映画スマホを落としただけなのに|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末と見所は?

現代社会の恐怖を表した「スマホを落としただけなのに」。

スマホを無くしたと感じた時の怖さって、本当に青ざめますよね。

凛子

考えただでもゾッとする!
財布より怖いかもしれませんね~

ひっきー

どんな内容なのか?ご紹介しましょう!

作品情報

あらすじ

彼氏の富田に電話をかけた麻美は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失った。

たまたま落ちていたスマホを拾ったという男から、富田のスマホが無事に戻ってきて安堵した麻美だったが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。

身に覚えのないクレジットカードの請求や、SNSで繋がっているだけの男からのネットストーキング。落としたスマホから個人情報が流出したのか?

(出典:http://www.sumaho-otoshita.jp/story.html)

キャスト・監督

北川景子(稲葉麻美)

1986年8月22日生まれ・兵庫県出身。

【映画出演作】『HERO』(15)、『の・ようなもの のようなもの』(16)、『君の膵臓をたべたい』『探偵はBARにいる3』(17)、『パンク侍、斬られて候』『響-HIBIKI-』(18)


田中圭(富田誠)

1984年7月10日生まれ・東京都出身。

【映画出演作】『図書館戦争』シリーズ(13・15)、『予告犯』(15)、『バースデーカード』(16)、『伊藤くんA to E』『マンハント』(18)、『美人が婚活してみたら』(19)


中田秀夫(監督)

1961年7月19日生まれ・岡山県出身

【監督作品】『リング』シリーズ(98・99)、『ザ・リング2』(05/アメリカ)、『L change the WorLd』(08)、『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(10)、『クロユリ団地』(13)、『MONSTERZ モンスターズ』(14)、『終わった人』(18)

ネタバレ感想

タイトルに惹かれて行きましたが、予想外の展開にちょっと驚きました。

そうとは言え、分かるように間で少しずつヒントはあり分かっていたのに、色んなことが起こり追いつかなくなって驚くといった感じです。

不注意で何かを忘れてしまう、という事は誰にでもあることであり、そこが何処であるかと何を無くしたかが重要。

今の時代、『スマホ』は無くてはならない大きな存在で自分の全てが詰まっていると言っても過言ではない人も多くいるはずです。

手書きで何かを書くことも少なく、電話帳もやり取りも仕事も人間関係も全てはスマホ。

そんなスマホを無くしたと思うと、本当に鳥肌が立ち焦りまくりですよね。

このタイトルがすでにインパクト大で、誰もが興味を持つと思います。

無くしたスマホから中身を抜き取られ、というところは想像通りですが、そもそもこのスマホが戻って来ることに更に興味津々。

中身を抜き、遠隔操作が出来るようにしてあえて返す。

怖すぎます。

始めはごく普通なカップルの話で、少しずつ異変は起こり周りへも影響する。

変質者が犯人と思いきや、序盤ですでに殺人鬼の話が出てきます。

これ、もしかして殺人鬼が拾った犯人なんじゃ・・・。

そんなことを考えつつも観ていると、明らかにおかしい警官、何かおかしいネット対策のプロの男。

あっちもこっちもおかし過ぎて、なんだこれ?どうなるんだ?となります。

どんでん返し、という程ではないのに、「あー!そうか」と感じるのは不思議な感覚。

それにはヒントは山ほど出ていて、気づいていたから。

でも実際に一気に紐解かれると、あー!そうか!になるのです。

殺人鬼と結びつけるなんて話が飛びすぎなイメージですが、これが良く繋がっていました。

誰にも知られたくない秘密があり、それを少しづつ知られたくないところへ発信される。

実はこの殺人鬼は今までもこうして追い込んで快感を得ていた。

どんどんスマホが侵され、助けを求めた先はネットセキュリティのプロ。

これで大丈夫ですよ、のふと見せる表情が明らかにおかしい

これ犯人だなぁなんて思っているうちに、また展開が変わっていき忘れた頃に犯人だと分かります。

やっぱり、と思うのに同時に巧妙なサイトの罠が分ったりで感心します。

そして最後に出て来るのは、主役の麻美の『秘密』。

これも中盤であれ?もしかして、と感じる部分があるのですが、それを超える事実が明らかになります。

もう一人、女の子の名前がキーワードでこれは麻美のかつての親友。

すでに亡くなっていて、その理由は麻美にもあった・・・というよりも、麻美は麻美ではなく、本当は親友の方。

整形をして成り代わっていたのです。

内容はとても切なく、そしてそれを聞いた彼の誠は受け入れることが出来ずに去ってしまう。

その後、麻美は全てを捨ていなくなり、残った麻美のスマホには誠のふとした瞬間の写真がたくさん保存されていた。

自分を想う気持ちは本当だったんだと実感した誠は、麻美を探し思い出の場所で再会し共に生きることを決める。

最後はスマホで繋がるという、なんとも皮肉な感動。

どちらにもなり得るという教訓なのかと受け取りました。

どう感じますか?恐怖でそれどころではないですか?

ココが見どころ!

みんなが何気なくやっている行動ばかりで、怖いぐらいだと思います。

ネットの世界というものが、どれだけ怖いものなのかを実感出来ます。

簡単に全てを公開され人生が狂ってしまう

何気なく投稿した写真やコメント、自分のスマホやパソコンだけに置いてあるフォルダやデータだから大丈夫。

過去にも実際問題になった、データを預けているところへアクセスされ写真が抜かれた事件。

どこに置いていても安全とは限らない。

内容がすでに怖いのに、スマホ一連の犯人でもあり殺人鬼の成田凌の鬼気迫る演技で倍増します。

映画終了後、あれはヤバいと観客から声が聞こえました。

まさに、そう思い個人的に人が離れていってしまうんじゃないかと余計な心配をしそうになるほど、その演技には狂気を感じます。

麻美が拉致され傷つけられるシーンは今までの恐怖とは全然違う怖さ。

まさしく「スマホを落としただけなのに」です。

とんでもない展開と俳優陣の演技力、シンプルなものかと思いきや内容の濃い作品。

自分への警告のためにもいいかもしれませんよ。

まとめ

現実的恐怖はリアルに感じることが出来、よりゾクっとしますよね。

時代に合った怖さは、「怖いもの見たさ」で見てみたい。

原作は続編が出ているので、また映画化されるかもしれませんね。

凛子

みなさんも絶対にスマホは落とさないように気を付けましょう!

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