獣になれない私たち(けもなれ)第8話のあらすじとネタバレ感想!

凛子

晶がとうとう、京谷との関係に自ら終止符を打ったわね~。これから第二章のスタートってとこかしら。
恒星の不正書類のこともどう解決していくのか?朱里が晶の同僚になるのか?気になるよね~。

ひっきー

獣になれない私たち8話のあらすじとネタバレ感想

晶の会社に就職希望してきた朱里

晶(新垣結衣)の会社では、秘書を雇うために求人広告を出していました。

そこに応募してきた一人の女性。

何とそれは、朱里(黒木華)だったのです。

面接に来た朱里に「何で?」と驚きを隠せない晶。

「あなた、お人よしだから何とかしてくれるかもと思って。」という朱里。

社長の九十九(山内圭哉)には、晶が朱里とは知り合いだとばれるやいなや、「ええやんか!採用!」と言われ、朱里の面倒は晶が見るよう命じられました。

「やった!」と喜ぶ朱里を見て、どっと疲れて椅子に倒れこむ晶なのでした。

行方不明の兄の居場所が分かった恒星

一方、恒星(松田龍平)は、叔父から一本の電話を受け、会社が潰れ失踪していた兄の陽太(安井順平)が見つかったと知らされます。

陽太は、金を盗もうとしたところを見つかり、警察に身柄を拘束されていたのでした。

在宅捜査となり釈放されたものの、どん底だった陽太の身元を仕方なく引き受けた恒星。

恒星は陽太に、

「何やってんだよ。迷惑かけないでくれよ。こっちだって手いっぱいなんだから」

と不満をぶつけたのでした。

元カノ二人が同じ職場に…

そんな中、晶と別れた京谷(田中圭)が仕事の件で、晶の会社にやってきました。

契約書を持ってきたのでという京谷に、事務的に対応する晶。

京谷の帰り際、社長に頼まれて手土産を渡しにいったのは朱里でした。

社長の前で「お疲れ様でした。」と頭を下げる晶と朱里に、京谷は驚きを隠せない様子で帰っていきました。

元カノ二人と鉢合わせになったんだから無理もないよね~。

ひっきー

そんな京谷の様子に「二度見してた!」と二人で笑いあう晶と朱里でした。

凛子

晶と朱里は、同僚として仲良くやっていけるかもしれないわね~。もしかして職場での晶の苦しい状況を救ってくれるのは朱里なのかも?

ついにあの男が登場!

いつものように5tapで飲んでいた恒星は、ある人物と鉢合わせました。

「わたし橘です。」と言う男に対し「カイジ?!」と驚く恒星。

そう、恒星がたびたび打ち合わせをドタキャンされて、なかなか会えなかった呉羽(菊地凛子)の夫、橘カイジ(飯尾和樹)だったのです。

凛子

どんなイケメン俳優つかってくるのかと思ったら、ずんの飯尾さんが橘カイジ役だなんて…。

ネット上もざわついたよね~。意外なキャスティング!

ひっきー

カイジは昔引きこもりで、家でゲームばかりしていたので、世界中のそんな人たちのために新しいゲームを作りたいと夢を語りました。

それに対し恒星は「昔は苦労した?そんな話はどん底にいる人間からしたら成功者の戯言ですよ。」と毒舌で返し、カイジを黙らせてしまったのでした。

兄弟喧嘩

翌日、恒星は不起訴が決まった陽太を連れて、タクシーへ乗り込みました。

「今向かっているのはあんたの妻子の家」と恒星が言うと、陽太はすぐタクシーを止め「降りる」といい、それを止めるために恒星もタクシーから飛び出しました。

二人の兄弟は、幼い頃から長年溜まりに溜まった不満をお互いにぶつけ合い口論になりました。

タクシーの運転手が仲裁に入ると、恒星は

「うるさいな。今兄貴と喧嘩してるんだよ。誰に怒ったらいいか分かんないからお互いに向き合って怒るしかないんだって!」

と言いました。

すると陽太は逃げるのをやめ、恒星と歩いて妻子の住む自宅へ向かいました。

自宅につくと、陽太の娘が走ってきて「パパ」と抱き着き、恒星に離婚したいとまで言っていた妻も、陽太の帰りを泣きながら喜んだのでした。

これでようやく陽太の家庭、長年にわたる兄弟の確執に決着がついたのでした。

陽太を自宅に送り届けた後、一人になった恒星は帰りのバスの中で、解体業者が送ってきた写真を見ていました。

それは、自分と兄が生まれ育った思い出のつまった家の解体前と解体後の写真。

解体前の写真には、兄弟でよくやったボードゲームも写っていました。

恒星はわざと兄貴が自分に負けたふりをしていたと晶に話し、陽太の方は恒星には勝てなかったと思っていたゲーム。

凛子

男同士のプライドから、兄弟は思いがすれ違っていたのね~
本音をぶつけ合えて和解できてよかったね

ひっきー

恒星は二枚の写真を見て、ひとり涙するのでした。

兄弟対決が終わった後は…

その夜、事務所へ帰る道で、恒星は晶と出くわしました。

晶は、恒星と陽太のために、昔兄弟がやっていたボードゲームをネットで手に入れ、お酒と一緒に差し入れようとしていたのでした。

「あれ?お兄さんは?!」

「兄弟対決は終わった。次は晶VS恒星対決やろうぜ。」

恒星は晶を事務所に誘い、二人は飲みながらボードゲーム対決をしました。

ゲームをしながら恒星は言いました。

「橘カイジ、ふざけた奴だったわ。あれは呉羽と気が合うな~。俺…呉羽のこと好きだったんだな~」

それを聞いた晶は「まるわかりだったよ。」と言い、恒星は笑いました。

飲みすぎたのか、晶はそのまま恒星の事務所で眠ってしまいました。

恒星はベットに晶を抱いて運び、そのまま無防備な晶の寝顔を少し見つめた後、静かにドアを閉めて寝室から出ていったのでした。

まとめ

恒星のバスで一人で涙するシーンは、いつもの毒舌でポーカーフェイスな恒星からぽろっとにじみ出た人間味を感じさせるシーンでしたね。

本当は、繊細で傷つきやすいところを人前では見せないようにしているのでしょうね。

恒星にもそんな部分があること、呉羽には分かりづらかったのかな。

本音を見せないようにお互いが過ごしていたのかもしれませんね。

そういう、人の細かい繊細な気持ちに気付いてあげられる晶だから、恒星も一緒にいて心が癒されたような回だったのではないでしょうか。

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