凛子
ひっきー
その答えも含めて、ご紹介します!
作品情報
あらすじ
かつて人民解放軍の中央警衛局で要人警護にあたっていた拳法の達人ディンは、退役後、北京からロシア国境に近い中国最北東部にある故郷の村、綏鎮市に移り住み、独り暮らしをしていた。
66歳になるディンは最近、物忘れが激しくなっており、医師には認知症の初期症状と診断されていた。
ディンが唯一心を許すのは隣家に住む少女チュンファだけだった。
彼女の父レイ・ジンガウは定職に付かず、ギャンブルばかりして中国マフィアに多額の借金をしていた。
中国マフィアのボス、チョイはジンガウに、借金返済を待つ代わりにウラジオストクへ行ってロシアン・マフィアの宝石を奪うという危険な任務を与える。
(出典:http://sammohungisback.com/debu.html)
キャスト・監督
サモ・ハン(監督、アクション監督&ディン役)
61年の映画デビューから56年、香港映画界で俳優、武術指導、監督、プロデューサーとして様々な重要作品やヒット作に関わってきた香港映画界のレジェンド、サモ・ハン。
日本では“デブゴン”の愛称で知られ、盟友ジャッキー・チェンと並び今も根強い人気を誇る。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲』(97)以来、20年ぶりにメガホンを取り、自ら主演、アクション監督を兼ねて贈る愛と感動のアクション巨編です。
アンディ・ラウ(製作&レイ・ジンガウ役)
1961年9月27日香港生まれ。
映画デビューは82年のウォン・カーウァイが脚本を手がけた『彩雲曲』(未)。
85年のサモ・ハン監督作『七福星』やウー・シーユエン監督の『法外情』などが大ヒットしてトップスターの仲間入りを果たし、“香港ノワール”“ラブストーリー”“コメディ”など幅広いジャンルの作品に、多い時には年間10本以上出演、現在まで30年以上主演スターとして映画界のトップに君臨している。
ジャクリーン・チャン(チュンファ役)
2003年9月9日香港生まれ。2008年に芸能活動を開始。
数々のTVドラマやバラエティに出演し、11年のハーマン・ヤウ監督の『Laughing Gor之潜罪犯』(未)で映画デビュー。
以後、『低俗喜劇』(12・未)、『ファイヤー・ストーム』(13)、『レクイエム‐最後の銃弾‐』(13)、『クレイジー・ナイン』(16)などに出演している。最新作は『寳貝富家』(16)。
(出典:http://sammohungisback.com/debu.html)
ネタバレ感想
はじめにお伝えしますが、「面白くいい映画です」。
デブゴン、ジャッキー、ユンピョウ世代には、たまらないキャッチフレーズ。
デブゴンが帰ってくる!サモ・ハン is BACK!
デブゴンとは、1978年に公開されたサモ・ハン・キンポー主演の「燃えよデブゴン」。
この作品は日本でも子供から大人まで大人気でした。
楽しみで楽しみで、本編を観ているともう序盤ですでに分かります。
…これ、デブゴン全然関係ない。
どう考えても、こんなんじゃなかったよな…という思いが大きく、どうも気持ちが複雑で集中出来ない。
え?!デブゴンが物忘れが激しくて認知症?!うそー!
もちろん何十年と経ち、年齢も重ねているのは分かるけど、そんな設定って…。
最後まで観て、やっぱり違うデブゴンじゃない。
だから良くないかと言えば、そうではないのです。
あの面白くて可愛くて、カンフーや動きが凄いデブゴンが見られる!と思っていると、裏切られます。
1つだけ合っているのは、カンフーや動きが凄いサモ・ハンが見られること。
全くデブゴンなんて原題も作品も言っておらず、またしても邦題にやられたやつです。
でもこれは、サモ・ハンの映画が話題になったので結果良かったかな?とも思います。
本作は、ヒューマンドラマです。
自分の認知症の問題もあり、周りの人々の個々の生活、隣人の親子関係のトラブルなど、現実によくある状況なんじゃないかと思います。
そんな中での、唯一の安らぎである隣人の女の子チュンファ。
過去に自分が目を離した隙に、孫娘を失ったことがありより思いがあります。
その子が困っている、なんとかしないと!と思った瞬間に、発動します。
実は拳法の達人であり、要人警護をしていたぐらい腕が立つ。
ラストは、もう2度とチュンファに危険が及ばないようマフィアを全滅させに向かいます。
R15指定はここで炸裂です。
手にかかる者は全て骨折、何気に残酷。
ガンガンやっつけていくのは、見ていてやはり爽快です。
あー!サモ・ハンだ!と。
そして、ほとんどの事を忘れてしまうディンですが、チュンファの事だけは、一生忘れる事はなかったという感動の終わりです。
ラストのカットは最高に切なく、幸せです。
ココが見どころ!
ディンことサモ・ハンの掌底。
一撃必殺ぐらいの威力があり、一発で飛びます。
大げさではなく、体格と力を考えても本当に飛ぶと思います。
そして、その体格を生かした技。
あーー、もっと見たかったなあ…とは思うものの、やっぱり凄い。
まとめ
サモ・ハン、ジャッキー、ユンピョウの誰が好き?
なんていう会話も当時はよくあり、中でも1番のお兄ちゃんであるサモ・ハン好きはマニアな感じでした。
3人で出演している映画は大ヒットで、プロジェクトAは名作です。
本作では、サモ・ハン映画復帰としてゲストが多くユンピョウもちょっと出て来るので、ファンは嬉しかったはずです。
2作連続、として第二弾はコール・オブ・ヒーローズという作品もあります。
まずは、昔のデブゴンを観てみても面白いかもですね。
凛子
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