凛子
ひっきー
獣になれない私たち5話のあらすじとネタバレ感想
それぞれの修羅場
5tapで、京谷(田中圭)は、晶(新垣結衣)と一夜を共にしたことをほのめかす恒星(松田龍平)を殴り、すぐに謝罪します。
「あんたに俺を殴る権利ある?」と言い、呉羽と寝たことについても意見する恒星。
京谷は、晶と付き合うべきじゃなかった、幸せにしてやってくださいと恒星に言うと、恒星は「なんで俺が?俺はあの女好きじゃない。」と言いました。
そのやり取りを見ていた近所のラーメン屋の店員、三郎(一ノ瀬ワタル)は「それじゃ二人とも晶さんのこといらないみたいじゃないですか!」と晶のことがかわいそうだと憤慨したのでした。
そのころ晶は、京谷の家に居座っている元カノ、朱里(黒木華)のもとを訪れていました。
「ここを出ていくつもりありますか?」
核心に触れる晶に、朱里は
「死ぬまで出ていかない…って言ったらどうするの?」と聞きました。
「別れます…」と答える晶。
もう疲れたという晶に朱里は、「じゃあ、別れたほうがいいね。」と言いました。
凛子
「仕事があって、仕事ができて、好きな人に好きって言ってもらえて何贅沢言ってんの?あなたが持ってるいろんなもの、私は何にも持ってない!」と泣きながら感情をぶつけてくる朱里。
晶は「私はあなたがうらやましい…そんな風に泣けて。」と言い帰っていきました。
幸せなら手をたたこう
翌日から晶は、何かが吹っ切れたのか、以前のように明るく振舞い仕事をするようになりました。
幸せなら手を叩こうの鼻歌を歌いながら、社長の九十九(山内圭哉)の無理な要求、増え続ける仕事を笑顔で淡々とこなしていきました。
同僚の松任谷(伊藤沙莉)はいぶかし気に「大丈夫?」と声をかけますが晶はそれも笑顔で返します。
「みんな喜んでます。平和になったって!」
取引先を一緒に訪れた新人営業マン上野(犬飼貴丈)が晶に言いました。
「そうだよね。私が贅沢なんだよね。」
みんなの望む自分でいようと過ごす晶でした。
ひっきー
そんな日々の中、晶は京谷の母、千春(田中美佐子)に電話をかけます。
千春は、京谷の父親である夫の克己の自宅介護に追われる毎日を送っているのです。
「千春さん、つらいことないですか?」と聞く晶。
千春は
「そりゃあ、なくはないけど…私は克己さんと一緒にいたい」と、出会った頃のことや、夫婦になった馴れ初めを話してくれました。
「愛していれば乗り越えられますか?」と聞く晶に千春は「もちろん!」と答え、晶はたまらなくなり電話を離して「堂々巡りだあ」と泣きながら呟いたのでした。
凛子
京谷の決断
そんな中、とうとう京谷が朱里に
「おれがここを出ていく。ここは朱里にあげる」と持ちかけました。
驚いて「正気?」と聞く朱里に、京谷は「愛せなくてごめん…」と言い荷物をまとめて出ていきました。
ひっきー
京谷は家を出てすぐに、晶に「会いたい」と連絡しましたが、家を出たことを知らない晶は、ずっとおなじことの繰り返しだと思い、どうしたらいいのか分からず5tapの前でウロウロしていました。
そんな時、いつものように5tapを訪れた恒星に「何やってるの?」と声をかけられます。
「京谷に会うと許しちゃう…。だからこれから来るって言われても会いたくない…」
そう言う晶に恒星は、呉羽(菊地凛子)の旦那、橘カイジという男のことをパソコンで検索し、俺は堂々巡りは断ち切ったぞと言いました。
するとその時、晶は、こっちに向かってくる京谷の姿を見つけました。
「ちょっと、付き合って!一瞬!」
と言い、恒星にキスをする晶。
それを見た京谷は動揺し、向きを変え去って行きました。
そしてさらに、そのキス現場を偶然やってきた呉羽と三郎にも見られてしまったのでした。
まとめ
考えるのをやめて、ロボットのように日々淡々と仕事をこなす晶が痛々しかったですね。
感情のままに思いを自由にぶつける朱里のようには生きられない晶。
我慢することに慣れてしまっているのですね。
やっと踏み出したと思ったのに、また同じ日々の繰り返し…その辺がリアルに描かれたドラマです。
ラストの方で京谷が動き出したわけですが、晶の中ではもう遅い感が…。
そしてめずらしく暴走して恒星にキス。
すれ違う晶と京谷。
でも突然の方向返還、後戻りできなそう。
本当にその道が正解なのか?
まだまだ恒星にそれを委ねられるのかは疑問ですね。
これからどうなるのか、呉羽の結婚には、裏があるのか?
そもそも呉羽は、何を考えているのか?ちょっとつかめるかもしれない次回に期待したいですね!
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