今回ご紹介する映画は、2008年に公開されたエドガー・ライト監督の「ホット・ファズ-俺たちスーパーポリスメン!-」です!
ひっきー
凛子
それでは本作について詳しくご紹介します。
作品情報
あらすじ
首都ロンドンで日夜市民の安全を守り続ける勤勉な警察官、ニコラス・エンジェル巡査。
その活躍ぶりは誰もが認めるところ。
しかし、あまりにも優秀すぎるがゆえに同僚たちの反感を買い、ついにはのどかな田舎町サンドフォードの警察署に左遷されてしまう。
事件らしい事件も起こらず途方に暮れるニコラス。
おまけに、無理やり組まされた相棒のダニーは脳天気な上に無類の警察映画オタクで、映画と現実を混同してはニコラスを辟易させる。
そんな中、突然彼らの周囲で明らかに不審な死が相次いで発生する。
ところが町の人々は事故だと言って心配する様子もない。仕方なく、単独で捜査を進めるニコラスだったが…。
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330464)
キャスト・監督
監督:エドガー・ライト
ニコラス:サイモン・ペッグ
ダニー:ニック・フロスト
フランク:ジム・ブロードベント
アンディ刑事:パディ・コンシダイン
サイモン:ティモシー・ダルトン
首都警察警視:ビル・ナイ
ジョイス:ビリー・ホワイトロー
トム:エドワード・ウッドワード
ターナー巡査:ビル・ベイリー
(出典:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330464)
ネタバレ感想
テンポのいいコメディ映画でした!
ニック・フロストが演じたダニーのキャラクターは、純粋で脳天気な映画オタクで面白かったです。
サイモン・ペッグが演じたニコラスは、頭脳明晰で警察学校ではトップの成績で卒業し、検挙率もトップのエリート警察官。
彼は間抜けな役柄のイメージが強いので、エリート警察官は新鮮味がありました。
ある日、その有能さが仇となって上司や同僚から疎まれていたニコラスは、ロンドンから左遷されてしまいます。
ニコラスの左遷先は、イギリスで最も犯罪率が低いことで知られているサンフォードという田舎町。
しかし、ニコラスが町にやって来た当日からパブでお酒を飲んでいる未成年を発見。
どうやら町の人達は、最も平和な町という肩書を守り続けたいがために、犯罪検挙率を上げないように彼らを野放しにしていました。
しかし、勤勉なニコラスは法律違反をしている人たちを前に何もせずにはいられず、片っ端から逮捕していきます。
そのため、ニコラスはサンフォードでも浮いた存在になってしまいました。
そんな中ただ1人、警察署長の息子で同僚のダニーだけはニコラスのことを慕い、2人はコンビを組むことになります。
町で唯一のまともな警察官として働くニコラスの姿に、ダニーは興奮して尊敬するのでした。
ある日、町で死体が発見されて現場に向かったニコラスは、状況から判断して殺人事件であると判断。
その死体を契機に、次々と怪奇な事件が起き、死人が続出します。
ニコラスは全て殺人事件だと睨み捜査を続けますが、周りの警官は彼の考えに賛同してくれません。
それでもニコラスは諦めずに捜査を続けていると、街を救うためのカルト組織に辿り着きます。
そのカルト組織のリーダーはなんとダニーの父親である警察署長。
たった独りでカルト組織と対峙するニコラスでしたが、人数的に圧倒的に不利で殺されそうになります。
そこに現れたのが、ダニー。
ダニーはニコラスを殺すフリをして、ニコラスを助けてくれました。
ダニーはカルト組織のリーダーが自分の父親であることを知っていましたが、この街を守るためだと言い張る父の言葉を鵜呑みにして従っていたのでした。
ダニーに逃してもらったニコラスでしたが、このまま何もしないわけには行きません。
翌日、町に戻ったニコラスはの他の警察官に事情を説明。
ダニーとも再びコンビを組んで、カルト組織と全面戦争を開始します。
ダニーと仲間の協力を得て、無事カルト集団を一掃。
そこに、ロンドンにいた時の上司が町にやってきます。
なんでもニコラスがいなくなってロンドンの犯罪率が上昇したため、戻ってきてほしいとのこと。
しかしニコラスは、そのオファーを断って町に残ることにします。
事件によって沢山の人を逮捕したため、警察署内の全員で事務処理をしていると、カルト組織の生き残りの1人が現れ、ニコラスに銃口を向けます。
ニコラスが打たれる直前で、ダニーが庇ったためダニーが撃たれてしまいます。
それから1年後。
お墓の前に立っているニコラス。
一瞬ダニーが死んだと思わせますが、後ろからダニーが登場。
二人は最高のコンビとして、今日もサンフォードの町を守るのでした。
ココが見どころ
いろんな映画のオマージュたっぷりの本作。
ダニーが上空に発泡したシーンは「ハートブルー」のオマージュ、最後の地雷のシーンは「バッドボーイズ2バッド」のオマージュ。
エドガー・ライト自身の映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」のフェンスを乗り越えるシーンも、本作に出てきました。
映画好きに嬉しいオマージュばかりで楽しくなります!
まとめ
エドガー・ライトとサイモン・ペッグは本作の続編について話し合っているようですが、果たして続編は製作されるのでしょうか。
ニコラスとダニーのその後を観てみたいです!
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