映画あしたは最高のはじまり|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末と見所は?

今回ご紹介する映画は、2017年に公開されたフランス映画「あしたは最高のはじまり」です。

「最強のふたり」でブレイクしたオマール・シーが、今回も大活躍していました!

ひっきー

凛子

親子の愛情が深くて感動的でした!

それでは本作について詳しくご紹介します!

作品情報

あらすじ

南仏コートダジュールの海辺の町で、観光客を乗せるヨットの仕事をしながら、毎日がバカンスのような気楽な暮らしを送るサミュエル(オマール・シー)。
そんなある日、かつて関係を持ったことすらよく覚えていない、クリスティン(クレマンス・ポエジー)と名乗る女性が現れ、生後3か月の赤ん坊を「あなたの娘、グロリアよ」とサミュエルに託していく。

慌てたサミュエルはクリスティンを追ってロンドンへと向かうが、とある事情から心に傷を負い、子育てにも自信を失くした彼女は、どこかへ消えてしまう。

言葉も通じない異国で立ち往生、財布を落として全財産を失くしたサミュエルを救ったのは、彼にひと目惚れしたゲイのベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)だった。

TVのプロデューサーのベルニーは、サミュエルにスタントマンの仕事を斡旋し、一人では広すぎる家にグロリア共々居候させてくれる。

それから8年、グロリアは明るくたくましく聡明な少女に成長し、スタントマンとして大成功を収めているサミュエルの優秀なマネージャーとして、しょっちゅう学校を休んでは、撮影現場に同行していた。

もはや娘というよりも、サミュエルの立派な相棒だ。二人を支えてきたベルニーは、未だ恋人募集中ではあるが、グロリアのおじのような存在として絶大な信頼を得ている。

3人はあらゆる意味で“普通じゃない”家族になっていたが、誰よりも幸せいっぱいの家族でもあった。

(出典:http://ashita-saikou.jp/about.php)

キャスト・監督

監督:ユーゴ・ジュラン

サミュエル:オマール・シー

クリスティン:クレマンス・ポエジー

ベルニー:アントワーヌ・ベルトラン

グロリア:グロリア・コルストン

(出典:http://ashita-saikou.jp/about.php)

ネタバレ感想

南フランスのリゾート地、コートダジュールでクルージングを使った観光案内をしながら、遊び呆けていたサミュエル。

そんな彼の前に1年前にゆきずりの関係を結んだクリスティンという女性が現れ、彼女の抱いている赤ちゃんをサミュエルの子だと告げられます。

クリスティンはサミュエルにタクシー代の20ユーロを借りると、赤ちゃんをサミュエルに抱かせたままタクシーに乗って逃げ去りました。

クリスティンからの電話を取ると、精神的に追い詰められて育児ができなくなったと告げられました。

ロンドンに帰ると聞いたサミュエルは、赤ちゃんを返すためにロンドンへ向かいますが、英語を全く話せないサミュエルは困り果てます。

観光業の仕事はクビになり、財布も落とす始末。

そんな時、通りかかった映画プロデューサーのベルニーがフランス語を話しているのを耳にして話しかけます。

話に夢中になっていたサミュエルは赤ちゃんをエスカレーター下に置いていたことを思い出し、アクロバティックな動きで赤ちゃんのもとに。

そんな彼のアクロバティックな素質を見抜いたベルニーは、サミュエルをスタントマンとしてスカウト。

一旦は断ったサミュエルでしたが、他に行き場のない彼はベルニーの自宅を訪ね覚悟を決めます。

それから、8年後。

女の子の赤ちゃんはグロリアと名付けられ、サミュエルとベルニーによってすくすくと成長していました。

スタントマンとしての仕事も成功を収めたサミュエル。

親子は毎日楽しく過ごしていましたが、母親がグロリアを捨てたことをグロリア本人には伝えずにいました。

代わりに母親は潜入捜査官で世界中を飛び回っていると嘘をついていました。

ある日の定期検診で、グロリアと病院にやってきたサミュエルは、医師からグロリアの病気は他に手の打ちようがないと言われてしまいます。

母親と会いたいと懇願するグロリアの願いを叶えてあげたいと思ったサミュエルは、長年送り続けていたフェイスブックのメッセージにグロリアの代筆として会いたいとメールしました。

すると彼女のアカウントが8年ぶりにログインされ、グロリアのメールがすべて既読され会いに行くという返信が来ました。

翌日、母親と会えたグロリアは終日上機嫌で、親子3人で楽しい時間を過ごします。

グロリアとサミュエルの息の合ったやりとりを見ていたグロリアはグロリアとの空白の8年間を後悔し、娘との時間を取り戻したいと思うようになります。

弁護士の恋人ローウェルとNYで同棲しているクリスティンは、グロリアを引き取りたいと申し出ますが、もちろんサミュエルは拒否します。

しかし2人の話を立ち聞きしていたグロリアは、潜入捜査官の話が全てウソだと知り、サミュエルを非難してクリスティンの元へついて行きました。

グロリアを取り戻すため、サミュエルはクリスティンとローウェルの宿泊しているホテルに行き、寝入っている娘を連れて帰りました。

そんなサミュエルの態度に激怒したクリスティンは、親権をめぐって裁判を起こします。

裁判はグロリアが毎日学校に行くことを条件にサミュエルが勝ちました。

サミュエルはスタントマンを辞め、グロリアの学校で教師として仕事を開始。

裁判で負けたクリスティンは最後の手段としてDNA鑑定を行います。

鑑定結果でサミュエルとグロリアはDNA上、親子ではありませんでした。

グロリアがクリスティンに引き取られる出発の日。

NYに行きたくないと本音をこぼすグロリアの気持ちを汲んだサミュエルは、彼女を連れて逃げ出しました。

グロリアを待つクリスティンに対して、ベルニーはグロリアの余命が長くないことを告げました。

数日後、サミュエルはグロリアとコートダジュールに戻っていました。

しばらくするとベルニーとクリスティンも現れ、グロリアは大好きな人たちに囲まれて息を引き取るのでした。

サミュエルはグロリアとの楽しかった日々や育児を思い出しながら、笑みを浮かべるのでした!

ココが見どころ

サミュエルを演じたオマール・シーとグロリアを演じたグロリア・コルストンの息がピッタリでした!

自然と笑顔がこぼれていて、親子の絆が伝わってきて本当の親子を見ているようでした!

まとめ

常に娘のことを考えているサミュエルが素敵でした!

親子は血が繋がっていなくても関係ないと思える作品でした!

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