映画シェフ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ネタバレ感想とラストシーン!

今回、ご紹介する映画はコレ!

2012年に公開されたダニエル・コーエン監督のフランス映画「シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」です。

気楽に観れるフランスのコメディー映画だよ!

ひっきー

凛子

観終わった後は、フランス料理が食べたくなる!

それでは、本作について詳しくご紹介します!

作品情報

あらすじ

パリ有数の高級フレンチレストラン“カルゴ・ラガルド”。

長年三ツ星を守ることが出来たのは、ベテランシェフ、アレクサンドル・ラガルドのおかげ。

ところが、そのアレクサンドルが突然のスランプで、来たる審査会を前に店は窮地に陥っていた。

ある日、アレクサンドルは老人ホームでペンキ塗りの仕事をしていた青年ジャッキー・ボノと出会う。

彼は一流の舌を持ち、有名シェフのレシピを数多く記憶する天才料理人だったのだ。

しかし生意気な性格が原因で、どのレストランでも長続きしなかった。

そんな時、アレクサンドルに腕を見込まれ、彼の助手に抜擢されるジャッキーだったが…。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343712#1)

キャスト・監督

監督:ダニエル・コーエン

アレクサンドル・ラガルド:ジャン・レノ

ジャッキー・ボノ:ミカエル・ユーン

ベアトリス:ラファエル・アゴゲ

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343712#1)

ネタバレ感想

まず第一に、この映画タイトルとものすごく似た映画があります。

それは、2015年に公開されたアメリカ映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」。

なんて紛らわしいんだ!

ひっきー

話が繋がっているとか、本作の続編とかいった類のものではないので、全く別物です。

それにしても紛らわしいですね。

本作に登場する主人公は2人。

料理の才能に秀でているが、こだわりが強すぎるためどのレストランでも雇ってもらえないジャッキー。

出産を控えた恋人ベアトリスのために止むなくペンキ塗りで生計を立てています。

もう一人の主人公は、ジャン・レノ演じるラガルド。

ジャン・レノはコックコート姿であっても様になっていてカッコよかったです。

三ツ星レストランにこんなシェフいそうだなと思うほど、コック役に自然に馴染んでいました。

伝統料理を重んじ三ツ星レストランで働くラガルドは、斬新で科学を使った分子料理を推し進めたいオーナーと対立。

さらに、20年来も三ツ星をキープし続けているプレッシャーからスランプに陥り、次の審査で三ツ星がキープできなければクビ。

仕事に手一杯で娘アマンディーヌとの約束を破り、親子関係も険悪モード。

そんな2人が出会い、ジャッキーはラガルドの店で見習いとして働くことになります。

しかし、料理にこだわりの強いジャッキーはラガルドと衝突。

それでも、お互いの料理のセンスや技術を認め合っているからこそ、次第に信頼関係を築いていきます。

ジャン・レノとミカエル・ユーンという配役はとても良かったと思います。

2人ともコミカルで絶妙なコンビネーションでした!

そして、友情を深めながらお互いのプライベートの問題を解決していきます。

ジャッキーは、喧嘩中だった恋人と仲直りをして、プロポーズを成功させます。

ラガルドは、審査の当日と重なった娘の論文発表会を優先して、親子関係を修復。

そしてラストは、審査員が絶賛するような料理をジャッキーが提供。

ラガルドは、店をジャッキーに任せることに決め、引退します。

それでも一緒にテレビの料理番組に出演し、味付けの仕方で揉めながらも2人の友情を感じさせる終わり方でした。

ココが見どころ

この映画で初めて知った俳優ミカエル・ユーン。

他の出演作は「レジェンド・オブ・ゴースト カンタヴィル城と秘密の部屋」「ミッシング」「変態ピエロ」のみで、本作を含めて4作品にしか出演していません。

あまり日本では名前の知られていない俳優ですが、ホームタウンのフランスでは人気のTVコメディアンだそうです。

コメディアンと聞いてもさして驚きませんでした。

本作ではコミカルな演技で十分楽しませてくれたからです。

特に、ジャン・レノと2人で日本人風のコスプレをして、ラガルドの後任となるシェフの店に偵察しに行ったシーン。

「スシ、テンプラ、サシミ~」と知っている日本語をただ適当に並べてごまかすジャッキーは面白かったです。

ジャッキーの日本語は日本人からしたら全然会話になっていないんですが、レストランの店員も全員フランス人なので、ジャッキーの適当日本語を全く怪しんでいないところも個人的にツボでした。

まとめ

上映時間85分と割と短めの映画ですが、ストーリーはシンプルでテンポもよくコンパクトにまとめられていました。

ジャン・レノとミカエル・ユーンの息もピッタリでした。

考察いらずで、深く考えずに楽しめる映画の1本です!

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