今回ご紹介する映画は、2017年に公開されたウディ・アレン監督の映画「カフェ・ソサエティ」です!
ひっきー
凛子
それでは本作について詳しくご紹介します。
作品情報
あらすじ
もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。
漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーがハリウッドを訪れる。
時は1930年代、この華やかなりし映画の都には、全米から明日の成功をめざす人々が集まり、熱気に満ちていた。
映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ”愛称ヴォニー”の美しさに心を奪われる。
ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。
ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいたことに……。
(出典:http://www.longride.jp/movie-cafesociety/story.php)
キャスト・監督
監督・脚本:ウディ・アレン
ボビー:ジェシー・アイゼンバーグ
ヴォニー:クリステン・スチュワート
ヴェロニカ:ブレイク・ライブリー
フィル:スティーブ・カレル
(出典:http://www.longride.jp/movie-cafesociety/story.php)
ネタバレ感想
恋愛の甘さとほろ苦さを味わうことのできる映画でした!
映画の舞台は、1930年代後半のハリウッド黄金期。
ハリウッドの大物エージェントとして地位を築き上げてきたスティーブ・カレル演じるフィルの元に、ニューヨークに住む甥っ子のボビーが仕事を求めてやって来ます。
ボビーを演じたのは、ジェシー・アイゼンバーグ。
平凡な青年から華やかな世界に染まる男を見事に演じきっていました。
叔父から雑用係の仕事をもらい、フィルの秘書であるヴォニーに土地勘のないハリウッドを案内してもらうことになったボビー。
華やかなハリウッドに染まらずにいるヴォニーに強く惹かれたボビーでしたが、ヴォニーには彼氏がいました。
その彼氏は旅に出ているジャーナリストだと話すヴォニー。
しかしそれは嘘で、本当の恋人は年齢のかけ離れたフィル。
フィルには25年連れ添った仲のいい妻がいましたが、その妻と離婚して一緒になりたいとヴォニーに話します。
ヴォニーはフィルの愛情に歓喜しますが、直前になって離婚はできないと別れを告げられます。
悲しみにくれるヴォニーでしたが、いつも側にいてくれ愛情を注いでくれるボビーに惹かれるようになります。
ボビーから結婚してニューヨークに住もうと告げられたヴォニー。
ちょうどその時、フィルから妻と別れるから結婚してくれと改めて言われます。
タイミング悪く、ボビーはヴォニーの元彼が叔父だったことに気付いてしまいます。
2人の男に結婚を言い寄られたヴォニーの選んだ相手は、、、フィルでした。
失恋して深く傷ついたボビーはニューヨークに戻り、兄が経営していたナイトクラブの支配人を勤めることになります。
有名なモデルや政治家たちが足繁く通うほどのナイトクラブとなったお店に、ブレイク・ライブリー演じるヴェロニカが店に訪れます。
彼女は夫に浮気され離婚したばかり。
ボビーの積極的なアプローチにヴェロニカも惹かれていき、ヴェロニカの妊娠発覚をきっかけに結婚。
仕事も家庭も充実していたボビーのもとに、ある日ヴォニーとフィルがナイトクラブを訪問。
ハリウッドにすっかり染まったヴォニーを見てがっかりするボビーでしたが、多忙なフィルの代わりにヴォニーをニューヨーク案内に連れ出すうちに、かつての恋心を思い出していきます。
2人きりで話す中、ボビーはヴォニーの夢を、ヴォニーはボビーの夢を時々見ていると語り合います。
お互いのことが忘れられないと確認し合った2人は、キスを交わします。
しかし、2人には結婚相手がいるので一線は越えないまま。
そして、色んなことが起きた1年が終わる新年のカウントダウン。
ボビーはヴェロニカと、ヴォニーはフィルと、それぞれ別の場所のパーティーで年を越した2人。
お互いに愛する人と年を越せた幸せな瞬間であるはずなのに、どこか物憂げで心ここにあらず。
2人の関係は昔のように恋人同士に戻れませんが、それでも相手のことを思わずにいられないボビーとヴォニーでした。
大人の恋愛をリアルに描いていて、印象に残るラストでした!
ココが見どころ
ウディ・アレン映画は毎回そうですが、衣装やセットが素晴らしいです。
シャネルが全面協力した衣装やジュエリー、メイク道具。
画面を美しくハイセンスなファッションで彩ってくれます。
しかも、それらを身につけているのはブレイク・ライブリーとクリステン・スチュワート。
まるでファッション雑誌を眺めているかのようなカッコよさと美しさでした!
まとめ
お互いに結婚し幸せを手に入れても、時々夢を見るほど忘れられない存在。
大人の恋愛の複雑さをウディ・アレンが洒落っ気たっぷりに描いた作品でした!
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