映画ブレードランナー2049|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・

35年ぶりの続編が公開された「ブレードランナー2049」。「ブレードランナー」ファンには待ちに待った待望の続編でした。

凛子

「ブレードランナー」はSFの金字塔と言われる作品ですからね!

続編「ブレードランナー2049」もすごい作品になったんでしょうね?

ひっきー

今回はそんな「ブレードランナー2049」をご紹介します。

作品情報

あらすじ

人間と《レプリカント》を分けるものは何か? 本当の“人間らしさ”とは何なのか?

2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。

人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。

危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた―。

LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に、《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。

そに男とは30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。

(出展:http://www.bladerunner2049.jp)

キャスト・監督

ライアン・ゴスリング(K)

1980年11月12日生まれ カナダ出身

ディズニー・チャンネルの「ミッキーマウス・クラブ」で子役として活動を始める。

2004年「きみに読む物語」で主人公ノアを演じたことで注目されるようになる。

2006年「ハーフネルソン」ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

2016年「ラ・ラ・ランド」ではゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。


ハリソン・フォード(リック・デッカード)

1942年7月13日生まれ アメリカ・イリノイ州出身

1966年「現金作戦」で映画デビュー。

1977年「スター・ウォーズ」でハン・ソロを演じたことで一躍人気スターになる。

その後インディ・ジョーンズシリーズにも出演し、不動の人気を得た。

2015年「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では30年ぶりにハン・ソロを演じた。

ハリウッドを代表する俳優である。


ドゥニ・ヴィルヌーヴ(監督)

1967年10月3日生まれ カナダ出身

キャリア初期にはラジオ・カナダの若年映画コンペ「La Course Europe-Asie」で受賞した。

ジニー賞の監督賞は『渦(英語版)』(2000年)、『静かなる叫び(英語版)』(2009年)、『灼熱の魂』(2010年)で計3回受賞した。

『灼熱の魂』は第83回アカデミー賞の外国語映画賞にカナダ代表として出品され、本戦ノミネートを果たした。

(出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/ブレードランナー_2049)

ネタバレ感想

凛子

前作「ブレードランナー」を見てから「ブレードランナー2049」を鑑賞する事をお勧めします

「ブレードランナー2049」の主人公Kの物語ではありますが、前作「ブラードランナー」の主人公リック・デッカードとレイチェルがどうなったのかというのがポイントになってくるので、絶対に前作を見た方がいいです。

しかも前作をかなりオマージュしているシーンがたくさんあるので、前作を見ていると楽しみ方が増えます。

冒頭の目のシーンから既にそうです。前作でも目のシーンから始まります。

この目のシーンを見た時に、一気にブレードランナーの世界に引き込まれます。荒廃して、どこか寂しい世界に気持ちから入っていけるのです。

物語は前作から30年後の世界を舞台にしていますが、前作の世界観を上手く引き継ぎながら、30年後の世界を描き出していました。

ネオン広告も進化して登場しますし、汚い街並みは懐かしさを感じました。

30年後の世界ではレプリカントはついに感情を持つようになっていました。もうほとんど人間とレプリカントの違いが分からない世界になっています。

こんな世界で2つの違いを示すのは一体なんだろうというのが今作のテーマです。レプリカントが子供を産めるようになってしまったら、もう本当に違いがなくなってしまいます。

主人公Kはレプリカントとして日々の仕事を淡々とこなしていました。自分がなんのために生きているのか分からない状態でした。

そんな中、もしかしたら自分は作られたのではなく、生まれてきたのかもと思い、リック・デッカードが父親かもしれないという希望を持ちます。

やっと生きる意味を見つけたKでしたが、デッカードは自分の父親ではなかったのです。その時の絶望は凄かったと思います。想像を絶するものだったのろうなと感じました。

それでもKはレプリカントの未来を守るために、デッカードを助け、彼を娘に合わせます。

そう、この時Kはレプリカントの未来をデッカードの娘に託したのです。それは前作でレプリカントのロイ・バッティがデッカードに未来を託したように。

ラストシーンでKが雪が舞う中で横たわっているシーンはとても印象的でした。彼はレプリカントだったけど、自分の使命を見つけ、自分の意思で感情を持って生きたのです。

それこそが本当の人間らしさだと思います。

ここが見どころ

何と言ってもファンの期待を裏切らないブレードランナーの世界観だと思います。

ブレードランナーファンはかなりマニアックなファンが多いです。

前作「ブレードランナー」は公開当時は全然お客さんが入らない作品でした。そして何年もかけてSFの金字塔といわれる作品にまでなったのです。

ブレードランナーの世界観はその後のSF映画が作る近未来の世界にかなり影響を与えています。

それくらい影響力のある作品の続編を作るのは、かなり勇気のいる事だと思います。

でもドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は見事にファンの期待を裏切らずに、30年後の世界を作り出しました。

ぜひ、この世界を堪能して欲しいです。

まとめ

ぜひブレードランナーの世界を堪能するために、「ブレードランナー」と「ブレードランナー2049」を続けてもて欲しいです。

どちらも長めの作品ですので2本見るのは時間がかかりますが、時間をかけてもいいくらい、素晴らしい映画です。

人間とは何か?という事を思い出すためにも、多くの方に見て欲しい作品の1つです。

 

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