映画 ザ・ボーイ人形少年の館|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末と見所は?

凛子

2016年7月公開のサスペンスホラー!人形が不気味~
人形が主役のホラー映画って色々あるけど、やっぱりちょっと怖いよね。

ひっきー

ネット配信でも大人気!人形の秘密は・・・。

ザ・ボーイ 人形少年の館」ご紹介します!

作品情報

あらすじ

過去に別れを告げるべく新天地にやってきたグレタは、老夫婦と一緒に生活している8歳の少年の世話係のアルバイトをすることになる。

ところが紹介されたのは子供の人形で、夫妻はブラームスと呼んでかわいがっていた。

さらに人形の世話には、決して破ってはならない10のルールがあったが、グレタは老夫婦が旅行に出掛けた後、そのルールを無視してしまい……。

(出典:https://www.cinematoday.jp/movie/T0021046)

キャスト・監督

ローレン・コーハン(グレタ)

ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれる。

2005年の映画『カサノバ』で長編映画デビューを果たした。

2006年には『National Lampoon’s Van Wilder』の続編である『National Lampoon’s Van Wilder: The Rise of Taj』に出演した。

2007年には『Float』に出演した。

2010年2月には『デス・レース2』でショーン・ビーンやダニー・トレホとの共演を果たした。


ルパート・エバンス(マルコム)

イギリス人の俳優。

エヴァンスの最初の主な映画は、 ギエルモ・デル・トロ監督のマイケル・ミグーラ漫画本「 ヘルボーイ 」の2004年版の監督であるジョン・マイヤーズのFBI代理人だった。

彼はまた、 レイチェル・ワイズとマックス・ミンゲラとともにマルタで撮影されたアゴラに登場しました。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)


ウィリアム・ブレント・ベル(監督)

アメリカ合衆国の脚本家、映画監督。

DEATH GAME デス・ゲーム(2006)、デビル・インサイド(2012)、ウェア -破滅-(2013)など、サスペンスやホラーの作品が多い。

ネタバレ感想

正直ジャケットやポスターを見ただけでは、怪しすぎるB級映画だと思ってしまいます。

意外と言っては失礼ですが、意外と評価も高くちょっと観てみるか、と軽い気持ちで鑑賞。

それが実はなかなかの展開が待っています。

明らかに怪しい大きな屋敷と老夫婦。

子守りの依頼を受け破格の給料だったこともあり行ってみると、その少年はなんと「人形」。

大事そうに抱え、着替えや本を読んで聞かせたり。

静かに淡々と進むその感覚に、何故か目が離せない。

老夫婦は家を空けるその間、世話をして欲しかったと外出します。

人形と二人きり、かなりの豪邸で何もすることがない。

雑誌を読み、姉のサンディと電話でおしゃべり、週に一度配達に来る日用品店のマルコムと会うことだけ。

人形がいつか動く、動く!と観ている方が緊張し、まだ動かない・・・と何度も思わされます。

少しづつその正体を現し、ようやくグレタは「生きている」のだと確信する。

そこでルールが読まれ、ルールを破っていたことが判明、そのため不思議な現象が起こっていたのです。

ルールを破ると何かが起こる、という設定はホラー映画でよくありますが、結構ドキドキします。

一人にしない、必ず少年に食事を与える、お休みのキスをする。

守りながらマルコムと生活、と思いきやここでグレタの逃げたかった過去、元カレのコールが出てきます。

コールは屋敷内でも暴れ、グレタを連れて出ようとするが人形ブラームスの本領発揮。

そして更にここで展開がガラッ変わるのです!

コールは人形をたたき割ると、その瞬間電気が点滅し、鏡の中に誰かいる!と言い近づく。

霊が怒ってどうなるのかと思いきや、なんと鏡から出て来たのは人形と同じ仮面を被った人間の男

人形が生きていたのではなく、ブラームス自身が生きていたのです。

あとから考えると、客人を招いてはならない、ネズミが多くていつも掃除しなければならない、食事を与える、窓は閉める、暖炉は使わない。

など、さすがにそこで分かることはなくとも、後からなるほどといった感じで思い当たるのです。

老夫婦も外出ではなく、もうこれ以上耐えきれないと子守りが来たら命を絶つ計画だった。

これといった盛り上がりはラストの戦いぐらいではありますが、どこか魅力のある作品です。

ココが見どころ!

人形の絶妙な感じが良い。

見るからに怖かったり凶暴な感じでもなく、かと言って可愛らしいわけでもなく。

きっと屋敷の雰囲気と俳優たちの演技で不気味さが増しているのでしょう。

生きているんだ!と分かったところからのグレタの変貌にも不気味なものがあり、何故か嬉しそうなところも怖くなります。

老夫婦が言っていたことは本当だったんだ!動いてる!

なんて、本当は気持ち悪いはずがテンション高くマルコムに説明。

しかし実は生きていたのは人形ではなく、ブラームス本人。

ようやく我に返ったように戦い、最後にグレタはブラームスをドライバーで刺しマルコムと車で逃げる。

屋敷の中では人形を作る手が映り終わる、これはブラームスは生きているという描写であるあるのお約束。

まさかの生きてるのってそっち?!が面白い展開で、スプラッター映画ではなく何度かドキッ脅かすシーンがある程度なのでホラー映画苦手な方へもオススメです。

まとめ

B級作品には掘り出し物のような面白い映画があり、出会うと嬉しくなるものです。

好きな人が多くなって来ているので、B級映画祭も増えていたり上映映画の本数も増えるんでしょうね。

今ではネット配信などでも手軽に観られるので、是非どんどんチャレンジしてみてください!

凛子

まだまだたくさん作品紹介していきますね~

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