今回ご紹介する映画は1992年に公開された「ルームメイト」です。
ひっきー
凛子
それでは本作について詳しくご紹介します!
作品情報
あらすじ
ケンカして同棲相手を追い出したアリーは、経済的理由から同居人募集の広告を出した。
それを見てやってきたヘディは、アリーとは全くタイプの異なる女性だった。
二人は互いに意気投合するが、次第にヘディはアリーの真似をするようになっていき……。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25116)
キャスト・監督
監督:バーベット・シュローダー
アリー:ブリジット・フォンダ
ヘディ:ジェニファー・ジェイソン・リー
サム:スティーヴン・ウェバー
グラハム:ピーター・フリードマン
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=25116)
ネタバレ感想
ニューヨークのマンションで恋人のサムと同棲していたアリー。
しかしサムの浮気が発覚し、アリーは一方的にサムを追い出して別れを告げます。
広い部屋で1人になってしまったアリーは、ルームメイトを募集することにしました。
変わった人たちが入居希望に訪れる中で、地味でまともそうなヘディをルームメイトとして選びます。
共同生活を始めると、2人はすぐに意気投合して物を貸し借りするほどの仲になります。
何の断りもなしにバディと名付けた犬を買い始めたヘディに対して、最初は何色を示していたアリー。
しかしバディのあまりの可愛さに2人で仲良く可愛がるようになりました。
共同生活は概ねうまくいっていましたが、別れたはずのサムが何度も電話をよこしアパートにまでやって来て、アリーは困惑しますがひどく反省したサムの様子を見て仲直りします。
2人がヨリを戻したことで自分が追い出されるのではないかと不安になったヘディ。
少しずつ彼女が不審な行動を取るようになります。
例えばサムに色目を使って馴れ馴れしく接したり、センス抜群のアリーと全く同じ服を揃えたりするようになります。
そしてアリーとサムが仲良く出かけ、犬のバディには全く相手にされない独りぼっちのヘディ。
アリーとサムがマンション前に戻ってくると、バディがベランダから転落して死んでいました。
さらに気分転換にヘディに誘われて美容室に行ったアリーは、ヘディの姿に愕然とします。
なんとヘディはアリーと全く同じ髪色と髪型に変身したのでした。
ヘディのことが怖くなってきたアリーは、ヘディの身辺を調べようと彼女の部屋に忍び込み私物を物色します。
すると、サムが自分に宛てた謝罪の手紙や、死産だと言っていたヘディの双子の姉妹が事故死だった新聞記事、ヘディの本当の名前が見つかります。
衝撃の事実を知ったアリーは、上の階に住む親友のグラハムにヘディのことを相談。
グラハムはすぐにでも警察に通報するべきだとアドバイスをしますが、上の階と下の階の声は空気孔から筒抜けになっているため、ヘディがそれを盗み聞いていました。
アリーが一旦グラハムの部屋を出たところで、ヘディがグラハムの部屋に忍び込み頭を殴ります。
狂気にエンジンがかかったヘディは、アリーになりすましてサムの泊まっているホテルに行きます。
暗がりの中でてっきりアリーが来てくれたと思ったサムは、ヘディだと気付かないまま行為をしてしまいます。
気づいたときは、時すでに遅し。
このことをアリーにバラされたくなければアリーと別れてと脅迫されるサム。
しかしサムは正直に自分から話すと言い出したので、ヘディは逆上してピンヒールでサムを殺してしまいます。
翌朝のニュースでサムの死を知ったアリーは、浴室で血の付いたハイヒールを見つけヘディが犯人だと気付きます。
気付かれたヘディはアリーを縛り上げました。
ヘディが逃亡の準備として外出している間に、テレビの音量を最大に上げて、誰かに気づいてもらおうとしますが、大家さんが合鍵で入室する直前にヘディが帰宅。
怒ったヘディに殺されそうになりますが、ずっと気を失っていたグラハムが助けてくれました。
アリーは必死になって逃げますが、ヘディは地下室まで追ってきました。
地下室での揉み合いの末、アリーはヘディをなんとか殺します。
へディがいなくなった安心感と悲しみの混ざったアリーの表情がなんとも切なかったです。
ココが見どころ
女性でも見惚れてしまうブリジット・フォンダの美しさに注目です。
ベリーショートに赤毛という攻めたへアスタイルでも、ブリジット・フォンダがすれば上品でハイセンスな髪型に見えるので不思議です。
ヘディが真似したくなる気持ちが分かります!
まとめ
双子の片割れを追い求めたヘディの末路がすこし可哀想に思えました。
それでもアリーに対する嫉妬心に拍車のかかったヘディは生々しく恐ろしかったです!
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