映画ブラックパンサー|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・

2018年に公開されたマーベル作品の「ブラックパンサー」。

とにかく、カコイイし、面白いしで公開されるとすぐに全世界で大ヒット映画となりました。

凛子

何がカコイイって近未来的なワカンダ王国がすごいんです。

さらにブッラクパンサー以外も強いですよね!

ひっきー

そうです。

今回は見所満載の「ブラックパンサー」についてご紹介します。

作品情報

あらすじ

国王とヒーロー、ふたつの顔を持つ男

アフリカの秘境にありながら、世界の誰もが創造出来ないような最新テクノロジーをもつ<超文明国ワカンダ>。
ここには世界を変えてしまうほどのパワーを持つ鉱石<ヴィブラニウム>が存在する…。

突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、この国の“秘密”を守る使命を背負うことになる。

ヴィブラニウムが悪の手に奪われると、人類に未来はない――。

“秘密”を狙う敵に立ち向かうのは若き国王。
漆黒の戦闘スーツをまとい、ブラックパンサーとして戦うティ・チャラは、祖国を……そして世界を守ることができるのか?

(出典:https://marvel.disney.co.jp/movie/blackpanther/about.html)

キャスト・監督

チャドウィック・ボーズマン(ブラックパンサー)

高校卒業後、ハワード大学へ進学と同時に、オックスフォードのBritish American Drama Academyで演技を学び卒業した。

デンゼル・ワシントンが交換留学費を提供した。

2013年に『42 〜世界を変えた男〜』のジャッキー・ロビンソン役で主演を務めた。


マイケル・B・ジョーダン(エリック・キルモンガー)

『フルートベール駅で』(2013年)で射殺されたオスカー・グラント役、

ロッキーシリーズの続編映画『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)でアマチュアボクサーのアドニス・クリード役、

そしてマーベル・シネマティック・ユニバースのスーパーヒーロー映画『ブラック・パンサー』(2018年)で敵のエリック・キルモンガー役で主演したことで知られる。

いづれの作品もライアン・クーグラーにより監督された。


ライアン・クーグラー(監督)

1986年5月23日、カリフォルニア州オークランドに生まれる。

2011年、南カリフォルニア大学を卒業する。

2013年、初長編映画『フルートベール駅で』がサンダンス映画祭で上映され、クーグラーはヴァンガード賞を受賞した。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ブラックパンサー_(映画))

ネタバレ感想

ワカンダ王国がとにかくかっこいいんです。

ワカンダ王国には2つの顔があって、世界的には農業で成り立っている発展途上国だと思われていますが、本当はとても近代化した国だったのです。

それはこの国にしかない資源ヴィブラニウムという資源を隠しているからです。

国の内部はこの資源を使い、超近代国家なのです。

ヴィブラニウムを世界に公表してしまうと、白人が奪いにやってきてしまうからです。

過去の歴史を考えて、公表せずに自国だけで発展をしたのがワカンダ王国なのです。

しかも近代的国家にはちゃんとアフリカ的要素を取り込んでいます。

アフロ・フューチャリズムと言われているアフリカ独特の装飾を表現しています。

なので街並みや乗り物、衣装などがとてもカッコよく描かれています。

そんなワカンダ王国はとても発展していますが、ワカンダ王国を出て他の国で暮らしているワカンダ王国出身の人もいます。

その人たちは黒人ということで、差別を受けて貧しく暮らしています。

自国では発展して豊かに暮らしている人がいるのに、外では差別を受けて生活している人がいる。
そのことが許せないのがキルモンガーです。

キルモンガーはワカンダ王国に戻り、自分が王となりヴィブラニウムを世界に発表しようとするのです。

そしてそれを阻止するためブラックパンサーはキルモンガーと戦うのです。

最後はキルモンガーを倒し、ブラックパンサーは勝ちます。

しかしブラックパンサーはキルモンガーの思いを受け継ぎ、父親たち先祖が守ってきたものを捨て、ヴィブラニウムを世界に発表したのでした。

ココが見所

憎めないキルモンガー

「ブラックパンサー」に出てくる悪役はキルモンガーですが、敵として彼を憎むことができません。

なぜなら、彼が言っていることは間違っていないのです。

アメリカのオークランドで育ったキルモンガーは差別され貧しい暮らしのか、頑張って軍隊に入ります。

だから、ぬくぬくと守られて暮らしているワカンダの国民が許せないのです。「自分達だけ幸せであればそれでいいのか」

これがキルモンガーが訴えていたことなのです。

やり方は間違っていたかもしれないけど、彼が考えていたことは正しいことだったのです。

だから映画を見た観客は敵としてキルモンガーを見ることが出来ません。

キルモンガーに愛着すら感じてしまうのです。

ブラックパンサーに出てくるキャラクターの中でキルモンガーは悪役ですけど、かなり人気があるキャラクターになっています。

そんな敵だけど、憎めないキャラクターが登場するのもブラックパンサーの面白さの1つで、ヒットした理由でもあります。

まとめ

黒人初のヒーローということで注目を集めた「ブラックパンサー」。

単なるヒーロー映画ではなく、差別などの時事的問題も取り込まれていて、とても深い作品となっています。

マーベル作品は今起こっている政治的背景などが描かれていたりして、とても考えさせられる作品でもあるのです。

ぜひ「ブラックパンサー」を見て、アフロ・フューチャリズムのかっこよさを堪能すると同時に、差別などの問題についても考える機会にしてみてください。

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