2018年7月クール、フジテレビ木曜22時ドラマ「グッドドクター」は、山崎賢人さん演じる新堂湊は、東郷記念病院の小児外科に勤めるレジデント(後期研修医)です。
新堂湊は自閉症でサヴァン症候群のレジデントです。
コミュニケーションが苦手で良くトラブルを起こすものの、サヴァン症候群の特徴である記憶力が凄いという特技(?)を生かし、的確な画像診断や処置法を提示します。
8月9日放送の回で明らかなになったことが多いのですが、その一つが湊の給与です。
ドラマの設定上の湊の給与と実際の小児外科医の給与を比較してみました。
ドラマ設定上の湊の給与とは?
ドラマ「グッドドクター」で湊(山崎賢人)はレジデントとして小児外科に勤務しています。
レジデントとは、後期研修医のことで、初期臨床研修と言われる研修が通常、2年行われ、その後、専門領域の研修を行う後期臨床研修医のことなのでうs。
レジデントは通常3年目以降の後期臨床研修医のことを言います。
つまり、湊は初期臨床研修を終え、後期臨床研修医として東郷記念病院の小児外科で働いているということになるのですね。
ドラマ「グッドドクター」の第5話の放送で、湊の給与が明らかになりました。
第5話では、ボーイソプラノ歌手・響(城桧吏)が入院していました。
入院中の響に湊は院内で行われる合唱に出てほしいとお願いするシーンがあります。
それを聞いた響の父親・徹郎(三浦誠己)は響のワンステージは100万円だと言うのを聞いて、湊の衝撃発言が!!
「僕の給料の5倍です!」
え??そうなの?ってことは…とつい計算しちゃいますよね。
そう、ドラマ「グッドドクター」で後期臨床研修医、レジデントとしてもらっている給与は月収20万円!ということが判明しました!
ということは、年収240万円です。。
知識も体力も精神力も必要なのに、年収240万円って…少ない気がしますが…。
そして、第5話の最後で湊が高山(藤木直人)に認められ、言われた一言が給与的に少し気になりましたね。
これまで高山は湊を医者として認めていなかったので、余計なことをしないように!5時に帰れ!というのが高山からの指示でした。
しかし、高山は湊を医者として認め始めました。
それが分かる指示が「当直」でした。
「当直は研修医の仕事だろ」とぶっきらぼうではありますが、湊を小児外科の研修医として認めた一言でしたね。
ということは、おそらく、月20万円の収入に当直の手当が加わるでしょう。
実際の小児外科医の給与は?
実際の小児外科医の給与を調べてみました。
小児外科の平均年収は、980万円〜1,800万円だそうです。
東京では、1,500万円〜3,600万円。
地方では、1,000万円〜だそうです。
月収でみると約80万円〜ですね。
これは、研修医を経ての小児外科医の給与です。
湊と同じ、研修医の給与を調べてみました。
小児外科限定で探してみるとなかなか情報が得られませんでした。
湊と同じ後期臨床研修医の募集要項を探してみました。
病院によって待遇は様々でしたが、月収は30万円〜70万円です。
年収に換算すると、360万円〜850万円です。
こうして見ても、湊の給与、月収20万円はやはり少ない方ですよね。
これに当直が含まれて、月収30万円ぐらいになるのでしょうか。
一般的な日本人の平均年収も調べてみました。
湊が現役で医大に合格し、ストレートで卒業、国家試験に合格したと仮定します。
ひっきー
凛子
後期研修医なので、研修医3年目としたら、おそらく、27歳になるでしょう。
ということで、27歳の一般的な平均年収を調べてみると、376万円でした。
湊の100万円という言葉に反応した「僕の給料5ヶ月分です!」という言葉のもと、湊の給料20万円、ボーナスを1.5倍と考え、30万円で、夏冬合わせて60万円。
湊の年収は300万円ぐらいになりますね。
一般的な27歳の平均年収より若干少ないですね。
そう考えると、研修医が終わると、最低でも年収900万円以上もらえると考えると、一気に収入は増えるのですね。
それと同時に責任も一気にのし掛かってくると思いますが、見合った待遇ということになりますね。
まとめ
思った以上に研修医の給与って低いんですね。。。
でも、一人前の医者になったら、一気に年収1,000万円以上が待っていると思うと、頑張れるのかもしれませんね。
お金のために医者になるわけではなく、人の命を救うために医者になると思うのですが、見合った待遇が保証されていないとイイ人材も育ちませんからね。
コメントを残す