凛子
ひっきー
凛子
今回は感動作に「ワンダー 君は太陽」をご紹介します。
作品情報
あらすじ
オギーは10歳、普通の子じゃない
いつも宇宙飛行士のヘルメットをかぶっている10歳の少年オギー。
彼の見た目は普通ではない。
遺伝子の疾患で、人とは違う顔で生まれてきたのだ。
27回もの手術を受けたせいで、自宅学習を続けてきたオギーを両親は外の世界へ送り出そうと決意する。
オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会う。何度もくじけそうになりながら、家族の愛を勇気に変えて立ち向かうオギー。
そして忘れられない1年を締めくくる修了式の日に、最大の出来事が待ち受けていた。
(出典:http://wonder-movie.jp/story/)
キャスト・監督
ジュリア・ロバーツ(イザベル)
1967年、アメリカ、ジョージア州生まれ。2000年「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー賞を受賞。
才能溢れる監督達と組み、観客からも絶大な人気を博し、これまでの出演作の世界興行収入総額は25億ドルを超える。
アマでミー賞に初ノミネートされたのは「マグノリアの花たち」。
その後、世界的大ヒットを記録した「プリティ・ウーマン」、「8月の家族たち」でも同賞にノミネートされる。
ジェイコブ・トレンブレイ(オギー)
2006年、カナダ生まれ。
早くも最も優れた若手俳優の一人として名声を得ている。
アカデミー賞作品賞ノミネート作品「ルーム」で大ブレイクし、放送映画批評家協会賞など数多くの栄誉を授かる。
CMからキャリアをスタートし、5歳の時に「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」に出演した。
スティーヴン・チョボスキー(監督)
1970年、アメリカ、ペンシルバニア州生まれ。
南カリフォルニア大学院映画脚本学科を卒業。
初監督作「The Four Corners of Nowhere」はサンダス映画祭でプレミア上映される。
2012年に自分の小説「ウォールフラワー」を自分の手で映画化、脚本・監督・製作総指揮を務めて高い評価を獲得し、数々の賞を受賞する。
(出典:http://wonder-movie.jp/cast/)
ネタバレ感想
映画の始まりから感動のシーン連続です。
主人公のオギーがとにかく可愛くて!
冒頭でオギーは自己紹介してくれます。
名前や呼び名や家族のことなど。そして理科が得意なことなど。
その中でも1番印象に残ったのが、オギーは「スターウォーズ」が大好きで特に好きなキャラクターはボバ・フェット。
オギーの「スターウォーズ」好きから劇中で「スターウォーズ」のキャラクターも出てきて楽しいです。
この映画のすごいところはオギーを中心に物語を描いているけど、視点がオギーだけではないんです。
オギーのお姉ちゃんやその友人、オギーの友達などオギーの周りにいる人たちの視点も描かれています。
みんなそれぞれ色んな思いを抱えています。楽しいことだけではなく、辛い思いも。それでも、オギーと過ごすことでそれぞれが成長していくのです。
もちろんそれはオギーも同じです。
オギーも家族や友人達にぶつかったり、支えられたりしながらいつしか学校が好きになっていたのです。
登場人物全員がとても人間ぽいんです。普通の人たちで私たちの隣にいそうな人たちばかりです。
だからこそ映画に共感できて、入り込めます。
観客を、いかにも泣かせようとしている作りではないからこそ、感動し涙が出てきます。
みんなが普通で、もがきながら一生懸命生きようとしています。それがとても美しいのです。
だからきっと「ワンダー 君は太陽」は全世界で大ヒットした映画なんだと思います。
オギーの担任のブラウン先生が黒板にこんなことを書いていました。
「正しいことと親切なこと。どちらかを選ぶ時には親切なことを選ぶべき」
これはウエイン・W・ダイアーという人の格言ですが、ブラウン先生は初日に生徒にこの言葉を教えます。
「ワンダー 君は太陽」はこの言葉の通りのような映画でした。
ココが見どころ
もう何と言っても子供達の可愛さです。
みんな可愛いです。みんな大好きです。
子供って自分たちの中の問題は自分たちで解決していきます。
オギー達もそうでした。いじめっ子もいじめられっ子も、色んなことを経験しながら自分達できちんと問題解決できるのです。
それが子供の素晴らしさなんだと実感しました。
オギー役のジェイコブ・トレンブレイ君の演技には魅了されっぱなしです。なんて素晴らしい子役なんだと感心しました。
イベントで来日した時には、ちょうど「デッドプール2」でライアン・レイノルズも来日していた時で、たまたま2人とも同じホテルに滞在したようです。
そしてライアン・レイノルズと会えた時にはこんな笑顔をのぞかせていました。
ジェイコブ君の子供らしい一面です。
今後の彼の成長にとてもワクワクしてしまいます。
まとめ
「ワンダー 君は太陽」は涙あり、笑いありの本当に美しく、楽しく面白い映画です。
アメリカのEntertainment Weeklyでは涙の流す価値のある「泣ける映画」と評価されていました。
本当にその通りの映画です。
オギーとオギーの周りの美しい人達にぜひ触れてください。
たくさんの人にオススメしたい綺麗な映画です。
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