映画ザ・セル|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末と見所は・・・

今回ご紹介する映画は、2001年に公開された「ザ・セル」です。

凛子

デザイナーの石岡瑛子さんが手掛けた衣装が個性的で印象的だった!
人の頭の中は、特に連続殺人鬼の頭の中は安易に覗くもんじゃないね!

ひっきー

それでは本作について詳しくご紹介します。

作品情報

あらすじ

シカゴ郊外にあるキャンベル研究所。

若き心理学者キャサリンは人間の潜在意識や夢の中に入り込む技術を研究していた。

そんな彼女のもとに、ガラス張りのセル(独房)に女性を閉じ込め溺死する姿を見て性的快楽を得る殺人鬼の心の中を覗いて欲しいという依頼が舞い込む……。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161562)

キャスト・監督

監督:ターセム・シン

キャサリン:ジェニファー・ロペス

ピーター:ヴィンス・ヴォーン

カールヴィンセント・ドノフリオ

ミリアム:マリアンヌ・ジャン=バプティスト

ゴードン:ジェイク・ウェバー

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=161562)

ネタバレ感想

衣装や美術の完成度が高くて、ぐっと世界観に引き込まれました!

最新鋭の医療施設が揃ったキャンベルセンターで働くのは、心理学者のキャサリン。

ここでキャサリンは特殊な機械を使って昏睡状態の少年エドワードの脳内世界に入り込み、昏睡状態から目覚めさせようとする治療に携わっていました。

しかしその治療が中々うまくいかないため、エドワードの両親は治療の中止を求めましたが、あと半年だけ治療を続けることになりました。

そんなある日、世間では連続殺人事件が起きていました。

犯人のカールは若い女性を拉致して巨大な水槽の中に入れると、時間をかけて溺死させる狂気的な殺人犯。

警察は7人目の被害者からカールにたどり着きますが、発見したカールは昏睡状態でした。

8人目の被害者ジュリアが拉致されたばかりでまだ溺死していないと確信した警察は、昏睡状態のカールからジュリアの居場所を聞き出すために、キャンベルセンターに運ぶことにしました。

キャサリンは捜査の協力に躊躇しますが、ジュリアを助けるために捜査に協力することにします。

カールの脳内世界に入ったキャサリンは、少年時代の純粋なカールと冷酷で残忍な悍ましい姿をした大人のカールに出会います。

身の危険を感じたキャサリンは指にあるスイッチを押して、一旦現実世界に戻りました。

カールの歪んだ脳内世界にひどく動揺するキャサリンでしたが、少年時代のカールを救いたいと思い、もう一度挑戦することにします。

カールの脳内世界でキャリンは、カールが子供時代に父親から虐待を受け、水に沈められた洗礼式の体験が別人格を作り出したことを知ります。

なんとかカールを救おうとしますが、悪魔のような格好をした大人のカールに首輪を付けられ現実世界と精神世界の区別がつかなくなったため、現実に戻れなくなってしまいます。

そこでカールの捜査を担当するFBI捜査官のピーターがカールの脳内世界に入りますが、待ち構えていたカールに捕まり拷問を受けます。

それでもこれは現実ではないと言い聞かせ、キャサリンに話しかけることで、キャサリンは正気を取り戻します。

2人は現実世界に戻る前に、ジュリアの監禁場所の手掛かりを手に入れて戻ります。

ピーターは急いで監禁場所に直行。

溺死してしまうギリギリのタイミングで、ジュリアを救い出すことに成功します。

キャサリンは周りの反対を押し切って独断でカールを自分の脳内世界に招き入れます。

キャサリンの脳内世界にやって来た少年のカールは、幼い頃に傷ついた鳥を見つけましたが、父親に見つかったら酷いことをされるため、水に浸けて先に殺すことで助けたという話を語ります。

そこに、少年のカールを追って大人のカールが登場。

大人のカールは前回のようにキャサリンを拘束しようとしますが、ここはキャサリンの脳内世界。

この世界の主であるキャサリンは大人のカールの胸に剣を刺して弱らせますが、そのダメージは少年のカールにも反映していました。

二人は一心同体だから殺せるはずないと大人のカールが言い放ちますが、助けて欲しいと懇願する少年のカールのためにキャサリンは洗礼式を行います。

少年のカールが鳥を水に沈めて助けたように、キャサリンは少年のカールを水に沈めて溺死させました。

現実世界に戻ったキャサリンは、現実でもカールが死んでいることに涙します。

後日キャサリンは自分の脳内世界にエドワードを招き入れることで、治療に進展が見られました。

カールは救えませんでしたが、事件を通してエドワードの意識を取り戻すことができるかもしれない希望を残す終わり方でした。

ココが見どころ

衣装だけで圧倒させる不思議な力を持った石岡瑛子さんの衣装デザインが素晴らしいです!

キャサリンの天使のような純白のドレスはうっとりするほど美しく、悪魔のような大人のカールの衣装は緊張感が走るほど威圧感があって奇抜な衣装でした。

どうやったらこんなデザインが浮かぶのか、石岡瑛子さんの脳内を覗いてみたくなります!

まとめ

エキゾチックな世界観と衣装が印象的な作品でした!

不気味さと美しさが混在する世界に魅了されます!

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