映画 崖っぷちの男|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末と見所は?

今回ご紹介する映画は、2012年に公開された「崖っぷちの男」です。

なぜ男が高層ビルから飛び降りようとしているのか真相が明らかになるにつれてハラハラする展開だった!

ひっきー

凛子

ド派手なアクションはないけど、脚本と演出の力で最後まで楽しめた!

それでは本作について詳しくご紹介します!

作品情報

あらすじ

マンハッタンの高級ホテル。

ひとりの男が21階の窓枠を乗り越え、幅わずか30cmの縁に立ち、いまにも飛び降りようとしていた。

街中が騒然とする中、男は交渉の相手として女性刑事リディアを指名する。

やがて男の素性が、NY市警の元警察官ニック・キャシディと判明する。ニックは30億円のダイヤ横領の罪で服役中で、父親の葬儀で仮出所中に脱走したのだった。

ニックはヤジ馬が見守る中、リディアに対し自らの潔白を証明しようとする。

しかしその背後では、ニックの指示を受けた弟ジョーイとその恋人によってある計画も秘かに進行していくのだったが…。

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341804)

キャスト・監督

監督:アンガー・レス

ニック:サム・ワーシントン

リディア:エリザベス・バンクス

ジョーイ:ジェイミー・ベル

アンジー:ジェネシス・ロドリゲス

イングランダー:エド・ハリス

マイク:アンソニー・マッキー

ジャック:エド・バーンズ

(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341804)

ネタバレ感想

舞台はニューヨークのルーズベルト・ホテル。

眺めのいい部屋をウォーカーという名前でチェックインしたニック。

ルームサービスを頼み、一息ついたところで指紋を全て拭き取って意味深なメモを残すと、窓の外に身を乗り出しました。

僅かな幅しかない縁に立つと、それに気づいた通行人たちが騒ぎ始めます。

ニックは元警官でしたが、無実の罪で刑務所に収監されていました。

そこに警察時代の元相棒マイクが面会に来てくれ、ニックの父親が危篤状態だと知らされます。

後日、マイクの手引きのおかげで父親の葬儀に出席することを許されたニック。

葬式にはニックの弟ジョーイも来ていました。

そこでニックは弟と殴り合いの喧嘩になり、止めようと近づいてきた警官の銃を奪って逃走。

そのまま現在に至るまで、脱走犯として手配されていました。

高層ホテルの縁に立っているニックの姿はすぐに騒動となり、警察が出動。

警官がニックに話しかけると、交渉人として女性刑事のリディアを呼ぶよう命令します。

リディアは前回、自殺願望者の説得に失敗してメディアに取り上げられるほどの有名人となりました。

ニックは自分のことがもっと大々的に取り上げてもらえるように、あえてリディアを指名したのでした。

しばらくすると、ニックが隠し持っている無線機に連絡が入ります。

無線機で連絡を取っているのは、なんと弟のジョーイとその恋人アンジー。

2人はニックのいるホテルの向かいのビルの屋上にたどり着くと、爆弾を設置。

準備が完了したことを知ったニックは、自殺願望者をオーバーに演じて通行人の注目を集めて、誰も気付かないうちに爆発を成功させます。

ジョーイとアンジーはビルの中へ侵入していきます。

一方のニックはリディアからもらったタバコをシェアして、わざと指紋を取らせます。

そして、リディアはニックが2年前に宝石王イングランダーのダイヤを盗み売りさばいた犯人だと知ります。

イングランダーの所有しているビルが、まさにジョーイたちが侵入しているビルです。

ジョーイたちはなんとか数々のセキュリティを突破して、ダイヤの保管されている金庫までたどり着きます。

ニックの素性を知った警察側は突入部隊を配備。

目的が達成する前に捕まる訳にはいかないニックは、リディアに真相を語ります。

2年前、ダイヤの輸送に携わっていたニックは、覆面の2人組に殴られ気絶。

その覆面はイングランダーと手を組んだ警官であると主張します。

目が覚めるとニックは犯人に仕立て上げられていました。

本当はダイヤは盗まれておらず、破産寸前のイングランダーが保険金で復活するために仕組んだ計画でした。

盗まれたと言われているダイヤをジョーイたちに盗み出してもらうことで無実を証明しようとしていました。

リディアはニックの話を信じて、突入部隊の突入を止めるよう指示。

一方で、金庫の開錠に成功したジョーイたちは、盗まれたと思われているダイヤを探しますが見つからないまま。

万策尽きたと思われた時に、警報が発動。

イングランダーが金庫室に訪れると、ジョーイたちの気付かなかった隠し金庫を開けダイヤを自分のポケットに入れて持ち去ります。

自室に戻ったイングランダーの前に現れたジョーイとアンジー。

2人は銃で脅してダイヤを手にれるとそれをホテルのフロントに預けます。

一方、リディアが現場から離れた隙に突入部隊がニックを捕まえようとします。

ホテル内を逃げ回るニックはフロントマンからダイヤを受け取り、屋上に逃げ込みます。

そこへジョーイを人質にとったイングランダーが登場。

弟の命と引き換えにダイヤを渡してしまいます。

ニックはイングランダーを追うために、屋上から飛び降りて無事マットの上に着地。

イングランダーからダイヤを奪い、メディアや通行人の前に晒して無実を証明しました。

無事釈放されたニックはリディアと、とあるバーでお祝いをします。

そこには、フロントマンのフリをしていたバーテンダーがいました。

なんと彼はニックの父親!

父親の危篤状態からすべての計画は始まっていたのでした。

ココが見どころ

たまに登場するニックの父親が見どころです。

フロントマン以外に、映画序盤のルームサービスの際にもニックと会話しています。

親子であると知ってからもう一度観ると、セリフが違った解釈に受け取れて面白いです!

まとめ

金庫破りのシーンはスパイ映画のようにハラハラしました。

決して派手な映画ではありませんが、最後まで惹きつけて飽きさせない映画でした!

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