凛子
ひっきー
何故か惹かれるB級ホラー映画「サプライズ」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
両親の結婚35周年を祝うため、人里離れた別荘に集まった家族10人。
だが、唯一の隣家はずっと同じ音楽が流れたままだった。
その日の晩餐、些細な切掛から口論となったドレイクとクリスピアン。
突如クロスボウの矢がタリクの命を奪う。
突然の出来事にパニックに陥る家族たち。
犯人達に挑むエリンだったが、事態は意外な展開を迎える…
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
キャスト・監督
シャーニ・ヴィンソン(エリン)
オーストラリア出身の女優。
ステップ・アップ3(2010)、ブルークラッシュ2(2011)、パニック・マーケット3D(2012)、パトリック 戦慄病棟(2013)、ドラゴン・ブレイド(2014)などに出演。
ジョー・スワンバーグ(ドレイク)
1981年8月31日ミシガン州デトロイトに生まれる。
2005年、『Kissing on the Mouth』で長編映画監督デビューを果たす。
2007年、グレタ・ガーウィグ主演の『ハンナだけど、生きていく!』を監督した。
アダム・ウィンガード(監督・編集)
1982年12月3日、テネシー州オーク・リッジに生まれる。
2007年『Home Sick』で長編映画監督デビュー、2007年『Pop Skull』がAFI映画祭にてプレミア上映される。
2010年『ビューティフル・ダイ』を手がけ、2011年『サプライズ』がトロント国際映画祭に出品される。
2014年ダン・スティーヴンス主演の『ザ・ゲスト』がサンダンス映画祭で上映される。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ネタバレ感想
ツッコミどころ満載のスプラッター映画ですが、一度観てみてください。
色々とその辺を書きますが、決してオススメしないわけではないのです。
何回か意外性のあるように見せていると思われるところがありますが、全部分かります。
とは言え、はじまりは結構面白いホラー映画。
ギャーと逃げ惑うところに容赦なくグサグサと殺されていきます。
明らかにカラーの違うカップルが、怪しさそのまま悪いヤツ。
犯人グループと共謀していたのがこの三男ペア。
これが分っても「あ、そんな感じね」ぐらいの感覚なのは、犯人が弱すぎることと自由に家に出入りしていることから予想は十分つきます。
結局はこの三男が次男であるクリスピアンと手を組み、遺産を二人で相続するためこの集まりを利用して皆殺しにする予定だったのです。
クリスピアンの恋人であるエリンが主役であり、クリスピアンは序盤で戻って来るからとその場を去ったまま。
これも最後に戻って来たクリスピアンに、「あなたも一味だったのね」とエリンは言いますが、観ているこっちは「でしょうね」でしかありません。
オチも全て分かるものの、何が面白いってこのエリン。
やたら強く、色々な方法や戦闘を知っている理由に「サバイバルキャンプで育ったから」と言います。
サバイバルキャンプって、殺人マシーン育てるところだったのか・・・?
と思う程の戦闘能力。
はじめは違和感しかないものの、だんだんと面白くなって来るのと、とにかく情など一切なくもはやエリンが皆殺し状態になります。
ただこの面白くなってくるのは、ホラー映画やスプラッター映画を観慣れている人です。
耐久性のない人にはただ残虐でしかなく、面白さなんて皆無かもしれません。
なんなのこの映画?と思っても、もう一度観てみるとちょっと違う視点になると思います。
きっとこのエリンがサイコパスなのです。
ココが見どころ!
一体どっちが殺人鬼なのか分からなくなって来る。
エリンの一人目の殺害も、もうめっちゃくちゃに殴りまくり「あれ?」と思わせるところですが、どんどんこのやり方が激しくなります。
ミキサーって!頭にナイフって!など、とにかくグッサグサです。
グロでしかない、と思う方もいると思いますが、ホラー映画をたくさん観ている方にとっては逆にこの早さとためらいのなさ、そして方法がなかなか斬新だと思うはず。
ベースは王道でありがちですが、醍醐味は血みどろの戦いです。
エンドロール直前のラストでは、クリスピアンの喉にナイフを突き刺し、エリンのサイコパス度合いが出るそのあとのめった刺しをしようとしたときに、ようやく到着した警官に肩を撃たれます。
応援を頼み、一人中へ入ろうとしてドアを開けると仕掛けがあり、警官死亡。
これもあるあるですが、ここでバスっと終わるのです。
このラストも定番ではありますが、じわじわと「エリンこの後どうするんだろう?」と気になってきます。
きっと逃げるはず、そしてサイコキラーになるのではないかと・・・。
まとめ
原題は「You’re Next」。
サプライズって、まさかの突然やって来たからサプライズなのか?!
全く関係ないと邦題に対しての不評はたっぷりで、原題のままの方が良かったとの声多数。
しかし、広告などは動物の仮面をした犯人グループが映っており効果絶大でした。
ちなみに「ユーアーネクスト」という邦題のかなり残念なホラー映画があるので、間違えないように注意しましょう。
凛子
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