凛子
ひっきー
ハラハラドキドキが止まらない!新たなサメ映画「ロストバケーション」ご紹介します!
作品情報
あらすじ
亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。そこはサーファーにとって最高の楽園。
医学生のナンシーは休暇を利用し、ついにそのビーチを訪れる。
地形、波、風。全てが完璧だった。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。
そんな彼女の最高の休暇が一転、恐怖に支配される。一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲いかかった―。
(出典:http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/lostvacation/)
キャスト・監督
ブレイク・ライヴリー(ナンシー)
1998年に映画『サンドマン』でデビュー。
2005年公開の『旅するジーンズと16歳の夏』で注目を集め、ティーン・チョイス・アワードのブレイクスルー女優賞(映画部門)にノミネートされた。
2007年放送開始のテレビシリーズ『ゴシップガール』のセリーナ・ヴァンダーウッドセン役でブレイクし、ティーン・チョイス・アワードブレイクスルー女優賞(テレビ部門)と女優賞(テレビ部門)を受賞した。
ジャウム・コレット=セラ(監督・製作総指揮)
映画監督・映画プロデューサー。アメリカ合衆国で活動している。
2005年の『蝋人形の館』、2009年の『エスター』、2011年の『アンノウン』、2014年の『フライト・ゲーム』、2015年の『ラン・オールナイト』などで知られている。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)
ネタバレ感想
この映画は映画館で見るべき映画だと思いました。
映像がとても綺麗で、最高の楽園と言われるのが伝わる魅力的なビーチ。
序盤のサーフィンをする姿も迫力があり魅入ります。
この魅力からのサメなので、一転するギャップの凄さに驚き釘付けです。
秘密のビーチだからこそ最高の波があり人はほとんど来ない場所。
二人の男性がすでにサーフィンを楽しんでいて、これがまたポイントなんです。
この二人からここは干潟になると海中に沈んでいる岩礁が浮き出て、小さな島になるということを聞きます。
日が傾きだした頃に二人は帰る準備を始めますが、ナンシーはもう少し待ってみたいと残ります。
イルカの群れに誘われ近くに行ってみるとそこにはクジラの死体が。
何かがおかしいと感じて引き返そうとしたときにはすでに遅く、巨大なサメに突如襲われ海の中へ。
もうここからは本当に1対1なのです。
数あるサメ映画を観て来ましたが、珍しいと思います。
助けは来ない、誰もいない、岸はすぐそこなのに辿り着くことは出来ない。
何度も何度も襲われ、頭脳と力で逃げます。
ナンシーが医大生であるということが重要で、傷口を縫うことや生きるすべを知っている。
干潟になると浮かんで来る岩礁も上手く使い、本当に手に汗握るとはこのことです。
なんとか朝を迎え、昨日の二人が戻って来ても嫌な予感が。
何が起こっているか分からない二人はいつものように海に入り犠牲になります。
絶望の中、この内の一人がカメラを付けたヘルメットを被っていたのも面白い展開でした。
そこへビデオメッセージを残し、思いっきり岸へ投げます。
しかしこれがきっかけで助かるのは最後の最後であり、サメと戦い勝つのは一人。
どこへ行っても近くでずっと狙っているサメがいて、何も出来ない恐怖。
でもなんとか道を見つけ、船舶用のブイ目指して泳ぎ出したところ今度はクラゲ。
これが逆にサメが近寄れない状況を作り、ブイへ無事到着。
それもつかの間でサメは襲い掛かってきます。
海に投げ出されもう終わりだと思ったところ、どうやって逃げ切るのかと思ったら追って来るサメを逆手にとって死に追いやるというこれがまた、おお~!となんだか感心します。
それにしても海の怖さは実体験ではなく映画の中で十分だとサメ映画のあとはいつも思います。
ココが見どころ!
この映画は主人公である「ブレイク・ライヴリー」一人しか出てないと言っても過言ではない程、一人なのです。
綺麗な女優さんなので魅力的なのはもちろん、サーフィンはスタントだけどスタイルはサーフィンをしている人たちに近づくように変えたという徹底ぶり。
序盤、若者二人がサーフィンをするシーンがありますが、これはそのままでこの二人実はプロのサーファー。
二人に色々話を聞き、取り入れて演技をしたようです。
サーフィンをする人には特に、この序盤のシーンも観る価値ありなんだと思います。
サメが襲ってくるものリアルで怖く、どんどんナンシーが傷だらけになってくるのですが、これも最後の方はメイクではなく本当に負った傷そのもの。
映画の内容さながら体当たりで臨んだのがよく分かり、観ていてリアルな感じがするのも当然。
ナンシーに寄り添う同じように傷ついたカモメが最高に可愛く、最後一緒に助かるのも嬉しい。
まとめ
一人しか出ないという映画はいくつかありますが、サメ映画でこういうパターンはないはずです。
新たな映画を作った!と絶賛されていました。
サメ映画はB級がかなり多いので、これもどうせと思われて観ていない人が多いのも残念なところ。
凛子
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