今回ご紹介する映画は、2000年公開のコメディ映画「ふたりの男とひとりの女」です!
ひっきー
凛子
それでは、本作について詳しくご紹介します!
作品情報
あらすじ
ロードアイランドに暮らすチャーリーはまじめで善良な警察官で3人の良き父親。
しかし、ある日いつものチャーリーとは正反対のハレンチで暴力的な人格が出現する。
医者で二重人格と判断されたチャーリーは薬で症状を抑えていた。
しかし、ひょんなことからチャーリーのなかの2つの人格がひとりの女性を好きになってしまい……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162025)
キャスト・監督
監督:ボビー・ファレリー/ピーター・ファレリー
チャーリー/ハンク:ジム・キャリー
アイリーン:レニー・ゼルウィガー
ガーキ警部補:クリス・クーパー
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162025)
ネタバレ感想
ジム・キャリーが二重人格者を演じた映画です。
映画を観る前から、面白くならないはずがないと思える設定。
ジム・キャリー演じるチャーリーは真面目でお人好しなロードアイランド州の警察官。
町一番の美女レイラと結婚し幸せな生活を送っていましたが、2人の間に産まれた三つ子は明らかに2人のDNAを継いでいるようには見えません。
それは産まれた三つ子の肌の色が黒かったからです。
チャーリーとレイラは白人です。
実は、レイラは黒人男性と浮気していて、誰がどう見ても三つ子は浮気相手との子供。
ほどなくしてレイラは子供たちを残したまま浮気相手と家を出てしまいます。
それでもチャーリーは息子たちに愛情を注ぎ続け、優秀な子供たちに育て上げます。
息子たちと順調な生活を送っているように見えたチャーリーですが、やはり妻が去ったショックは絶大。
追い打ちをかけるようにお人好しな性格上、周りの人に気を使いすぎて感情を抑え続けたストレスの反動により、チャーリーとは別の人格”ハンク”が覚醒。
ハンクは、チャーリーのできなかったことを言いたい放題、やりたい放題。
チャーリーは暴力的なハンクを抑えるために6時間毎に服用する薬を医者にもらいます。
そんな時、レネー・ゼルウィガー演じるアイリーンがひき逃げ容疑で署に連行されて来ました。
チャーリーは上司から、アイリーンをニューヨーク州警察まで護送して、そのまま病気の療養を取るように言い渡されます。
無事ニューヨークへ護送を終えますが、それで一件落着とはいきません。
実は、アイリーンは汚職事件に巻き込まれ、命を狙われていました。
アイリーンはお人好しのチャーリーに助けを求めて2人の逃避行が始まります。
しかし、チャーリーは宿泊先のホテルに大事な薬を置き忘れてしまいます。
これによってハンクはいつでも好きな時に出てくることができるようになり、アイリーンは2人に振り回されながら旅を続けます。
怒りの感情を剥き出しにしたい時はハンクが登場し、誰かに殴られそうになる危機的な状況になるとチャーリーに入れ替わるという流れ。
チャーリーの時も、ハンクの時もジム・キャリーの表情が豊かで目が離せませんでした。
旅を続ける中、アイリーンとチャーリーはいつしか惹かれ合います。
2人は周りの助けを借りてなんとか追手をやっつけて、ロードアイランド州に帰ってきます。
ラストでチャーリーは同僚や息子たちに手伝ってもらいながら、アイリーンにプロポーズ。
アイリーンはプロポーズを受け入れ、ハッピーエンド。
なんとも典型的なコメディー映画の終わり方でした!
ココが見どころ
本作でいい仕事しているのが、チャーリーの愛する三つ子の息子たち。
息子たちは黒人ラッパーのような喋り方で、いかにも典型的な黒人のイメージを具現化したようなキャラ。
全てのセリフの間に、「マ◯ーファッ◯ー」が入っています。
人種差別スレスレのところを笑いにしているところは、いかにもアメリカ的ですね。
そんな喋り方に反比例するような頭の賢さ。
三つ子のDNAは、頭脳明晰のレイラと黒人男性。
チャーリーに理解できないような高度な会話を3人がしているところは、喋り方のギャップも相まって面白かったです。
そして、最後の活躍。
父親のことを心から愛していることが伝わる行動にコメディー映画ながら、感動的でした。
まとめ
随所に散りばめられたブラックジョークや下ネタ。
「テッド」などの大人向けのコメディーが好きな人は好きな1本だと思います!
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