映画モンスター上司｜あらすじとネタバレ感想！ラスト結末は・・

ブラックユーモア全開の「モンスター上司」ご紹介します！

作品情報

あらすじ

ニック、カート、デイルにとって、毎日うんざりする仕事を少しでもマシにさせる方法は、どうにも耐えられないそれぞれのボスの存在を葬り去ることだった。

もちろん、自分たちから仕事を辞めるという選択肢などあり得ない。そこで３人は、なんとも怪しげで酒飲みの元詐欺師のアドバイスを受けながら、絶対にしくじりようのない、“上司排除計画”を考案する。

しかし、その計画には大きな穴があった。たとえ、頭の中では最高の計画でも、いざ実行に移してみると、全然ワケが違うのだった・・・・。

（出典：https://warnerbros.co.jp/）

キャスト・監督

ジェイソン・ベイトマン（ニック・ヘンドリクス）

アメリカ合衆国出身の俳優。

数々の映画に出演、声優としても活躍しています。

ハンコック（2008）、消されたヘッドライン（2009）、マイレージ、マイライフ（2009）、宇宙人ポール（2011）、ザ・ギフト（2015）、ズートピア（2016）など。９

チャーリー・デイ（デール・アーバス）

アメリカ合衆国の俳優、声優。

モンスターズ・ユニバーシティ（2013）、パシフィック・リム（2013）、LEGO ムービー（2014）、パシフィック・リム: アップライジング（2018）など。

ジェイソン・サダイキス（カート・バックマン）

アメリカ合衆国の俳優・コメディアン。

幸せになるための10のバイブル（2007）、バウンティー・ハンター（2010）、ムービー43（2013）、なんちゃって家族（2013）、アングリーバード（2016）、マザーズ・デイ（2016）など。

セス・ゴードン（監督）

1974年7月15日、アメリカ合衆国 イリノイ州 エバンストンに生まれる。

数々の映画やドラマの監督や製作総指揮を担当しています。

監督での最新はベイウォッチ (2017)、TVドラマであるスニーキー・ピート（シーズン２） (2018）では製作総指揮として参加しています。

ネタバレ感想

この作品の最高なのは、俳優陣に尽きます。

部下である三人はキャラクターも合っていて、もともとの人柄や作品を観てもわかりますが、なんと言ってもこの上司である三人。

こんな役やるなんて、うそでしょ？！と目を疑いました。

パッケージの時点で出てるんですけどね。

そのキャスティングにも惹かれ、観たものの、とんでもないの観た感じです。

パワハラ上司のケヴィン・スペイシーはまだ分かるものの、パワハラの仕方が尋常じゃない。

バカハラ上司はコリン・ファレル。

色んな役をこなす俳優だとして、こんなのもやるなんて…とより好きになりました。

ハゲヅラを被り、この上ない程のバカ息子。

そしてセクハラ上司はなんと女性であり、フレンズで人気沸騰になったジェニファー・アニストン。

女性だからこそ、ここまで出来て笑えるんだと思います。

もう振り切り方が凄すぎて、下品を通り越して笑います。

ここで女性が入る事で、観る人の層も増えると思うのでキャスティングや設定も上手いなぁと思いました。

下ネタ満載なので、言ってはいけないギリギリの線で入れまくり。

ケヴィン・スペイシーも完璧にハマり、コリン・ファレルにはイライラする、と言うことはハマっているから。

お互いの上司の殺害計画を立てるものの、結局そんなこと出来るわけもないけど、勝手にいなくなるのは面白い。

三人でパワハラ上司の家に侵入したときに落としてしまったスマホ。

これはバカハラ上司から盗んでいた物で、発見したパワハラ上司は妻の浮気相手の物だと激怒。

そしてバカハラ上司宅へ行き、あっさり射殺。

ええー？！突然そんなことに？！ですが、ここのポイントは三人は何が起こっているのか分からないこと。

その後に三人が犯人にされる騒動が起こりますが、結局はパワハラ上司が逮捕されます。

最後に残るセクハラ上司。

セクハラを受けていたカートは、もう全てを受け入れる事にしたんだなぁ、思った途端に全て録画したと逆に脅し高らかに笑い終了。

このラスト、最高です。

ココが見どころ！

いちいちネタを入れて来る会話に、もうずっとニヤニヤします。

常にブラックユーモアなので、苦手な人は苦手かもしれません…が、一度見て欲しい作品。

同じくブラックユーモアの映画では、「ハングオーバー！」が人気のある作品ですが、またちょっと違い本作の方がよりブラックが濃い感じです。

脇役にドナルド・サザーランド、そして「ジャンゴ」のジェイミー・フォックス。

このジェイミーが重要で、三人が殺しを依頼する相手。

しかし、詐欺師であり三人は簡単にお金を払ってしまったので引き下がれずアイデアを聞く。

それでいいのかと笑えるところでもあり、ラストに出て来るのはホント笑えます。

まとめ

ある意味人を選ぶ映画かもしれませんが、一度はチャレンジして欲しい映画。

三人のキャラクターも人が良いのが良く、上司側も想像を超えていて笑えるはずです。

密かに人気があり、続編もあります。

続編は更に豪華メンバに…ってなんで？！と思うかもですが、これは監督と主役たちの人柄で出る俳優が多いんです。