今回ご紹介する映画は、1999年に公開されたコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画「マン・オン・ザ・ムーン」です。
ひっきー
凛子
それでは、本作について詳しくご紹介します!
作品情報
あらすじ
伝説のコメディアン、アンディ・カフマン。
子供の頃からの夢だったコメディアンとしての道を選び、各地のコメディクラブを転々と営業して回っていた彼は、ある時、有名プロモーター・シャピロの目に留まる。
アンディは人気の生コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」へ出演、それをきっかけにスターへの仲間入りを果 たした。
しかし彼は絶頂期に突然過激なパフォーマンスを始め、観客はもちろん、家族や親友さえも彼に理解を示せなくなっていく。
(出典:https://eiga.com/movie/1832/)
キャスト・監督
監督:ミロス・フォアマン
アンディ・カウフマン:ジム・キャリー
ジョージ・シャピロ:ダニー・デヴィート
リン:コートニー・ラブ
ボブ:ポール・ジアマッティ
メイナード・スミス:ヴィンセント・スキャヴェリ
(出典:https://eiga.com/movie/1832/)
ネタバレ感想
ただただジム・キャリーの演技力を楽しむための映画でした!
売れないコメディアンだったアンディ・カウフマン。
地元のバーでオリジナルの芸を披露していましたが、ネタが不評で仕事をクビになってしまいます。
そこで違うお店ではオリジナルネタを封印し、客受けしそうな下ネタやモノマネを披露したところ大ウケ。
その彼のショーを偶然見ていたのは、大物プロモーターのジョージ・シャピロ。
アンディはシャピロにカーネギー・ホールで世界一のショーがしたいと夢を語ります。
アンディのことを気に入ったシャピロは、アンディをバラエティ番組の「サタデー・ナイト・ライブ」へ出演させます。
このテレビ出演をきっかけにアンディは一躍人気者。
彼の人気に拍車をかけるように、さらなる仕事の依頼が舞い込みます。
それは人気テレビドラマの出演。
しかし、難色を示すアンディ。
そこでアンディはある条件をのんでくれるなら、出演すると条件を出します。
それは地方巡業中に知り合ったトニー・クリフトンという歌手を番組に出演させること。
条件をのんだシャピロはトニー・クリフトンに会うためバーを訪れました。
そこで出会ったトニーは全くもってひどい歌手でした。
歌唱力は聞いていられないほど下手で、歌うのをやめたかと思えばある男性客を罵倒し始めました。
楽屋に呼ばれたシャピロは、そこで思ってもみなかった事実を知ります。
それは、トニー・クリフトンはアンディが変装した姿ということ。
罵倒された男性客はアンディの友達なので、つまりサクラ。
アンディ=トニーということを知ったシャピロは、テレビ局に1人のギャラで2人分雇えるからお得だと提案。
テレビ局は条件をのみ、アンディはテレビドラマに出演。
ドラマ出演をきっかけにアンディの人気度は加速していきますが、アンディは番組の質が落ちていっていることに気付き、嫌気がさしていました。
そんな時、アンディの演出を番組プロデューサーがばっさりカット。
これに腹を立てたアンディは番組を降板し、レストランでアルバイトを始めます。
アンディは自分のやりたいコメディをするために大学でショーを開催。
アンディは、そこでフィツジェラルドの「グレート・ギャツビー」1冊分を朗読します。
しかし、そんなシュールなネタは観客に全く受け入れられず、シャピロに忠告されてしまいます。
そこでアンディは、女性を相手にプロレスをする企画を提案。
テレビで女性に対する差別用語を連発し、アンディに対する視聴者の声は賛否両論。
そんな中、収録中にプロレスをした女性のリンと親しくなり、2人はそのままゴールイン。
妻を手に入れたアンディでしたが、彼に病魔が訪れてしまいます。
タバコも吸わないし酒も飲まないのに、病名は肺ガン。
アンディはシャピロなどの親しい友人や家族にガンであると告白しますが、ジョークだと思われ真面目に取り合ってくれません。
ようやく真実だと受け入れてくれたシャピロに、アンディは最後の仕事がしたいと言い出します。
それは、最初に語っていたカーネギー・ホールでのショー。
アンディはそこで観客全員が満足するようなショーをやり遂げます。
そして、彼の死期が訪れますが、お葬式もアンディ流。
生前に歌を歌っている姿を撮影していた映像を葬式の巨大スクリーンで流します。
彼の死後から1年後、とあるバーにシャピロとリンの姿がありました。
バーのステージに立っているのは、なんとトニー・クリフトン!
え?!アンディ、死んだんじゃなかったの!?と思ってしまう意外なラストでした!
ココが見どころ
ジム・キャリーがアンディ・カウフマンを完コピしています!
恥ずかしながらアンディ・カウフマンのことを知らなかったので、映画鑑賞後にYouTubeで本物の映像を観てみたのですが瓜二つでした!
ジム・キャリーの観察力と完コピ力が素晴らしかったです!
まとめ
アンディ・カウフマン本人が喜んでいるに違いないと思えるほど、完コピ度の高い映画でした!
ジム・キャリーのこともアンディ・カウフマンのこともより好きになれる1本です!
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