グレタ・ガーウィグさんが初めて本格的に監督、脚本を手掛けた作品「レディー・バード」
公開当初から話題を呼び、アカデミー賞候補にノミネートされるほどの完成度の高い作品となりました。
ひっきー
その裏側には一体どんな背景があったのでしょうか?
今回はそんなグレタ・ガーウィグの経歴や代表作を紹介します。
グレタ・ガーウィグ経歴
彼女は1983年8月4日アメリカのカリフォルニア州で生まれました。
バーナード大学在学中の2006年「LOL」という作品で女優としてデビューしました。
そして彼女が初主演、初脚本を手掛けた2007年の作品「ハンナだけど、生きて行く!」でヒロインハンナを演じ、本格的に女優活動を始めます。
元々は脚本家志望だった彼女は、その後も様々な作品に出演しながら、脚本や監督も次第に手掛けるようになります。
凛子
彼女が一躍有名になったのが2010年に公開された「ベン・スティラー 人生は最悪だ!」
ベンスティラーの人生は最悪だ!
DVD手元にあるから観たいんだけどなかなか時間とれず💦今からみれるかな?
ノアバームバック監督の作品にグレタガーウィグがよく関わるなーと思ったら私生活でパートナーだったのか。
リスさんもでてるし pic.twitter.com/kZazAWKILq— mig🦄✨ (@migusaKat) 2017年1月28日
主人公のベン・スティラーの妹役を熱演した彼女は、この作品で多数の賞に輝き、女優として注目を集めます。
ひっきー
また交際しているノア・バームバック監督と共同で脚本を手掛けた2012年の作品「フランシス・ハ」でダンサーを目指す女性を演じ、こちらも大ヒットしました。
|
ゴールデングローブ賞にノミネートされ、女優として確固たる地位を得ました。。
そしてこの映画がきっかけで日本での認知度も一気に向上しました。
凛子
グレタ・ガーウィグが作り出す「レディー・バード」
今作「レディー・バード」ではグレタ・ガーウィグは自身の体験を織り交ぜながら脚本を仕上げました。
その為、監督も務めた彼女ですので、物語全体に有無を言わせぬリアリティがあります。
まるで自伝のような感覚で彼女自身思い入れが強かったようです。
ひっきー
彼女は今作で大変キャストに恵まれたと語っています。
「監督してはまだまだ未熟な私だけど、役者たちの演技が私にインパクトを与えてくれるのよ。
だからみんなには自由に演技してもらって、たくさんのインパクトを貰ったわ。」
これは彼女がメイキングのインタビューで答えたセリフの抜粋です。
監督と聞くと、どこか威圧感があるようなイメージがありますが、女優としても経歴も素晴らしい彼女は、決して出演者やスタッフへの敬意を忘れず、そういった姿勢に彼女の人間としての魅力を感じます。
また出演した方々も、女優だったからこそわかる指示やアイディアが盛り込まれた彼女の監督としてのセンスを高く評価しています。
また映画に意識を入り込めるため、撮影時にドレスを着たりと彼女の作品に対する真摯な姿勢に出演者も激しく共感していたようです。
また彼女の素晴らしさは役者をそのシーンになじませる能力です。
彼女しか感じない感覚で全てのキャストをシーンになじませている為、見終わった後に多大な満足感を感じます。
今作では彼女の脚本もかなり高い評価をされています。
土台は母と娘の物語のですが、観終わって初めてわかる伏線など、この脚本があったからこそ「レディー・バード」が大変素晴らしい作品になったのです。
撮影中もユーモアを忘れない彼女のお陰で、現場はいつも笑いが絶えないそうです。
だからこそ「レディー・バード」は笑えて、泣けて、心温まる作品となったのです。
凛子
グレタ・ガーウィグの今後の活躍
「レディー・バード」はグレタ・ガーウィグが初めて単独監督を手掛けた作品とは思えない程、圧倒的な存在を放った作品となりました。
アカデミー賞5部門ノミネートされた今作は彼女にとっては大きな偉業であり、代表作になること間違いないでしょう。
また今作品として監督として、脚本家として、大きな可能性を見せた彼女。
彼女にしか出せない味のある作品がこれからもたくさん生まれてくるはずです。
ひっきー
凛子
今後の彼女の活躍に大いに期待しています♪
コメントを残す