凛子
ひっきー
それは「リメンバー・ミー」です。
感動のラストに号泣間違いましです。
心温まる作品「リメンバー・ミー」を早速ご紹介しましょう。
作品情報
あらすじ
それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。
だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。
ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった。
日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう!
そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。
やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?
すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。
(出典:https://www.disney.co.jp/movie/remember-me/about.html)
凛子
原題は「Coco」らしいね♪
キャスト・監督
アンソニー・ゴンザレス(ミゲル)
ミゲルの声を担当したのは12歳の新人アンソニー・ゴンザレス。
ゴンザレスは製作の早い段階からミゲルの声のテストをしていて、製作陣から作品に不可欠な存在だと信頼されていた。
ガエル・ガルシア・ベルナル(ヘクター)
2000年にメキシコ映画『アモーレス・ペロス』で長編映画に初出演。
一躍注目を集め同作品でアリエル賞男優賞を受賞する。
以降メキシコをはじめとするスペイン語圏映画に多数出演するようになる。
端正な顔立な顔立ちのため、女性ファンが多く、メキシコ映画界随一の人気若手俳優である。
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- リー・アンクリッチ(監督)
1993年からTVドラマ『絹の疑惑シルク・ストーキング』に編集として参加。
1995年には1エピソードを監督した。
1994年映像編集者としてピクサーの製作チームに入っている。
後に『トイ・ストーリー2』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』の共同監督も務め、更に2010年公開の『トイ・ストーリー3』では単独監督を果たした。
2009年のヴェネツィア国際映画祭で、アニメ映画への多大な貢献を評価され栄誉金獅子賞を受賞した。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/リメンバー・ミー_(2017年の映画))
ネタバレ感想
「リメンバー・ミー」はメキシコの伝統「死者の日」を舞台に描かれたピクサー作品です。
死者の日には、死者の国から先祖が家に戻ってきます。
先祖が迷わず家に戻れるように、お墓に行ってお供え物をして、家の祭壇に写真を飾って先祖を待つのです。
これって日本の「お盆」に似ていますよね。
メキシコと日本の先祖を大切にするという文化がとても似ているので、日本人の私たちにはかなり共感できて、今までのピクサー作品よりも短に感じる作品となっています。
死者の日に主人公のミゲルは死者の国に迷い込んでしまいます。
その死者の国では、死んだ人達がみんないるのですが、死者の国にもルールーがあります。
生きている人達が、死んだ人のことを忘れてしまうと死者の国から消えてしまうのです。死者の国でも死んでしまうのです。2回死があることになります。
しかも死者の国で死んでしまうと、もう2度と戻ってこれません。
ちょっと怖い設定ですが、だからこそ私達は先祖を忘れてはいけないし、お墓に行くんです。
先祖を大切することをさりげなく、思い出させてくれています。
死者の国でミゲルが出会った、ヘクターはそんな2回目の死が間近に迫っていました。
ヘクターはなんとかミゲルを元の世界に戻し、その時に自分の写真を持って行ってもらおとして、ミゲルとともに行動します。
ミゲルとヘクターは最初は言い合いをしたり、ウマが合いませんが、ともに行動して行くうち少しづつ気持ちが通じ合いはじめます。
そして2人は自分たちの秘密に気がつきます。
ミゲルの曾々おじいちゃんがヘクターだったのです。
そしてここから感動物語が始まります。
ヘクターを唯一覚えているのが、ココおばあちゃんです。
そんなココおばあちゃんは、年齢からだんだんヘクターの事を忘れ始めています。
ミゲルはなんとか元の世界に戻って、ココおばあちゃんにヘクターの事を思い出してもらおうとします。
そしてその時ミゲルとココおばあちゃんで歌う歌が「リメンバー・ミー」です。
「リメンバー・ミー」を歌いながらココおばあちゃんは、次第にヘクターの事をはっきりと思い出していきます。
このシーンがとても感動的で、涙なくては見ることができません。みんな泣いてしまうシーンです。
ピクサー作品は大好きで色んな作品を見てきましたが、こんなに泣いたピクサー作品は「リメンバー・ミー」が初めてです。
ミゲルの優しさと、おばあちゃんの可愛さが溢れているシーンと、リメンバー・ミーの曲がマッチしていて、アニメだけどとても美しいシーンを作っています。
ココが見どころ!
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- 「リメンバー・ミー」の舞台はメキシコです。
- 映画の中に出てくるメキシコの世界は忠実に描かれています。色んなシーンにメキシコの文化や習慣を取り入れて描かれています。
- 家の中に、先祖の写真を飾ってある日本でいう仏壇のようなものがあります。これはメキシコでオフレンダと言われるもので、実際各家庭にあります。
- また死者の世界ではカラフルな動物が出てきます。これもメキシコの人形でアレブリヘと言われる人形をもとにしています。
- このようにちゃんと正しいメキシコの世界を描くために、製作の段階でメキシコ人の方にチェックしてもらっているのです。
- そして正しい、メキシコの世界を作り出しています。
- メキシコには行ったことないですが、メキシコの文化に少し触れた感じがします。
- 経験したこがないことや、知らなかった事を映画を通して知ったりできるのも映画のいいところです。
- 「リメンバー・ミー」は異文化にたくさん触れることができます。
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まとめ
- 見終わった後に、おばあちゃんのことを最初に考えました。
- それぐらい、家族のことを真剣に考えさせられる映画ですが、映画館を出た後はほっこり心が温かくなっていました。
- そしてまた見たいなとも思っています。
- 何度も見ても感動できる映画が「リメンバー・ミー」です。
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