今回ご紹介する映画は、2017年に公開されたフランス映画「おとなの恋の測り方」です!
凛子
ひっきー
それでは本作について詳しくご紹介します!
作品情報
あらすじ
美しく聡明な弁護士ディアーヌは偶然、建築家のアレクサンドルに出会う。
彼女が3年前に離婚したと知った彼は、積極的にディアーヌにアプローチする。
一方ディアーヌも、快活でポジティブで、自分の弱点―彼はディアーヌよりとても背が低いのだ―すらジョークにしてしまう彼に魅せられて行くが、そんな2人に周囲の風当たりは強かった。
(出典:http://otonanokoi.jp/#fullPage_intro)
キャスト・監督
監督:ローラン・ティラール
ディアーヌ:ヴィルジニー・エフィラ
アレクサンドル:ジャン・デュジャルダン
ブルーノ:セドリック・カーン
ベンジー:セザール・ドンボワ
(出典:http://otonanokoi.jp/#fullPage_cast)
ネタバレ感想
元夫と共同で弁護士事務所を開設しているディアーヌが家に帰ると、彼女の携帯を拾ったという男性から電話がかかります。
男性の名前はアレクサンドル。
電話口を通して伝わってくるアレクサンドルの知的でユーモアを交えた話しぶりに惹かれたディアーヌは、彼と会う約束をします。
後日、期待に胸を膨らまえて待っていたディアーヌの前に現れたアレクサンドルは、普通の人よりはるかに身長の低い人物でした。
身長は136センチ。
期待が外れアレクサンドルにどう接していいか戸惑うディアーヌは、予定があるからと言って立ち去ろうとします。
しかし、アレクサンドルの明るくて前向きな性格と巧みな話術によってそのままアレクサンドルに付いて行くことにしました。
付いて行った先は、スカイダイビング。
貴重な体験をさせてくれたアレクサンドルにどんどん惹かれていき、再び食事に出かけます。
その2人のデートを目撃したのは、ディアーヌの元夫ブルーノ。
自分の元妻が低身長の男と付き合っていることが許せないブルーノは、翌日ディアーヌをからかって喧嘩へと発展します。
元夫からの余計な口出しもあって、ディアーヌはアレクサンドルの外見のことが気になり始めます。
そんな時、アレクサンドルから今までの恋人は世間の面目を気にして友人に紹介してくれなかったと不満をこぼします。
ディアーヌはそんな彼に対して両親を紹介することを約束します。
後日、両親を呼んでアレクサンドルを紹介したディアーヌ。
4人で食事をしますが、周りのテーブルから好奇の目で見られ、ディアーヌはひどく動揺します。
後日、ディアーヌの職場近くにいたため、アレクサンドルが事務所を訪れてきました。
そこに、ただでさえディアーヌと仕事で揉めていたブルーノがやって来てアレクサンドルを罵ったため、ディアーヌはムキになって言い合いになります。
ある日、ディアーヌは運転中の母親にアレクサンドルとの結婚を仄めかしますが、母親は動揺のあまり交通事故を起こしかけるのでした。
娘が身体障害者と付き合っていることに不満を抱く母親は夫に相談しますが、聴覚障害を持つ夫の怒りを買ってしまいます。
一方で、ディアーヌはアレクサンドルのことを愛していましたが、周りの反応や目が気になってしまい限界を感じて、2人は名残を惜しみながら別れることになりました。
別れた後も、アレクサンドルのことが頭から離れないディアーヌ。
心を入れ替えた母の応援もあり、アレクサンドルに会うことを決意します。
ディアーヌは初めて彼に会った時の気持ちを胸に、初めて体験させてもらったスカイダイビングで彼のもとに舞い降ります。
ディアーヌはそこで、もう周りの目を気にしないこと、他人がどう思おうが関係なく大事なのは自分がアレクサンドルを好きな気持ちだと告げます。
ディアーヌの真摯な告白を聞いたアレクサンドルは、ディアーヌと仲直りして大団円を迎えるのでした!
ココが見どころ
身長136センチのアレクサンドルを演じたジャン・デュジャルダンの身長は182センチです。
劇中で小柄に見せるために、CGや遠近法、代役など様々な方法を使って撮影されているようです。
撮影方法に色々な工夫が見られるだけに、アレクサンドルに対して違和感や不自然さがありませんでした!
まとめ
大人の恋を測るのは、見た目なのかそれとも中身なのか大事なテーマだと思います。
いずれにしても、他人の目によって測られるものではなく、自分の目を通して測ることの大切さを教えてくれる作品でした!
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