映画ゴーストインザシェル|ラストまでネタバレ感想!原作との違いは?

押井守監督の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の実写版が2017年にハリウッドで公開されています。

凛子

その名もずばり「ゴースト・イン・ザ・シェル」です。
内容もアニメと同じですか?

ひっきー

凛子

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」➕「イノセンス」という感じです。

今回は日本アニメが原作の「ゴースト・イン・ザ・シェル」についてご紹介します。

作品情報

あらすじ

ネットに直接アクセスする電脳技術が発達すると共に、人々が自らの身体を義体化(=サイボーグ化)することを選ぶようになった近未来。

脳以外は全て義体化された少佐率いるエリート捜査組織「公安9課」は、サイバー犯罪やテロ行為を取り締まるべく、日夜任務を遂行していた。

そんな中、ハンカ・ロボティックス社の推し進めるサイバー技術の破壊をもくろんだテロ組織による事件を解決すべく、少佐は同僚のバトーらと共に捜査にあたるが、事件を調べていくにつれ、自分の記憶が何者かによって操作されていたことに気付く。

やがて、真の自分の記憶を取り戻していく少佐は、自身の驚くべき過去と向き合うことになる

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴースト・イン・ザ・シェル_(映画))

キャスト・監督

スカーレット・ヨハンソン(少佐)

『のら猫の日記』でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞にノミネート、『ゴーストワールド』でトロント映画評論家協会の助演女優賞を受賞し、注目を集めた。

2012年、『アベンジャーズ』にブラック・ウィドウ役で出演し、世界各国の興行収入を塗り替える大ヒットとなった。続く『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』にも同役で出場。

2016年、映画興行情報サイトのBOX Office Mojoが発表した「史上最も興業収益を上げた俳優・女優ランキング」で、第10位(女優では第1位)を獲得した。


ビートたけし(荒巻大輔)

タモリ、明石家さんまと共に、日本のお笑いBIG3の一角を担う。

日本国外では本名北野 武で、映画監督として知られる。

1980年代初頭に起こった漫才ブームの中で社会風刺を題材としたシニカルな笑いでツービートは人気を獲得、フジテレビTHE MANZAIやその後継であったオレたちひょうきん族らに出演し番組が大ヒット、一般人、芸能人(特に後輩芸人)問わず未だに発言や行動に多大な影響力をもつ人物の一人。

1990年代頃より司会業や映画監督業が中心で、中には20年以上続く番組がある。


ルパート・サンダース(監督)

イギリスの映画監督

TVのCM映像作家としてキャリアをスタート。

「スノーホワイト」でハリウッド作品を初めて監督した。

ネタバレ感想

日本のアニメがハリウッドで映画化されるのは日本人としては嬉しいですよね。

しかも「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」というのはかなり人気の作品でたくさんの監督に影響を与えています。

「マトリックス」は「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の影響を受けているのは有名な話です。

それ以外でもハリウッドの監督達に大きな影響を与えたのが「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」です。

そんな「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」がハリウッドで実写化されました。

しかし実はこの作品アメリカではこけているのです。。。

なぜなら、主人公の草薙素子を信じたのがスカーレット・ヨハンソンだからです。

日本人の役をなぜ白人が演じたのかということで論争がおき、結果失敗に終わった作品でした。

しかし押井守監督は「最良のキャスティング」と言っています。

そもそも草薙素子は義体なので、アメリカの白人が演じても問題はないと言っていました。

日本での公開時にはスカーレット・ヨハンソンも来日し、まずまずのスタートを見せていました。

物語はアニメ版と同じところからスタートします。

主人公の草薙素子は脳をデータ化し義体化されています。そして公安9課で働いていました。

アニメを見ても、実写版を見ても思うのですが、義体化されてしまうのが普通の世の中になると、純粋な人間の能力の方が劣ってしまいます。
きっとそんな世界がいつか来るんだろうなと思ってしまいます。

しかも電脳された脳には偽の記憶が移植されています。

自分が船の事故で家族を失い、義体化されたと思っていた少佐の記憶は全て嘘だったのです。

そしてそれを思い出した少佐は、公安9課の同僚とともに、義体化を進めているハンカ・ロボティックス社と戦うのでした。

ラストがアニメ版と実写版では違います

アニメ版では少佐は公安9課から去って、データーとしてネットの中に入っていくのですが、実写版ではそのまま義体のままで公安9課で仕事を続けるという終わり方になっています。

実写版の方が、分かりやすく作られているかなと思いました。

電脳化の話やネットの世界の話になってくると、凄く複雑になってしまうのですが、実写版ではその辺を分かりやすいように、脚本を変えていました。

なので、詳しくない方でも、物語はきちんと理解できますので心配入りません。

ココが見どころ

我らが日本を代表する文化人のビートたけしが出演しています。

公安9課の荒巻大輔を演じたビートたけしがハリウッド映画で、どんな演技をしているのかを見るのも面白いですよ。

セリフを覚えていなくて、少佐役のスカーレット・ヨハンソンがカンペを持っていてくれていたそうです。

人気女優のスカーレット・ヨハンソンをカンペ持ちにするなんて、さすがビートたけしですね!

他にも草薙素子の母親役で桃井かおりさんが出ています。

ビートたけしは全部日本語でしたが、桃井かおりは英語を披露しています。

また最初に出て来る芸者ロボットを演じているのが福島リラです。

ハリウッド作品で活躍する日本人を見るのは嬉しいですね。

日本のアニメが原作で日本人も出演しているというハリウッド映画なので、いつものハリウッド作品とは違うと感じるはずです。

まとめ

原作を見ていない方でも、充分に楽しめるのが「ゴースト・イン・ザ・シェル」です。

実は私も先に実写版を見ました。

そしてその後に、元になったアニメ作品の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」とその続編の「イノセンス」を見ました。

それでも全く問題なく、見ることができましたし、アニメを見た後にもう1度「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見るともっと楽しめるかもしれません。

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