ダイビングをする人にとっては、一段と恐怖が増すのではないかと思う内容と映像。
凛子
ひっきー
ただのサメの映画でもない、「海底47m」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
メキシコで休暇を過ごすリサとケイト姉妹は現地の男友達から、海に沈めた檻の中から野生のサメを鑑賞する”シャークケージダイビング”に誘われる。
憶病なリサは尻込みするが、好奇心旺盛なケイトに強引に押し切られ、挑戦することに。
姉妹を乗せた檻はゆっくりと水深5mの海へと降りていく。
初めて間近で見るサメの迫力に大興奮の二人だったが、悲劇は突然訪れる。
ワイヤーが切れ、檻が水深47mの海底まで落下してしまう。
そこは、無線も届かない海の底。助けを呼ぶ声は届かない。
キャスト・監督
クレア・ホルト(ケイト)
1988年6月11日、オーストラリア/クイーンズランド州ブリスベン生まれ。
ゴースト・ハウス2 (2009)、ミーン・ガールズ2 (2011)、オリジナルズ (シーズン1) (2013~2014)、アクエリアス 刑事サム・ホディアック (シーズン1) などに出演。
マンディ・ムーア(リサ)
アメリカ合衆国のポップス歌手・女優。
2001年、『プリティ・プリンセス』で映画デビュー。
2010年公開のディズニーの長編アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』では、オーディションの末、ヒロインのラプンツェル役の声優に抜擢。
中でも、ザッカリー・リーヴァイとのデュエット曲「輝く未来(I see the light)」が、第83回アカデミー賞歌曲部門にノミネートされた。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ヨハネス・ロバーツ(監督・脚本)
1976年5月24日 イギリス ケンブリッジ生まれ。
ゴーストキャッチャー (2004)、ブラッド・フォレスト ~吸血のエンジェル~ (2005)、F エフ (2010)、アルティメット・プレデター (2011)、ストレージ24 (2012)、アザー・サイド 死者の扉 (2016)、海底47m (2017)、ストレンジャーズ:プレイ・アット・ナイト(原題) (2018)などを監督している。
ネタバレ感想
よくあるB級サメ映画、と思ってはいましたがやっぱり観ておかなければと観て驚きました。
しかも、驚くところはたくさんあります。
ストーリーはとてもシンプルで没頭出来ます。
展開もかなり面白く目が離せなくなり、なんと言っても一番驚いたのは映像です。
正直こんなにクオリティ高く綺麗な海の中が見られるとは思ってもなく、感動でした。
映画自体はフィクションですが、檻に入って海中へ潜り、サメを間近で見られるというものは実在します。
自然界の動物は人間の飼育するペットとはわけが違う。
万が一のことを考えると怖すぎてとても行けませんが、行く人は多いようです。
場所によっては何度か事故が起きている場所もあり、檻の隙間から入って来るというもの。
本作ではケーブルが切れて落下するというパニックでしかない恐怖体験。
海底47mまで一気に落ち、無線も届かず酸素も限られている。
ここからどうやって引き上げるのか?かなり知りたい。
そう思いながらドキドキ観ているのですが、展開も早くその内容も怖くて夢中になります。
ケイトはなんとか無線が届くところまで上がり、状況を伝えるが逆にサメから身を守るためにすぐ檻に戻れと言われる。
一気に上まで泳いで上がることは潜水症というものになり自殺行為。
スタッフが予備のワイヤーを持って行くからとにかく出るなと言われます。
戻るもののエンジン音が聞こえ、置いて逃げられたと更にパニック状態に。
酸素はどんどん減り、もう一度無線連絡すると出て行ったら海中で迷子になる。
ライトが見えて、スタッフが来た!と思いきやサメに食べられる。
自力でワイヤーをつけ、無線連絡してようやく引き上げられることに。
しかし悪夢は続き、この予備のケーブルも切れ更に深く海底へ。
リサの足は檻に挟まり、ケイトは出るしかないと檻から出るとサメに襲われる。
2本目のボンベを落とされていたのですが、それも使うことが出来ケイトは怪我をしたものの生存確認出来、浮力調節装置を脱いで海面に上がれと船長に言われ二人でゆっくり上がります。
今回は海面に出る事が出来、船までたどり着き最後のサメの攻撃からもなんとか逃げ切り船上へ。
・・・終わり。・・・ではない。
手の傷を手当したリサはその手を見てゲラゲラ笑い出します。
手当したはずのその手の傷はそのまま。
驚愕のどんでん返しなのです。
2本目のボンベを落とすとき船長が、「2本目を落とさなかったのは窒素酔いするからだ」と。
そうはいっても選択肢はなく、2本目を使ったときには幻覚を見ることがあるから気を付けるように言われていました。
まさかのここで幻覚。
笑いながら徐々に現実の状況が見え、リサはレスキュー隊に支えられ浮上中。
ケイトはすでに死亡していたのです。
ココが見どころ!
まさかの展開に驚愕。
幻覚とは思いもよらず、しかもどこからかも分からない。
やっと助けられたと思いきやサメにガバッと襲われ、最後の最後にドキドキさせるなぁ。
なんて思っていたら最後ではなかったという、重ねがきます。
そして、とにかく海の底の映像が綺麗。
それは綺麗でいいなぁ、というだけではなく状況がよく分かるということが重要です。
やたらと攻めて来るばかりのサメではないところも好きです。
忘れたころに突然出て来るので、静けさとのギャップでより恐怖感が増します。
まとめ
サメ映画の中でもかなり上位に来る作品ではないかと思います。
実際に予想されていたより遥かに興行収入も良く評価も高い。
誰が観てもハラハラドキドキですが、誰もが喜ぶラストではありませんので注意です。
凛子
コメントを残す