映画ガール・オン・ザ・トレイン|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・・

今回ご紹介する映画は、2016年に公開されたテイト・テイラー監督の「ガール・オン・ザ・トレイン」です。

主演を演じたエミリー・ブラントのアル中演技が事件の真相をうやむやにして最後まで楽しめた!

ひっきー

凛子

個性の異なる3人の女優の演技が良かったね!

それでは本作について詳しくご紹介します。

作品情報

あらすじ

愛する夫トムと離婚し、友人の家に居候しているレイチェル。

未だに心の傷は癒えず、アルコールが手放せない彼女は、通勤電車から見える一軒の家に住む“理想の夫婦”の姿に慰めを見出していた。

その家の近くには、かつて彼女がトムと暮らしていた家もあった。

今はそこに、トムは新たな妻アナと生まれたばかりの娘と住んでいた。

そんなある日、いつものように車窓から“理想の夫婦”を眺めようとしたレイチェルは、思いがけず妻の不倫現場を目撃してしまう。

激しいショックで混乱するレイチェルは、思わずその家へと向かう。

ところが、途中から記憶を失い、気づいたときには自分の部屋で血を流して倒れていた。

その後、彼女が理想の妻と思っていた女性メガンが行方不明になったことを知るレイチェルだったが…。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=358137)

キャスト・監督

監督:テイト・テイラー

レイチェル:エミリー・ブラント

アナ:レベッカ・ファーガソン

メガン:ヘイリー・ベネット

トム:ジャスティン・セロー

スコット:ルーク・エヴァンス

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=358137)

ネタバレ感想

世界50カ国で翻訳された小説の映画化だけあって、最後まで犯人が誰なのか分からないミステリー映画でした!

アル中が原因で夫のトムと離婚することになり、友人のキャシーと同居しているレイチェル。

毎朝キャシーには広告会社に出勤するフリをして外出しますが、会社はすでに辞めており毎日電車に乗って過ごす生活をしていました。

レイチェルの日課は電車の車窓から元夫トムの生活やご近所だったヒップウェル夫婦を覗き見ること。

レイチェルが夫と離婚したのは、なかなか妊娠しなかったからです。

その焦りからお酒に逃げるようになり、暴れて記憶を失うほどのアル中になっていました。

さらにトムの上司が開いた立食パーティーで、レイチェルはトムの上司を罵ったためトムは解雇されてしまいます。

トムはレイチェルに失望し、アナという女性と浮気するようになりアナが妊娠。

レイチェルと別れたトムは、レイチェルと暮らしていた家を引っ越さずにアナと結婚します。

レイチェルはいつものようにヒップウェル夫妻の家を車窓から見ていると、妻のメガンが夫のスコットではない男性とポーチで抱き合っているのを目撃。

憧れの夫婦として観察していたレイチェルはショックで深く傷つき、電車の中でもお酒を飲み、勢いでヒップウェル夫婦の家がある最寄り駅で下車します。

メガンに文句を言うために家へ向かおうとしましたが、アル中の症状が出て途中で意識を失ってしまいました。

目が冷めたレイチェルは自宅に戻っており、頭から血を流していました。

その後、レイチェルのもとにライリー刑事が訪ねてきて、メガンが失踪していることを聞かされます。

メガンが失踪したのは、レイチェルが意識を失った日と同日。

近所での聞き込み調査からライリー刑事はレイチェルが事件に関与しているのではないかと疑っていましたが、レイチェルは記憶を取り戻すことができませんでした。

レイチェルは、妻のメガンを探していた夫のスコットに近づき、メガンの友人のフリをして彼女の不倫を目撃したと告白。

レイチェルから不倫相手の特徴を聞いたスコットは、メガンの精神科医アブディク医師が不倫相手であると突き止めました。

スコットの証言でアブディク医師は警察に連行されますが、すぐに釈放。

レイチェルの前に現れたスコットは、アブディック医師の供述のせいで自分に容疑がかけられていると相談。

どうやらメガンは夫の攻撃的で束縛する態度をアブディク医師に相談していたようです。

さらにメガンは、アブディク医師に10代の頃に付き合っていた彼氏との間に子供を産んでいましたが、自分の不注意で赤ちゃんを溺死させてしまったことを告白していました。

そして、メガンは妊娠の発覚をアブディク医師にだけ告げていました。

数日後、メガンの遺体が森で発見されます。

検死の結果、お腹の子供はスコットでもアブディク医師でもありませんでした。

レイチェルは必死で記憶を取り戻そうとしますが、肝心の部分が思い出せません。

そんな時、かつてのトムの上司でレイチェルが罵倒したマーサに偶然出会ったレイチェルは、パーティーでの失態を謝罪します。

するとマーサは、レイチェルは暴れておらず気分が悪くて眠っていただけだと告げられます。

トムをクビにしたのは、会社の女性たちに手を出して女癖が悪かったからだと衝撃の事実を告げられます。

トムはアナと再婚した後も、ベビーシッターとして雇っていたメガンと浮気していました。

そして、レイチェルは記憶を取り戻します。

事件当日トムの車に乗ろうとするメガンを目撃したレイチェルは、トムに頭を殴られ意識を失います。

メガンとトムはレイチェルを残して森へ移動し、メガンはトムとの子供を妊娠したと告白。

堕胎しろと言うトムに対し、一度子供を溺死させたメガンは拒否します。

トムはメガンを突き飛ばし石で顔面を殴って殺してしまいました。

アナと赤ちゃんを助けるためにレイチェルはトムの家に行きますが、殴られ追いかけられます。

レイチェルは正当防衛でコルク抜きをトムの首に刺しました。

トムの浮気と殺害を知ったアナも、そのコルク抜きをさらに深く押し込むのでした。

2人は警察から事情聴取を受けますが、正当防衛と判断され釈放。

レイチェルは、今回の事件でメガンとアナと繋がっていると固い絆を感じるのでした。

ココが見どころ

エミリー・ブラントのアル中演技がこの映画には欠かせないポイントです。

だらしなくて記憶が曖昧で最初は嫌悪感を抱いてしまいましたが、このアル中演技が事件の真相を不明瞭にする重要な設定です。

まとめ

終盤になるまで、アル中のレイチェルが犯人だと思っていました!

最後のどんでん返しの展開が面白い作品でした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です