが、ボートが排水口の中に落ちてしまいます。
ビルに怒られると不安になったジョージーが排水溝を覗き込むと、そこには2つの目玉を怪しく光らせたピエロがいました。
もったいぶらずに開始5分でitが出てきて、一気に引き込まれた素晴らしい始まりでした。
ピエロは自分をペニーワイズと名乗り、ボートを返してあげるから手を出してとジョージーに言います。
恐る恐るジョージーが手を伸ばした途端、ペニーワイズが大きな口を開けジョージーの腕を食いちぎります。
なんとかその場から逃げようとするジョージーでしたが、排水口の中に引きずり込まれ姿が見えなくなりました。
ジョージーが連れ去られて1年が経過した6月。
弟が行方不明になったままのビルの学校は夏休みを迎えていました。
ビルの友達は、ジョークがキツくおしゃべりなリッチー、ユダヤ人のスタンリー、過保護の母を持ち潔癖症のエディ。
不良のヘンリーたちにいじめられる負け犬(ルーザー)仲間です。
いじめられているのは、彼らだけではありませんでした。
転校してきたばかりのベンもヘンリーに目をつけられ、友達ができずに1人で図書館に籠もる日々。
アフリカ系の少年マイクも、ヘンリーにいじめられていました。
美人のベバリーも他の女生徒にいじめられ、父親から性的暴行を受けていました。
ある日ビル、リッチー、スタンリー、エディの4人が下水道を探検し、ジョージーの行方を探すことにしました。
ジョージーを見つける手がかりはありませんでしたが、ヘンリーに追われていたベンと遭遇し、ルーザーズに加わります。
その後、べバリーとマイクもルーザーズに仲間入り。
この頃から彼らの周りで、大人には見えない不気味な幻影を見るようになります。
図書館で町の歴史を調べていたベンは、子供失踪や災害が27年置きに起きていることを仲間に伝えます。
ペニーワイズが自分たちを狙っていると確信したビルは仲間と共に町の下水道と繋がる井戸のある家に行くことを決意。
勇気を持って家に侵入した彼らでしたが、ペニーワイズに襲われ、エディは腕を骨折。
言い出しっぺのビルが、ベバリー以外のみんなに責められ、仲間割れしてしまいます。
仲間割れしたまま8月を迎えたある日、ベバリーは父親への不満が爆発し、父親を殴り殺してしまいました。
その直後にペニーワイズが現れ、ベバリーを連れ去りました。
ベバリーがいなくなったことに気付いたビルは、ルーザーズを招集。
井戸の中に入ってベバリーを探す彼らは、行方不明の子供たちと中に浮かぶベバリーを発見。
意識が戻らないベバリーはベンにキスをされて、目を覚まします。
子供たちは力を合わせてペニーワイズと闘います。
なかなかペニーワイズを倒せない彼らでしたが、決して諦めることなく怖がりもしませんでした。
子供たちに芽生える恐怖を餌にしているペニーワイズにとっては致命傷。
怖がらずに立ち向かってくる子供たちに懲りたペニーワイズは、井戸の奥へ消えていきました。
ペニーワイズが死んだのか分からない彼らは、もしまた町に現れたらこの町に戻ってくると誓い合います。
血の誓いを立てた彼らは、itを通して固い友情で結ばれたのでした。
ココが見どころ
ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルド。
素顔を見る限り、イケメンで28歳の若手俳優です。
ペニーワイズの影も形もありません。
本当にビルが演じていたなんて信じられないくらいの特殊メイクと演技力でした!
まとめ
itの存在はあくまで副次的なもので、子供たちの成長や、冒険、青春を描いた映画でした!
2019年公開予定の続編が楽しみです!
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