映画インシディアス(2010)|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・・

凛子

王道ホラーだけど、実は斬新な展開で面白い!
「SAW」のジェームズ・ワン監督作品です!

ひっきー

シリーズ化として今も続いている「インシディアス」ご紹介します!

作品情報

あらすじ

ジョシュとルネの夫婦は3人の子とともに新居に引っ越してから、屋根裏から物音がするなどといった怪奇現象に見舞われた。

そんなある日、長男のダルトンが梯子から落ちて昏睡した。

しかし、ダルトンの身体に異常はなく、昏睡の原因ははっきりしなかった。

この新居が呪われていると考えた夫妻は別の家に引っ越すも、怪奇現象はおさまらず、霊媒師や牧師に依頼しても事態は悪化していく一方だった。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/)

キャスト・監督

パトリック・ウィルソン(ジョシュ・ランバート)

2001年、『My Sister’s Wedding(原題)』で映画デビュー。

2006年には、ニール・サイモン作『裸足で散歩』のリバイバル公演で再び舞台に立った。

2015年には、コーエン兄弟が製作総指揮を務めるTVシリーズ『FARGO/ファーゴ』の第2シーズンに主演。


ローズ・バーン(ルネ・ランバート)

デビュー映画は12歳の時に出演したオーストラリア映画『Dallas Doll』である。

2007年にアメリカで放送を開始したテレビドラマ『ダメージ』のエレン・パーソンズ役を演じエミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、活躍の場を広げている。

『ダメージ』は2012年にシーズン5が放送された。


ジェームズ・ワン(監督)

低予算のため18日間という短期間で撮影された『ソウ』は、2004年1月にサンダンス映画祭で上映されると熱狂的に支持され、波及効果で同年5月にはカンヌ国際映画祭でも上映されたのがきっかけとなり世界各国から買い付けが殺到した。

デビュー作は低予算ながら斬新なストーリー展開が評判となりシリーズ化され、2作目以降はプロデューサーとして参加している。

2007年には3年ぶりの監督作『デッド・サイレンス』が公開された。

(https://ja.wikipedia.org/wiki/)

ネタバレ感想

お手本のようなホラー映画。

ビックリするところはありますが、とても効果的なのは効果音音楽

ゾクゾクっとするシーンや、ググっとドキドキが高まるようになります。

引っ越しした家でおかしな出来事が起こり出し、息子に異変が起こります。

これは引っ越しした家だと思うところが、実はそうではなかった。

再度引っ越すものの、やはりおかしな現象は起こり…というところも王道なホラー映画の展開。

悪魔は家に憑くのではなく、人に憑く。

そしてその人に憑く理由がこの作品の面白いところです。

新たに引っ越しした先へ来る父であるジョシュの母親、これがかなり違和感があります。

それはこの異変に心当たりがあることからで、実は原因はジョシュにあったのです。

母親は助けてくれる人を呼ぶ、とエリーズたちに依頼します。

エリーズはジョシュを見て、大きくなったと…。

ジョシュは原因が自分だとは全く思い当たるところはなく、エリーズに会った記憶もない。

母親は子供の頃に起きたことを話しだします。

ジョシュも子供の頃同じような異変が起こり、エリーズに悪魔祓いをしてもらい記憶もなくなっていたのです。

サラッとエリーズの一言で会っていたことを表現させるところなど、後から繋がる気持ち良さがありますよね。

そしてその理由とは、「幽体離脱をしやすい体質」であること。

これは遺伝するものであり、息子であるダルトンは引き継いでいたのです。

これもそういえば…というように、会話の中でわかるところがいくつかあるはず。

幽体離脱をしている間、肉体は空の状態で置き去りにされている。

ダルトンは知らずに未知の世界へ行ってしまい、戻って来れなくなりそこを悪魔が肉体欲しさに狙って来たということ。

これを助けるには、ジョシュが同じ空間、同じ世界へ行くことで幽体離脱を試みる。

この展開は斬新で面白い。

悪魔は肉体を狙う、というのも悪魔系の話であることでありとても上手く絡めているといった印象です。

ジョシュはダルトンと会い、無事生還。

これで終わり、と思いきや帰って来たのはジョシュの体に入った悪魔だったというラスト。

ダルトンではなくジョシュの方が入りやすかったのかと、観ていて感じるのはその存在を信じていなかったからではないかと考えます。

これも悪魔系で起こる展開で、信じなければ戦うことは出来ないと。

シンプルにみえて、細かい部分にこだわりがあるんだと悪魔系が好きな人は特に分かると思います。

ココが見どころ!

撮り方や雰囲気など、王道を感じるのはホラー映画で大成功した「SAW」のジェームズ・ワン監督の手腕。

そして脚本にはリー・ワネル

リー・ワネルは本編で悪魔祓いをするエリーズの助手の一人を演じており、ワン監督とは大学で出会い「SAW」も共同で製作している親友。

俳優としても多数出演していて、存在感がある脇役であり役によって変化し独特です。

映画は中だるみすることなく、定番のドキドキシーンなどがあります。

定番でも面白く観られるのは、作り方と内容。

シリーズ化されるのも納得です。

悪魔や幽霊たちが出て来るシーンは絶妙で、素晴らしい。

ですが、苦手な人は結構怖いかもしれません。

まとめ

ちょっと怖いドキッとするホラー映画を楽しみたい人にオススメです。

そして、ホラー映画をたくさん観ている人にはこの「幽体離脱」からの悪魔との戦いという点に楽しめると思います。

凛子

是非一度観てみてくださいね!続編も面白いですよ~

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