映画127時間|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・・

今回ご紹介する映画は、2011年に公開されたダニー・ボイル監督の「127時間」です。

一歩間違えたら代わり映えしない映像を、ダニー・ボイル監督らしいスタイリッシュでポップな音楽のおかげで最後まで楽しめた!

ひっきー

凛子

実話なのが信じられないくらい最後の展開にはヒヤヒヤしたよ!

それでは本作について詳しくご紹介します。

作品情報

あらすじ

ある日、27歳の青年アーロンは一人でロッククライミングを楽しむため、庭のように慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへと向かった。

美しい景観の中で様々な遊びに興じて大自然を満喫するアーロン。

ところが、ふとしたアクシデントから、大きな落石に右腕を挟まれ、谷底で身動きがとれなくなってしまう。

そこは誰も寄りつかない荒野の真ん中。

おまけに彼は行き先を誰にも告げずに出てきてしまった。

絶望的な状況と自覚しながらも冷静さを失わず、ここから抜け出す方法を懸命に模索するアーロン。

しかし無情にも時間ばかりが過ぎていき、彼の強靱な体力と精神力もいよいよ限界を迎えようとしていた。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338510)

キャスト・監督

監督:ダニー・ボイル

アーロン:ジェームズ・フランコ

ミーガン:アンバー・タンブリン

クリスティ:ケイト・マーラ

ソニア:リジー・キャプラン

ラナ:クレマンス・ポエジー

アーロンの母:ケイト・バートン

アーロンの父:トリート・ウィリアムズ

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338510)

ネタバレ感想

フィクションだと思っていたら最後に実話だと知らされ、生き延びるために衝撃の選択を下した主人公に脱帽してしまう作品でした。

スリリングを求める登山家のアーロンは、妹と母からの電話をいつものように無視して、ユタ州にあるキャニオンランズ国立公園へ出かけます。

冒険先を家族に言うと心配されてしまうので、毎度のように今回も誰にも言っていません。

日が昇ると自転車に乗り換えて数十キロ走り、その後は徒歩で目的地を目指していたところ、道に迷っている2人の女性、クリスティとミーガンに出会います。

ガイドを買って出たアーロンは2人にとっておきの秘境を案内します。

そこは狭い渓谷を降りた場所にある巨大な水場。

3人はその水場に何度も飛び込んでアーロンの持ってきたビデオカメラで撮影し、楽しいひと時を過ごします。

別れ際翌日のパーティーに誘われたアーロンは、参加することを約束して別れを告げます。

1人になったアーロンは、目的地のブルー・ジョン・キャニオンでキャオ人を楽しんでいました。

そこで彼の人生を左右する事件が起きます。

ぐらついた岩を掴んだアーロンは大きな岩と一緒に滑落してしまいます。

そしてアーロンの右手が落ちてきた岩と壁の間に挟まれてしまいました。

身動きが取れないアーロンは大声で助けを求めますが、周りには誰もいません。

自分の持ってきた荷物を全てリュックから出し、使えそうな中国製の万能ナイフで岩を削ろうとしますが、安物のため岩を簡単に削れるほどの鋭さはありません。

持ってきている食料はわずかで、水はボトル1本分のみ。

万能ナイフで地道に削っていくにつれ、岩の重みが右腕にのしかかっていきます。

岩を削る行為を諦めたアーロンは、万能ナイフで自分の右腕を切り落とそうとナイフを滑らせますが、切れ味の悪いナイフは皮膚すら切ることができませんでした。

時間が経過していくにつれ憔悴していくアーロンは、ナイフを腕に突き刺しますが、骨までは砕くことはできません。

そして、持っていた水を全て飲みきった彼は、万が一の時のために貯めていた自分の尿を飲んでしまいます。

次第に衰退していき過去の彼女の幻覚を見たり、自分の家族のことを夢に見るようになるアーロン。

自分の死期が近いと思っていましたが、アーロンはまだ生きていました。

そこで、残っている力を振り絞り右腕を強く紐で縛ったアーロンは腕の骨を折り、強烈な痛みと闘いながらナイフで少しずつ肉を切り裂いて行きます。

このシーンは直視できないほどのグロさと痛さがひしひしと伝わってくる衝撃シーンでした。

意識を失わないように自分を叱咤激励しながら、アーロンはついに右腕の肘から下を切断します。

右腕を切断しても周りには誰もいません。

アーロンは右腕をぐるぐる巻きにして、人のいそうな場所まで自分の足で歩いて行きます。

しばらく歩いていると、運良く家族連れに遭遇。

彼らから水をもらい、ヘリで現れた救助隊に助けてもらいます。

アーロンは事件から3年後、結婚し子供を授かります。

右腕を失った後も、旅人としてスリリングな冒険を続けているようです。

事件後に変わったことといえば、冒険に出かける際は必ず行き先を記したメモを残すことでした。

ココが見どころ

最後の最後に、アーロン・ラルストン本人が登場しています!

本人の笑顔を見るとホッと安心させられると同時に、観ていた映像が事実だったことに驚愕してしまいます。

右腕を失うほどの痛い目に遭っても、冒険を続けるアーロンのクレイジーさがとにかく凄いです!

まとめ

右腕切断シーンは、痛さが伝わってくるほど生々しく痛々しい映像でした。

自分で自分の腕を切断して生き残ったアーロンの精神力に感服します!

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