映画レザボアドッグス|あらすじとネタバレ感想!結末と考察は・・

凛子

この作品で一躍有名になり、日本でも大人気でCMにも出ていましたね!
クエンティン・タランティーノ監督!その人です。

ひっきー

ブームになった程、世界が熱狂した作品

作品情報

あらすじ

強盗のために集められた、お互いに素性を知らない人間6人がコードネームとして「色」を使ってお互いに名前を呼び合い、宝石強盗計画を実行したが、事前に警察はこの宝石強盗を把握しており、Mr.ホワイトと重傷を負ったMr.オレンジは命からがらアジトに逃げ帰る。

そこにMr.ピンクがアジトに到着し、「この中に裏切り者がいる」と言い始める。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

キャスト・監督

ハーヴェイ・カイテル(ミスター・ホワイト)

1991年、カイテルの低迷期に苦楽を共にしたスコットの監督作品『テルマ&ルイーズ』で義理人情に厚い刑事を演じて復活の兆しを見せると同年公開の映画『バグジー』ではアカデミー助演男優賞にノミネートされた。

他にも幾つかの映画賞を受賞。翌1992年には出演と製作補を兼任した『レザボア・ドッグス』で映画俳優としての地位を取り戻した。


ティム・ロス(ミスター・オレンジ)

長年売れない俳優であったが、1992年にクエンティン・タランティーノ監督のデビュー作である『レザボア・ドッグス』で準主役のMr.オレンジ役、2年後に同監督出世作となる『パルプ・フィクション』ではオープニングとラストに登場するファミレスのカップル強盗の役を演じ、注目される。


クエンティン・タランティーノ(監督・脚本)

タランティーノは『レザボア・ドッグス』で脚本家・映画監督としてデビューした。

脚本が米映画俳優のハーヴェイ・カイテルに認められ、彼の出演とプロデュースを受けて、カンヌ国際映画祭にも出品され、カルト的ヒットとなった。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭でも南俊子賞(批評家賞)を受賞、映画祭期間中に次回作『パルプ・フィクション』を執筆。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

ネタバレ感想

1993年4月24日公開。

当時、映画界が激震!なぐらい衝撃的な作品でした。

タランティーノ作品はオープニング・シーケンスのカッコ良さですでに釘付けです。

007やサム・ライミのスパイダーマンなども、オープニングのワクワクが忘れられない映画ですが、本作やパルプフィクションも同じくです。

そしてもう一つ、タランティーノ作品で必ず出て来るものは、映画と全く関係ない話を熱く語っているシーン。

ひたすらマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」について熱く語っていますが、マドンナの話っている?なんて思ってはいけません。

これこそが、タランティーノなのです。

分かる人にはニヤニヤですが、元ネタを知らなければそれ何??になります。

なので、元ネタの情報を調べたり作品などを観てからまた観てみるのも面白い。

ストーリーはシンプル、出て来る人数も少ない。

6人の中に1人スパイがいる。

この映画の素晴らしさは、作り方です。

一人ずつの視点から見せ、それもあえて繋げない。

そんなに難しく考えなくても、頭の中で勝手に繋がります。

ここでああなってる時に、こっちではこうだったのかと時間軸の職人のようです。

連れて来られた警官は、そうだったんだ、など後からどんどん繋がって来ることの心地よさと興奮。

誰がスパイかも序盤から分かり、中へ入り込む為に演技を覚えているのも面白い。

タランティーノ自身映画オタクであり、ビデオレンタル店で働きながら映画を観まくり脚本を書いていた程。

だからこそ、どの作品にもオマージュがたくさん出てきます。

本作のネーミングに色をつけたのは、1975年のサブウェイ・パニックから。

この2009年にリメイクされたので(サブウェイ123激突)、観たことがある方もいるんじゃないでしょうか?

ここまででは、サスペンス色の濃い映画の感じですが、タランティーノ作品のもう一つ好きな所は、容赦ないところ

ありがちな、銃を構えたりナイフを持って、今やればいいのにやらないからやられる、みたいなものは、ありません。

心の準備なんてしている暇はなく、突如バーン!です。

来るか来るか?では、絶対来ます。

ラストの打ち合いも、見事に全員やられます。

バイオレンスなところも衝撃的。

タランティーノが好きだと言うと、ちょっと変わった人だと思われていました。

変わってるからこそ唯一無二の面白さ

ココが見どころ!

演出と撮り方、そして音楽も重要です。

大好きな物を作りこんだ映画を撮る監督はいますが、その中でもタランティーノはそれがまさしく「映画」であること。

仁義なき戦いにも影響を受けており、その為邦題のサブタイトルに「仁義なき男たち」とついています。

本作の場合は、おいおい、そんなのわざわざつけるなよ、ではないのです。

キャラクターももちろん濃く、一人ひとりが良くわかります。

バイオレンスと書いたように、暴力的なシーンもたくさんあり、ナイフで耳ギリギリは痛い。

ヒッチコックのように、タランティーノ自身も出演するのでそれも面白い所です。

この作品では、チラッとではなく思いっきりメンバーですが。

まとめ

日本のバラエティー番組でも、レザボア・ドッグスのパロディは当時ブームでよくありました。

黒いスーツにサングラス、丸いテーブルを囲み、たわいもない会話を永遠とする。

黒いスーツにサングラスで2人ならMIBですが、6人いれば間違いないです。

凛子

この作品がハマれば、タランティーノ作品はどんどん面白くなるので最高ですよ!

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