映画フッテージ|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・・

2013年5月11日 公開のホラー映画である「フッテージ」。

フッテージとは、撮影されたままの未編集の映像のこと。

凛子

その映像を観てしまった家族に襲い掛かる恐怖の話。
全くあり得ない話ではないところも怖いですよね。

ひっきー

不気味な恐怖の世界をご紹介します。

作品情報

あらすじ

10年前にベストセラーを執筆して以来、その後全く売れないノンフィクション作家のエリソンは、妻トレイシーと二人の子供と共に、ペンシルヴァニア州郊外の一軒家へ引っ越した。

しかしエリソンは、以前そこである事件が起きた事を、家族に伝えていなかった。

その家は、かつてスティーヴンソンという一家が住んでいたが、家族は惨殺され、幼い娘が失踪するという事件が起きていた。

エリソンは、事件の真相を調べて本を書き、作家として起死回生を図るために越して来たのだ。

家の屋根裏部屋で5本の8ミリフィルム(フッテージ=未編集フィルム)と映写機の入った箱を発見する。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

キャスト・監督

イーサン・ホーク(エリソン)

テキサス州オースティン出身。

1985年に映画『エクスプロラーズ』でデビューしたが、学業に専念するために一時中断、カーネギーメロン大学やニューヨーク大学で学んだ。

1989年に『いまを生きる』で復帰した。

1991年には『ホワイト・ファング』で初主演。

1994年には青春映画『リアリティ・バイツ』、1995年にはリチャード・リンクレイター監督作品『恋人までの距離』、現在でもカルト的な人気を誇る1997年の『ガタカ』など、着実にキャリアを重ねていく。


フレッド・トンプソン(保安官)

アラバマ州シェフィールド出身。

1993年に映画化された『ボーン・イエスタデイ』(Born Yesterday)において、現実の彼の上院議員選挙の前に米国の上院議員役をするなど、しばしば政府の役人を演じた。

アメリカ上院任期の最後の年である2002年にはNBCのテレビ・シリーズ『LAW & ORDER』に、地方検事アーサー・ブランチ(Arthur Branch)役で出演。


スコット・デリクソン(監督・脚本・製作総指揮)

コロラド州デンヴァー出身。

2008年、キアヌ・リーブス主演のSF映画『地球が静止する日』を監督する。

2012年、イーサン・ホーク主演のホラー映画『フッテージ』を監督する。

2016年には、ベネディクト・カンバーバッチ主演のスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』を監督した。

ネタバレ感想

とにかく不気味です。

よくあるホラー映画のような展開ではあるものの、どんどんハマっていきます。

ストーリーも実は込み入っていて面白い。

静かに忍び寄る何かという感じで、観ているこちらも一緒に不安になります。

何気なく見つけたフィルム。

何かなぁ?と興味が出て見てしまうのは人間の性。

このフィルム自体が不気味ですが、何がってです。

なんとも言えない、今まで聞いたことのないような気味悪い音。

これ、声にも聞こえます。

そして一家団欒で過ごす場面が映っていたと思ったら、突然変わり首つりシーン。

もう気味が悪いのに、目が離せない。

エリソンはこの家での出来事を知ってはいたものの、同じように釘付けになり、止められなくなります。

他にもまだあるフィルムをかけると、全て同じ。

一家団欒からの死。

そして、ふと気づく。

これ、一体だれが撮影しているのか…?

謎を解こうとするエリソンの周りで、異変が起こりだします。

子供たちが描く絵にフィルムの内容があり、その横には「ミスター・ブギー」。

不気味な黒ずくめの人のようなもの。

そしてある日、フィルムを観ているエリソンが気配を感じ見回すと、そこには失踪した子供たちが。

ここに居てはいけないと、家族を連れて逃げようと家を出ます

恐怖はこのあとで、エリソンのファンであり力になってくれていた副保安官から連絡があり、事件には共通点があって、それは一度事件の家に入りそのあと引っ越しした直後に起こるということ。

ぞぞぞっと鳥肌ものです。

眠気に襲われエリソンは気を失う。

目が覚めたときには縛られ、そこには斧を持った娘のアシュリーが。

そうです、この失踪事件は全て子供がフィルムを回しながら家族を惨殺していたのです。

家族を惨殺したアシュリーは、フィルムを箱に入れミスター・ブギーと共に去ります。

ココが見どころ!

不気味過ぎるフィルム

これは本作での一番重要なポイントであるだけに、本当に気味悪いです。

自分が同じような内容の映像を見つけて、こっそり見てしまったとしたら、気が動転しておかしくなるかもしれません。

ミスター・ブギーもブグールという子供を喰らう悪魔。

ブグールはこの話の中で作られた悪魔であると思われ、実際記録にはないようです。

家に憑いていたんじゃない、人に憑いていたんだ。

これも悪魔系ホラー映画ではあることですが、ちょっと違う気がします。

普通に子供を連れて去って行く悪魔がラストも、なかなかのバッドエンドで良かったです。

まとめ

ホラー映画が苦手な方は、精神的に怖くて少しの間思い出すかもしれません。

この作品には続編である、フッテージ デス・スパイラルという映画がありますが、やはり1作目と同じ内容では衝撃を超えることも出来ず、1作目の方が良かったかと思います。

悪魔系では叫んだり除霊をしたりと、激しい部分があるものですが、本作にはありません。

その静かさもまた不気味。

凛子

怖い~!ホラー映画をお楽しみください!

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