凛子
ひっきー
QUEENを知っているなら号泣、初めての方はその音楽と生き様に心奪われる!
「ボヘミアン・ラプソディ」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
1970年のロンドン。
ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは、ボーカルが脱退したというブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。
類いまれな歌声に心を奪われた二人は彼をバンドに迎え、さらにジョン・ディーコンも加わってクイーンとして活動する。
やがて「キラー・クイーン」のヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむ。
(出典:https://www.cinematoday.jp/movie/T0023119)
キャスト・監督
ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー)
ロサンゼルス生まれのアメリカ合衆国の俳優。
2005年~2007年に放送されたFOXのコメディ・ドラマ『The War at Home』における、主人公家族の隣に住むゲイの少年ケニー(Kenny)役で一躍人気をつかむ。
2006年、2009年、2014年公開の映画『ナイト ミュージアム』シリーズで「展示物」である若きエジプト国王アクメンラー役を演じる。
以降、その独特な風貌を生かしたオリエンタルな役を多く務める。
グウィリム・リー(ブライアン・メイ)
16歳の時にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『リチャード三世』に出演する。
リーはテレビドラマ『ランドガールズ(英語版)』の最終シーズンにレギュラー出演した他、『キケンな女刑事 バック・トゥ・80’s(英語版)』、『フレッシュ・ミート(英語版)』、『脳外科医モンロー』などにゲスト出演する。
さらに『The Emerald Tiger』や『The Silver Turk』といったラジオ作品にも出演する。
ブライアン・シンガー(監督)
アメリカ合衆国ニューヨーク市出身の映画監督。
1995年の映画『ユージュアル・サスペクツ』で一躍注目を浴び、大作映画『X-メン』の監督に抜擢された。
その後、『X-MEN2』『スーパーマン リターンズ』を監督した他、ヒトラー暗殺計画を描いたトム・クルーズ主演の『ワルキューレ』の監督もしている。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ネタバレ感想
今一番ヒットし盛り上がっている映画ではないでしょうか。
2D通常上映だけではなく、4DX、IMAX、爆音祭やフレディ・マーキュリーの命日に一緒に歌って盛り上がろうといった上映会もあったりと、動員数は日々上がり続けています。
そして9割高評価、もうひとつの驚きは高リピート。
一度観た人たちが、もう一度もう一度と足を運んでいるのです。
もう〇回も観てきた、なんていうレビューは多々あります。
そういう筆者も2回、爆音祭では足らずIMAXで音楽を体中で感じ、また行きたい。
ちなみに爆音祭は満席でした。
QUEENの音楽、全てが好きな人は号泣必至。
この映画で知った人たちは、どういうバンドでありフレディの生きざまを見て伝説のバンドと言われる意味が分かったと思います。
聞いたことある!という曲は多数あると思うので、メンバーを知らずとも同じように興奮するはず。
型破りな個性と音楽、奇抜過ぎても周りは認めざるを得ない。
それでこそ「個性」というもので、誰かに押さえつけられると個性はなくなってしまう。
自分の道を進む大切さ、それを理解してくれる人々の大切さ。
グレイテスト・ショーマンでもありましたが、成功していくと人は少しづつ道を踏み外しがちになってしまう。
今までの苦労を共にして来た人たちよりも、目の前の欲に目が眩み誘惑に負ける。
実際そういう立場になると、きっと周りを囲む人々の変化もあり、何が正しいのか判断することも困難になってくるのかもしれません。
フレディは自分の才能と周りの声に飲まれ、大切なものを自ら手放してしまう。
プレッシャーに押され、深みにはまりボロボロになる。
ようやく現実が見えた時には、誰もいない。
一番大切だった家族同然のメンバーの元へ頭を下げに戻り、もう一度ステージに立つ日まで。
そういった流れですが、この中にフレディの死因でもある「エイズ」の話があります。
伝記だけあり、隠さずストレートに表現されておりよりフレディ・マーキュリーという人への興味と共に苦悩が痛いほど伝わって来ます。
遊びまくった代償、と言えばそれまでかもしれませんが、受け止めたくない。
QUEENを知り、死因を知っていた人ならもうこの辺りで我慢出来なくなります。
すでにいない存在だけど、認めたくない!いなくなってほ欲しくない!なんていう熱い感情が湧く。
そして繋がる大舞台の「ライヴエイド」。
ここは正直、そんな歌詞の繋げ方しないでくれよと頼みたくなるような構成。
その意味は、まるで泣いてくれと言わんばかりの「ママ、僕は死にたくないんだ」というボヘミアンラプソディの部分を熱唱するシーン。
こんなの号泣するに決まってます。
フレディがエイズにかかってから作った歌じゃないのに、と思いつつも泣かずにはいられない。
細かい部分をさらうと多少の盛りはあろうとも、ウソの話ではありません。
ライヴエイドに関しては、ステージに出てきてすぐに歌う歌なので、事実ではあります。
しかし、ここまでの流れでのこれが涙を耐えきれなくする。
実在し、燃え尽きて未だ語り継がれるレジェンド。
観て損をすることは100%ありませんよ。
ココが見どころ!
この作品の一番熱く見せるシーンは、なんと言っても「ライヴエイド」。
「1億人の飢餓を救う」というスローガンを掲げ、チャリティーコンサートを行いこれは20世紀最大と言われています。
日本も協賛国であり、参加したアーティストも多数おりテレビで放送もされました。
12時間にも及び、参加人数も募金額も桁違い。
このコンサートとアーティストにどれだけの影響力があったのかと思うと、想像を絶するものですよね。
ほとんどノーカットで行われたライヴエイドのシーンは圧巻で、完璧。
ステージ上のセットはもちろん、ジュースのカップから全て再現されています。
肝心なフレディ役のラミ・マレックは、何百回見て練習したのだろうかと思う程のなりきりぶり。
もう本人に見えてきます。
やはり主役はフレディ・マーキュリーであるため、注目されますが実は他のメンバーもそっくりです。
生き写しかと疑う程に全員がそっくりで、その分観客の感情も高ぶり熱くなる。
何度も何度も観たくなって当然、そこにいると感じられ、信じたい。
まだまだQUEENの熱は今から盛り上がる気がします。
まとめ
幾度となく注目され人気が出る。
今の人かのようにブームが来る。
ドラマや映画、CMなどに使用され時代を超えて知られる曲。
マイケル・ジャクソンのように、こんな人2度と現れないだろうと嫌でも確信してしまいます。
同じ時代を生きられて良かったと、心から思える伝説の人。
凛子
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