凛子
ひっきー
上手い話には裏がある。恐怖の魔法の箱「セブンウィッシュ」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
17歳のクレア・シャノンは母親が自殺したときの記憶に苦しめられていた。
クレアの父親(ジョナサン)は異常なまでの倹約家で、ゴミ漁りを日課にしていた。
そんなある日、ジョナサンはゴミ捨て場から中国風のオルゴールを持ち帰り、それをクレアにプレゼントした。
オルゴールに刻まれた文章を解読しようとしたクレアだったが、「7つの願い」という文言しか判読できなかった。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
キャスト・監督
ジョーイ・キング(クレア・シャノン )
2006年より女優としてのキャリアを開始する。
初めての映画出演は短編作品の「Crace」(2006年)であり、その後、長編映画『再会の街で』(2007年)、『REC:レック/ザ・クアランティン』(2008年)に出演し、『ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ』(2008年)、『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』(2009年)では声優として参加する。
キー・ホン・リー( ライアン・フィー)
韓国系アメリカ人の俳優。
韓国ソウル特別市で生まれ、6歳の時にニュージーランドのオークランドに移住。
8歳、再びロサンゼルスに移住。
メイズ・ランナーシリーズにミンホ役で出演している。
ジョン・R・レオネッティ(監督)
アメリカ合衆国の撮影監督、映画監督。
カリフォルニア州出身。同じく撮影監督であるマシュー・F・レオネッティの弟。
彼が初監督した『モータル・コンバット2』(1997年)では兄マシューが撮影を担当した。
ジェームズ・ワン監督作品の撮影を多く手掛けている。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ネタバレ感想
先も読めるし、よくあるような内容ですがサスペンスホラーとして一度は観てみてください。
特に悪魔系ホラーなどを好んで観ている人には、ありがちかもしれません。
でもそこには「悪魔」の実体は現れず、ハッキリと言わないところがなかなかです。
この「中国の箱」というそれは、願いを叶えてくれる箱。
「なんだか分からないけど、言ってみよう。馬鹿馬鹿しいけど。」
なんていうあるあるから始まり、その通りになる。
そして観ていると思うのです、叶えてくれる裏には何かが犠牲になるはずだと。
その通り、1つ叶えるごとに1人犠牲になる。
何かおかしいと思っていても、また願ってしまう。
おいおい、まだ言う気なのかと思わずツッコミたくなるところ、この理由は「惑わされている」から。
ここは、なるほど~でした。
人間は欲の塊、好きな人に振り向いて欲しい、お金が欲しい、人気者になりたい。
学生らしい望であり、誰もが考えた事があるはず。
叶う内にどんどんと「箱」に魅了され、取り憑かれていることに気づかない。
そして最後に待っているのは自らの死。
7つ目の望みが叶ったとき、死に至る。
悪魔に願いを叶えてもらうならば、その魂を捧げなければならないというのは基本。
離したくない!とクレアは言いますが、クレアが離さないのではなく、最後の望みを叶えるまでは箱から逃げられないのです。
結末の予想も出来てしまいますが、特に問題はない締めくくりです。
こういう作品を観ると、やはり人間の欲に敵うものはないと思ってしまいます。
自分が手にしたら、どうするんだろう・・・?
ココが見どころ!
願いを叶えることと引き換えに、犠牲になるシーンは結構なホラーです。
ファイナル・ディスティネーションを思い出させる「死に方」。
安易に願いを言ってしまう主人公に苛立ちを感じつつも、今度は何が起こるんだろうと思ってしまう。
中国の箱というのもまた雰囲気があって良く、願いが叶うと蓋が開き音楽が流れるオルゴール。
この音楽が鳴ると、どこかで誰かが犠牲になったという証。
もうどれだけ願いを言うんだと思ったところで、我に返るようライアンに言われ観ている側も気づきます。
ひとつひとつ言う度に後に引けなくなり、そのうちに逃げられなくなって来る。
とても単純でシンプルだけど、ありえそうな感じがすることと人間の飽くなき欲求を見せられる面白い作品です。
そしてもうひとつ、クレアの周りの人物にあの「ツインピークス」のシェリリン・フェンが出ています!
残念ながら犠牲者の一人ではありますが、あの頃の面影があり、観ていた方はそれだけで嬉しくなると思いますよ。
まとめ
ちょっとドキドキしたい時や、ホラー映画苦手だけどちょっと観てみたい。
なんていう時にオススメの作品です。
悪魔系ホラーを好きな方は1度は観てみてくださいね!
凛子
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