2003年に公開された映画「モンスター」の監督で知られるパティ・ジェンキンスが、2017年にメガホンを取った映画「ワンダーウーマン」。
凛子
ひっきー
それでは、映画「ワンダーウーマン」について詳しく紹介します!
作品情報
あらすじ
ワンダーウーマンが生まれたのは、女性だけが暮らすパラダイス島。
ダイアナ(ワンダーウーマン)はその島のプリンセスだった。
ある日、不時着したアメリカ人パイロットを助けたことから、外の世界で戦争が起きていることを知る。
彼女は自身の力で「世界を救いたい」と強く願い、二度と戻れないと知りながら故郷をあとにする……。
そんな彼女は、初めての世界で何を見て、何のために戦い、そして、なぜ美女戦士へとなったのか!?
(出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/#/boards/wonderwoman?p=about)
キャスト・監督
監督:パティ・ジェンキンス
ダイアナ/ワンダーウーマン:ガル・ガドット
スティーブ・トレバー:クリス・パイン
アンティオペ:ロビン・ライト
ヒッポリタ:コニー・ニールセン
ルーデンドルフ:ダニー・ヒューストン
マル博士:エレナ・アナヤ
パトリック卿/アレス:デイビッド・シューリス
(出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/#/boards/wonderwoman?p=caststaff)
ネタバレ感想
映画業界は、いまだ旧態依然の男性社会です。
これまで女性監督作品に莫大な製作費を投じることはありませんでした。
そんな現状に旋風を巻き起こしたのが、パティ・ジェンキンス監督の映画「ワンダーウーマン」。
凛子
ひっきー
莫大な製作費と、初の女性ヒーロー映画というプレッシャーを跳ね除けて、本作を大ヒットに導きました。
ストーリーは、隔絶された世界に住むアマゾン族の王女ダイアナが、人間の世界で人の善悪を知り、成長する物語。
劇中には、映画通には嬉しいオマージュが隠されていました。
例えば、ダイアナが初めてアイスクリームを食べて感動するシーンは、「ローマの休日」。
外界について無知のダイアナが、流行りの服装や、社会のルールを教わるシーンは、「マイ・フェア・レディ」。
変装するためにメガネをかけたり、初めての回転ドアに大苦戦するシーンは、1978年の映画「スーパーマン」に出てくるクラーク・ケントを彷彿とさせます。
ひっきー
女性としての力強さと優しさを兼ね備え、無償の愛を注ぐダイアナの姿には共感できましたが、個人的に残念だった点があります。
それは貧弱な悪役キャラクター。
こういったスーパーヒーロー(ヒロイン)映画で、1番の盛り上がりといえば、終盤に訪れる悪役との最終決戦。
本作に登場する悪役は3人。
・ドイツ軍の総監、ルーデンドルフ。
・マッド・サイエンティストのマル博士。
・軍神アレス。
ルーデンドルフはマル博士の開発した薬の効果で、人間離れした力を手に入れますが、呆気なくダイアナにやられます。
マル博士の戦意はゼロ。
ラスボス的ポジションの軍神アレスは、一見ダイアナより強そうに見えますが、ダイアナが極限まで追い詰められるまでもなく、殺られてしまいます。
ひっきー
凛子
しかし、それをカバーできるほどの主人公ダイアナの魅力。
ダイアナの成長に焦点を当てている映画なので、悪役キャラを深掘りしなかったのかもしれません。
ココが見どころ
ワンダーウーマンを演じたガル・ガドットの戦闘シーンは見ものです。
イスラエル生まれの彼女は、18歳から20歳まで実際に兵役に就いた経験の持ち主。
本作の撮影に際しても、適度な筋肉を手に入れるために、9カ月かけて8キロも増量しています。
凛子
ひっきー
魅力溢れるワンダーウーマンの武器も必見です。
真実の投げ縄は、攻撃にも使えるし、嘘発見器にも使える万能品。
軽々と使いこなす、剣と盾。
そして、劇中で大活躍するブレスレット。
ひっきー
ブレスレットの能力は弾き返すだけではありませんでした。
ラストのアレス戦では、敵が放った力をブレスレットに貯めて、ビームとして放つシーンがあります。
凛子
まとめ
記録的大ヒットを達成した映画「ワンダーウーマン」。
その続編となる「ワンダーウーマン2(仮題)」が2019年の公開を目指して現在制作中とのことです。
パティ・ジェンキンス監督と主役のガル・ガドットの続投はすでに決定済み。
次はどんな展開が待っているのか楽しみです!
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