凛子
ひっきー
獣になれない私たち第9話のあらすじとネタバレ感想
飲み友達
恒星(松田龍平)の事務所で酔っぱらって寝てしまった晶(新垣結衣)は、翌朝起きるとベットの上。
恒星は別部屋のソファーで寝ていました。
二人は、カフェでモーニングを食べながら話しました。
晶の自宅の賃貸の更新月と、恒星の不正書類の提出期限は同じ11月末。
ひっきー
「どうにもならないの?」と聞く晶に、「一度始めた悪事は続けなければならない。」と恒星は答えました。
「人に迷惑をかけているわけじゃないし、恒星さんがそれでいいならいいんじゃないかな?」と晶は恒星の行為を否定しませんでした。
凛子
一方、朱里(黒木華)は京谷の母の千春(田中美佐子)が、京谷のマンションを訪ねてきたので、とっさに荷物をまとめて晶の自宅へ。
ですが結局、朱里の姿を見て驚いた千春は、晶に事情を聴こうと晶の家に来てしまい,朱里と鉢合わせしてしまいました。
晶が職場に行くと、今まで出来なかった後輩らが、契約が取れたと喜んでいたり、朱里(黒木華)も職場のみんなと馴染んでいていい感じ…と安心したのもつかの間、晶は社長に、営業部の特別チーフクリエイター部長に昇格、朱里は秘書を命じられました。
仕事も多くなるうえに、朱里の面倒も見るよう言われた晶なのでした。
そしてその夜、5tapで京谷が来るのを待ちながら、千春と朱里と晶は3人で飲んでいて話しているうちにどういうわけか打ち解けてくるように…。
常連の恒星はカウンターでその様子を見ていました。
すると、仕事が終わって店に入ってきた京谷は、女性3人が楽しそうにしゃべっているのを見て驚き、恒星の隣に座りました。
晶と恒星の関係について聞く京谷に、恒星は「性別関係なく人間同士でいられる相手がいるとしたら、貴重じゃないですか。壊すには惜しい。」と言いました。
ひっきー
その後、朱里は晶の家に泊まると言い、晶の部屋で寝る準備をしながら、コイバナをしました。
朱里は恒星のことを、イヤミで嫌いと言い、晶は、恒星は一緒にいて楽、でも恋愛感情はないと言いました。
恋愛で自分を見失って、嫌われないように振舞って自分が消えて行くのは嫌、飲み友達や千春のようなお母さんのような人がいればひとりじゃないと思えると言う晶に、朱里は「でも、私は愛されたいなあ…」と呟いて眠りにつくのでした。
朱里の挫折
晶の会社で入ったばかりなのに秘書を命じられた朱里。
晶のサポートを受けながら必死に仕事をこなそうとしているのですが、なかなか社長のペースについていけません。
社長に急かされすぎて、とうとう朱里は仕事で大きなミスをしてしましました。
そのせいで職場は殺伐とした雰囲気になり、朱里は自分のおかしたミスの大きさに耐えられなくなり、会社を出てそのまま晶の家にいき、自分の荷物をまとめ、逃げ出したのでした。
晶の家から出てきた朱里に、偶然通りかかったラーメン屋の三郎(一ノ瀬ワタル)が話しかけます。
すると朱里は、「私…働けなかったあ。」と泣き崩れてしまったのでした。
晶と恒星の考え方の違い
晶は、「ごめんなさい」と書いた朱里のメモを手に朱里を探していました。
5Tapの前で恒星と偶然会い、朱里がいなくなったことを話しました。
「何もできなかった…」という晶に対し恒星は、「何もできないよ」という恒星。
晶のやっていることは、誰かのためだといいつつ、所詮自己満だという恒星に、晶は、誰かのためにつらいことを少しづつ分け合っていくのが人だと信じていたといいました。
恒星は朱里のメモをビリビリに破いたのでした。
ひっきー
晶がとうとう職場で爆発
出社した晶は、朱里のデスクに貼ってあった「落ち着いて頑張る」「必要な人になる」と書いてあった付箋を見つめました。
そこに社長の九十九がきて、入って2週間しかもたなかった朱里のことを、やる気がたりなかったといいました。
「は?やる気?」
晶の中で何かが爆発しました。
社長の無茶ぶりを働かなければ生きていけないからみんな聞いている、でもみんな、社長が怖いから誰かがミスして怒鳴られていてもフォローしない、朱里がミスしたのも社長が追い詰めたせいだと言いました。
「こんな会社でどうやって働けって言うんですか?」と声を荒げる晶に、社長は
「だったら、すぐ辞め!深海一人おらんでもどうとでもなる!」と怒鳴りつけました。
それに対し晶は「出過ぎたことを言い申し訳ありませんでした。」と言い会社を出て行ったのでした。
弱った二人は…
恒星の事務所に、粉飾決済の依頼相手が来ていました。
「もうできません。他をあたってください。」と訴えますとまで言い、依頼を断ろうとする恒星。
相手は、訴えても粉飾に加担した税理士として、すべてを無くすのは恒星のほうだと言いました。
その男と入れ違いに、晶は恒星の事務所にやってきました。
恒星は暗い部屋で、相手の男に土下座をしたのか座り込んでいました。
晶がそばに行き話しかけました。
「どうにかしようとしたの?」
「うん。した。でもダメだった。」
晶の様子もおかしいと気づいた恒星は、何かあったのか聞き、晶は、会社で吠えたけどどうにもならなかった、自分は必要なかったと言いました。
恒星は晶を抱き寄せキスをしました。
外は雨。
二人は、ベットで体を重ねました。
翌朝、先に起きた晶は、何も言わず服を着て恒星の事務所を出ました。
ベットに横たわっていた恒星ですが、起きていたので晶が無言で出ていくのに気づいていました。
恒星の事務所を出た晶は、「あれ?間違えた?」と呟いたのでした。
まとめ
せっかく人間同士の深い絆で結ばれつつあった恒星と晶。
ですが男と女、お互いの傷をなめあうようにベットインしてしまいました。
こうなると今まで通りにはいかないものですかね。
弱った二人がお互いの気持ちを確かめる前に流れでこんなことに…危ういですね。
次回はとうとう最終回。
どうにかなるのかならないのか、それぞれの出す答えに注目です。
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