凛子
ひっきー
想像を絶する展開を見せる「CABIN」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
大学生のデイナ、ホールデン、マーティ、ジュールズ、カートは週末を近郊の森にある小屋(Cabin)で過ごそうと計画していた。
道中、行き先を尋ねたガソリンスタンドの男から小屋にまつわる不吉な話を聞きつつも、彼らは到着。
週末を楽しむ彼らであったが、その夜、突如として地下室の扉が開く。
薄暗い室内には物が散乱していたが、デイナはその中からある日記を発見する。
それはペイシェンス・バックナーという少女の日記で、バックナー一家が犯してきた恐ろしい罪の数々が記されていた。
そして、日記の最後には、謎のラテン語文が書かれていた。
デイナがラテン語を読み上げると、森の中に埋まっていたバックナー一家の死体が起き上がり、小屋を目指し始めた。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
キャスト・監督
クリステン・コノリー(ダナ・ポーク )
1980年、ニュージャージー州モントクレアに生まれる。
2003年にジュリア・ロバーツらが出演の『モナリザ・スマイル』の端役で映画デビュー。
その後も小さい役ながらマーク・ウォールバーグ主演の『ハプニング』やレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが出演した『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』等の映画へ出演してキャリアを築いた。
クリス・ヘムズワース(カート・ヴォーン)
2009年にはJ・J・エイブラムスの映画『スター・トレック』でジェームズ・T・カークの父親のジョージ・カークを演じた。
2011年に公開されたマーベル・コミック原作の映画『マイティ・ソー』で主人公のソーを演じた。
また、2012年公開の『アベンジャーズ』、2013年公開の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』でも同役で出演する。
ドリュー・ゴダード(監督・脚本)
アメリカ合衆国の脚本家。ジョス・ウィードンやJ・J・エイブラムスの作品の脚本を書くことで知られる。
『LOST』の第1シーズンの脚本を執筆したことで全米脚本家組合賞にノミネートされた。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ネタバレ感想
あるあるを逆手に取った内容で、初めて観たときはかなり驚きました。
よくある若者数人で山小屋へ遊びに行く、からスタート。
しかし、これは全て仕組まれたこと。
しかも仕組んでいるのは会社組織であり、全世界で行われていました。
何故かから話すと、この地球の地下には巨大で邪悪な神が存在し、その神を鎮めるためには生贄として人間の血が必要だったのです。
このことを認識している人々は会社組織を作り、定期的に生贄を捧げていました。
今回もいつものように行うはずが、プランから外れ全て解放されてしまうという展開。
ホラー映画あるあるをふんだんに取り入れているので、好きな人にはニヤニヤする設定が多くあります。
選ばれた若者5人は、「戦士」「学者」「愚か者」「淫乱」「処女」。
凛子
必ず序盤でカップルの抱き合うシーンがあり、テンションが上がり裸になると殺されます。
本作ではこの展開にするために社員みんなで温度や灯を変えてみたり、その姿を観ているこっちは、なんだこれ?何を見てるんだろうと笑えてきます。
R15指定だけあり痛いシーンもたくさんあります。
今回のプランが失敗してしまった原因は、愚か者が愚か者ではなかったこと。
最後に処女が生き残るか、最後の生贄になれば成功。
ところが死んだと思っていた愚か者が生きていたことから一気に状況は変わります。
仕組まれていることに気づき、神が鎮められている地下までたどり着く。
実はモンスターは数え切れないほど存在していました。
これだ!と解放したときのシーンは圧巻で、カッコ良さすら感じます。
血みどろ劇が終わり、出てきたボスはなんと「シガニー・ウィーバー」。
もうB級ホラーやサスペンスのボスが定着するんじゃないかぐらい出演作があるので、キターーー!といった感じであり、その存在感は素晴らしい。
結末は、神を鎮めることに失敗し蘇り地球は絶滅するというバッド・エンド。
これもまた良いです。
ココが見どころ!
この映画には数々のオマージュと思われる設定やシーンがたくさんあります。
タイトルの出方はファニーゲームそっくりで、内容も完璧にタイトルそのままファニーゲームといった感じで面白い。
山小屋へ行く途中、ガソリンスタンドに寄ることも忘れません。
そしてここには怪しすぎる人物がおり、先に行くと帰って来れない、なんて言います。
これ仲間なんだけど、よく考えると言ってくれているのです。
そんなこと気にもせずもちろん小屋に向かい、イエーイ!の展開。
当然、スマホは使えません。
行ってはいけない地下室へ行き、そこで古びた日記を見つけたり書籍やおもちゃがある。
どれを選ぶかでどのモンスターが来るかが決まり、今回はラテン語を声に出して読んでしまう。
もともとスマホはありませんが、この辺りはここから始まったと言っても過言ではない「悪魔のいけにえ」や「死霊のはらわた」などから来ていると思われます。
ラテン語で呼び出すのは、間違いなく死霊のはらわたからですね。
あるあるの展開に終盤解放されるモンスターたちも最高です。
全世界で行われている、と言った通り日本でもあります。
日本は失敗したことがなく、休まず働く、というブラックユーモアで語られます。
このモンスターはやはり貞子から。
初の失敗をしたことも、すでに予兆であったところですね。
5人の若者の中に見たことある顔がありませんか?
戦士は「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワース。
こういう作品にも出てくるところに魅力を感じてしまいます。
まとめ
他にもホラー映画から持ってきたようなシーンが多々あるので、知っていればいる程に楽しめます。
モンスターが入れられているそれは、CUBE。
ゾンビでしかも一家、半魚人なんてチョイスが良すぎます。
凛子
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