凛子
ひっきー
B級サバイバルホラー「サラリーマン・バトル・ロワイアル」
原題「The Belko Experiment」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
コロンビアのベルコ・インダストリーズに、いつも通り出社してきた80人の社員たち。
業務がはじまった矢先、オフィス内に「8時間後にほぼ全員が死ぬ。30分以内に同僚2人を殺せば生き残る確率があがる」という衝撃的なアナウンスが流れる。
社員たちは慌ててビルから逃げ出そうとするが、全ての窓が頑丈なシャッターで閉ざされてしまう。戸惑う彼らに、タイムリミットの30分が迫り……。
(出典:https://eiga.com/movie/86731/)
キャスト・監督
ジョン・ギャラガー・Jr(マイク・ミルシュ)
アメリカ合衆国の俳優である。
ミュージカル『Spring Awakening』、『アメリカン・イディオット』への出演で知られ、トニー賞も受賞した。
2012年からはアーロン・ソーキンによるテレビドラマ『ニュースルーム』でジムを演じている。
2016年『10 クローバーフィールド・レーン』に出演。
トニー・ゴールドウィン(バリー・ノリス)
アメリカ合衆国の俳優、映画監督。
1990年『ゴースト/ニューヨークの幻』、1993年『ペリカン文書』、1995年『ニクソン』、2003年『ラストサムライ』、2014年『ダイバージェント」、2017年『ザ・シークレットマン』など、数多くの作品に出演している。
グレッグ・マクリーン(監督)
マンイーター (2007)、ハロウィン2016 (2015)、ダークネス (2016)、サラリーマン・バトル・ロワイアル (2016)、ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡 (2017)など、脚本や監督、製作をしている。
ネタバレ感想
全く内容観ずにつけた邦題なんだろうなぁ、と思います。
未公開作品なので、更にやる気がなく売る気ゼロなんじゃないかと…勿体ないです。
R15指定なので観てみたのですが、それがなかったらもしかしたらこの邦題を見てスルーしていたかもしれません。
いつものように会社に出社すると、窓が全部外側から塞がれ突然殺し合いがはじまる。
この、殺さなければ死ぬ、という心理戦はホラーやサスペンスでよくみられますが、この作品はテンポが速くて飽きずに観られます。
きっとあっという間に終わります。
同じくB級ですが、ヒューマンレース並みに速い。
その中でも、絶対出て来る自分だけはみたいなキャラも意外とあっさりやられたり。
頭に爆弾が仕掛けられている、というのは初めてみたので面白いと思いました。
入社するときに、全員が埋められていたチップ、時代を感じます。
今は自らチップを入れる人がいるぐらいなので、あり得ることになるかもですね。
チップと言われて実はリモコン爆弾。
逆らうと、即頭バーンです。
最終的に一人残ったマイクは隣の倉庫で裏の人間を殺します。
途中、死んだ社員の頭から爆弾を取り出していて、その爆弾の伏線もきっちり回収するし、スッキリ。
ただそのあと、ラストがあ~~それ、何回も観たことあるー。でした。
会社には支社がたくさんあり、全ての社で行われていた、というモニターが映る。
人体実験の映画は、この終わり結構多いのでこれだけが残念でした。
ふらふらになって会社を出て、そのまま帰る方が良かったかもですね。
同じような内容の作品が好きで、見過ぎて慣れているせいとも言えますが…。
ココが見どころ!
映画や海外ドラマが好きな人なら知っている俳優陣が出ています。
ボスであるバリー役のトニーは、ゴーストの悪霊に連れて行かれる悪いヤツで、他にも多数出演いる俳優さんです。
社員の中に、ジョン・C・マッギンリー(プラトーン、ウォール街、セブン、アイデンティティ、他多数)、デヴィッド・ダストマルチャン(ダークナイト、アントマン、ブレードランナー2049など)、オーウェン・イオマンはメンタリストのウェイン・リグスビー役で有名です。
中でも、マイケル・ルーカーはあのアベンジャーズの一本、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのヨンドゥなのです!
武器である矢を口笛で操る、続編では最高の役どころだったキャラクターです。
そして更には、同じくガーディアンズのショーン・ガン、彼はヨンドゥを一番慕う人物でした。
まさかの共演!しかも、ガーディアンズ1(2014)、本作(2016)、ガーディアンズ2(2017)と製作されていました。
あんなに凄いヨンドゥ、いや、本作ではバド、驚くほど早い段階でいなくなります。
え??うそ?!もう?あ、結構古い映画かなぁ…って、ガーディアンズのあとって!
なんて贅沢な使い方なんだと思ってしまいます。
完全なるB級感満載の中、続々と出て来る有名俳優たちにやたら期待してしまうことでしょう。
まとめ
凛子
ひっきー
なので、面白いんです。
未公開だったのも残念です…これはささやかでも公開していれば、結構観に行くマニアはいたと思います。
「みんな知らないけど、面白いの知ってる」ぐらいの喜びで、是非観てみてください。
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