映画 パンズ・ラビリンス|あらすじとネタバレ感想!パンの正体は・・

第90回アカデミー賞作品賞を受賞した「シェイプオブウォーター」の監督である、ギレルモ・デル・トロ作品といえばこちら!

このパンズ・ラビリンスで一躍有名になったことは多く知られているかと思います。

改めてこの作品を振り返ってみましょう!

凛子

まだ観ていない人は、下記を参考に是非観てみて下さいね♪

作品情報

あらすじ

内戦で仕立て屋の父親を亡くした少女オフェリア。

彼女は妊娠中の母親と共に、再婚相手であり独裁政権の陸軍で大尉を務めるヴィダルに引き取られ、森の中にある軍の砦に移り住む。

レジスタンス掃討を指揮する冷酷なヴィダルは、生まれくる自分の子だけを気にかけ、母親も大尉の意向ばかりをうかがうため、オフェリアは顧みられない。

砦での暮らしはオフェリアにとって重苦しいものとなっていき、彼女の心は本の中にある妖精やおとぎ話の世界へ引き込まれていく。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

キャスト・監督

イバナ・バケロ(オフェリア)

2004年パコ・プラザ監督のホラー映画「Romasanta」でデビュー。

ブライアン・ユズナ監督のSFホラー「ターミネーター2018」(2004年)やジャウマ・バラゲロ監督「機械じかけの小児病棟」(2005年)に出演。

2007年ギレルモ・デル・トロ監督「パンズ・ラビリンス」に主演、愛らしく勇敢な主人公を演じ、一躍注目を集める。演技力に定評がある。

2010年公開のケビン・コスナー主役『ネスト』にも出演した。

(出典:https://kotobank.jp/word/)


ダグ・ジョーンズ(パン)

インディアナ州インディアナポリス出身。ボールステイト大学在学中からパントマイムを始め、地元の劇団に参加。

1985年にロサンゼルスに移り、1990年から多くのテレビ・映画に出演している。

1997年の『ミミック』以降はギレルモ・デル・トロ作品の常連となり、『ヘルボーイ』シリーズ2作にも登場している。

2017年の『シェイプオブウォーター』の半魚人役でまた注目を浴びた。


セルジ・ロペス(ヴィダル)

スペイン人であるが、フランスで演技を学ぶ。
1992年、マニュエル・ポワリエの「アントニオの恋人」でフランス映画界に主演デビュー。

面倒見のいい男性を好演して、有望な若手に贈られる1993年ミシェル・シモン賞に選ばれる。

以来、同監督の作品には欠かせない存在となり、主演、ゲスト、カメオと大小問わず出演。特に『ニノの空』の成功でセザール賞有望若手男優賞にノミネート。

一躍、世界的に名を知らしめる。


ギレルモ・デル・トロ(監督・脚本)

10代のはじめから映画に興味を持ち、『エクソシスト』の特殊メイクを手がけたディック・スミスに直接手紙を送っている。

メキシコ国立自治大学付属映画学校で学んだ後にスミスの元で学び、メキシコに帰国後特殊メイク・造形の会社を立ち上げ10年以上特殊メイクに関わった。

29歳の時からは本格的に映画監督にも乗り出す。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

ネタバレ感想

多数の賞を受賞し、2006年度の映画トップ10に選出されるなど高評価を得た作品

とはいえ、デル・トロ監督作品です。

凛子

デル・トロ監督作品と言えば、独特の世界観ですよね!
この作品もかなり興味深く、奥深い映画だよね~

ひっきー

正直、独特過ぎる世界観と衝撃のラスで、あまり一般受けはしないんじゃないかと思っていました。

主役のオフィリアもかなり厳しく悲しい環境にいて、そこまで辛い状況じゃなくても、と思ってしまう程キツく、妄想でも見ないと生きていけないぐらい。

だからこそおとぎ話の世界へ入って行くのではあるものの…切なすぎる。

ここまででも、数あるファンタジー映画とは趣向が違うのが分かりますが、また内容にも驚かされます。

トラウマ必須」とも言われていました。

ファンタジー映画なのに?!

ひっきー

おとぎ話の世界に連れて行くパンをはじめ、妖精って言うか、もはやクリーチャー

この重要な役どころである「パン」は、シェイプオブウォーターの半魚人を担当したダグ・ジョーンズであり、この俳優さんは着ぐるみ俳優として有名な方です。

もともとスペイン語で撮影されている中で、ダグは英語。

デル・トロ監督作品に多く出演する彼には信頼を置いているために、スペイン語が理解出来なくとも彼しかいないと判断したと思われます。

それほどこだわって作られたパン。

三つの試練を乗り越えるよう導かれ、オフィリアが辿り着く先は

ここで、え?!となるのが、またギレルモ・デル・トロなのです。

何も知らずに観るとかなりショックを受けると思います。

知っていた方がいいのか、知らずに観るほうがいいのか…難しい。

これも含めての「トラウマ」です。

ココが見どころ!

トラウマになると言われた中でも忘れられないクリーチャー「ペイルマン」です。

パンズラビリンスと言えば、この真似をする人も多いんじゃないでしょうか?

そして、このペイルマンもパンと同じダグが担当しているのです!

凛子

両方同じ人が入っていたんです!

デル・トロ監督作品の見どころと言えば、やはりこの世界観

他の人では想像出来ないような世界を見せてくれるところが大好きです。

まとめ

映画のポスターで思うファンタジー映画とは内容が全く違います。

グロテスクなシーンや暴力的なところもあります。

そして主役が少女という、とんでもない事をするのがこの作品です。

全世界で高評価を得た、奇跡のような映画を是非ご鑑賞ください!

この時点で、クリーチャーを出してアカデミー賞作品賞を受賞する前代未聞の事が起きるのは、分かっていたことかもしれませんね。

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