映画エイリアン:コヴェナントのネタバレ感想!ラスト結末は・・・

リドリー・スコット監督による「エイリアン」シリーズの最新作「エイリアン:コヴェナント」。

凛子

前作「プロメテウス」で登場した、アンドロイドのデヴィットが、続投していたね!
エイリアンの誕生に迫った映画だった!

ひっきー

それでは、「エイリアン:コヴェナント」について詳しくご紹介します!

作品情報

あらすじ

人類初の宇宙移住計画により、2000人の入植者を乗せて宇宙船コヴェナント号は新たな植民地となる惑星オリガエ—6を目指していた。

ところが突然のアクシデントで、船長が命を落としてしまい、その直後コヴェナント号は謎の電波を受信する。

船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻であるダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である近くの惑星へと向かう。

オラムやダニエルズを含む調査隊が惑星の探索を進めるうちに、そこは目的地よりもはるかに地球の環境に似ており新たな楽園と思われた。

だが、それは人類の生存を賭けた想像を絶する戦いのはじまりだった……。

(出典:http://www.foxmovies-jp.com/alien/)

キャスト・監督

監督・製作:リドリー・スコット

デヴィット/ウォルター:マイケル・ファスベンダー

ダニエルズ:キャサリン・ウォーターストン

オラム:ビリー・クラダップ

テネシー:ダニー・マクブライド

ロープ:デミアン・ビチル

(出典:http://www.foxmovies-jp.com/alien/)

ネタバレ感想

本当に怖いのはエイリアンではなく、アンドロイド。

本作によって、なぜエイリアンが誕生したのかが判明しました。

その重要な役割を担っているのが、2012年に公開された前作「プロメテウス」に登場したアンドロイドのデヴィット。

前作で生き残ったのは、デヴィットとエリザベス・ショウ博士だけでした。

前作は2人がエンジニアの母星を目指し、旅立ったところで終わっています。

そして本作の植民船コヴェナント号が、謎の惑星からの信号を受信して、向かった先がそのエンジニアの母星でした。

ちなみにコヴェナントとは、「契約」「誓約」という意味。

2000人もの移民を人工冬眠させて、地球と似た惑星オリガエ6という約束の地を目指していたのが、コヴェナント号です。

しかし、約束の地を目指さずにシグナルを発してきた謎の惑星に降り立った人間たちには、天罰が下ります。

最初から最後まで思っていたことですが、本作に登場するコヴェナント号のクルーたちはあまりに愚かで、笑えてくるほどでした。

2000人もの移民の命を背負っているにもかかわらず、ふらっと謎の惑星に降りたり、個人的な感情だけで2000人の命を危険に晒したりします。

エイリアンに殺されても仕方ないと思える馬鹿さ加減でした。

ここは賛否が分かれるところですが、ギャグ的な要素として見れば面白いです。

この人たちには命を預けたくないなと思いながら観ると、笑えてきます。

そんなクルーが謎の惑星で殺人生物に襲われているところを助けた人物はデヴィット。

最初は救世主的な存在だったデヴィットが、次第に彼の化けの皮が剥がれていきます。

それはウェイランド社に創造された彼が、創造主の側に立つこと

エイリアンの原型となるネオモーフを創造していたのは、デヴィットでした。

そして前作で一緒に生き残ったショウ博士は、人体実験としてデヴィットに殺されていました。

彼は、ネオモーフにコヴェナント号のクルーたちを捕食させて、エイリアンの完成形となるプロトモーフの誕生に成功するのです。

ラストは、死んだと思っていたデヴィットが別のアンドロイドのウォルターになりすまし、コヴェナント号を乗っ取ってしまいます。

本作のヒロインであるダニエルズがそのことに気付きますが、時すでに遅し。

デヴィットは強制的に彼女を冷凍冬眠させてしまいます。

殺人生物と2000人の移民を乗せたまま、デヴィットはオルガエ6を目指して航行。

創造主となったデヴィットと2000人の移民は、今後どうなるのか気になるところで映画は終わってしまいます。

デヴィットはこのままオルガエ6で人間を餌にエイリアンを増やしていくのか、続きが気になります!

ココが見どころ

この映画で重要な鍵を握るアンドロイド

本作に登場するアンドロイドは、前作「プロメテウス」で登場したデヴィットと、本作で新たに登場する新型のウォルターです。

デヴィットは、自らが創造主になることを望んで、エイリアンを育てるために人間を捕食させる悪の存在。

自我が目覚め、自分の欲望を達成させるマッド・サイエンティストのような壊れたアンドロイドでした。

一方ウォルターは、ダニエルズに恋をして、彼女をエイリアンとデヴィットから守ろうとする善の存在。

2体の異なる性格のアンドロイドをマイケル・ファスベンダーが見事に演じ分けていていました。

デヴィットが伸び切った髪を切り、ウォルターと外見上では瓜二つになっても、微妙な表情の違いや纏っている雰囲気の違いが伝わってきました。

兎にも角にもマイケル・ファスベンダーの演じ分けが最高でした。

彼のための映画と言っても過言ではありません。

まとめ

実は本作の興行成績が振るわなかったため、続編の製作に影を落としているようです。

コヴェナントのラストは非常に気になるところで終わっているので、ぜひ製作を進めてほしいです!

ディヴィッドの暴走は止められないのでしょうか?

続編に期待しています!

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