映画パトリオット・デイ|あらすじとネタバレ感想!ラスト結末は・・・

今回ご紹介する映画は、2017年に公開された映画「パトリオット・デイ」です。

2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の様子がリアルに描写されていた!

ひっきー

凛子

手に汗握る展開の連続でハラハラドキドキした!

それでは、本作について詳しくご紹介します!

作品情報

あらすじ

2013年4月15日。
殺人課の刑事トミー(マーク・ウォールバーグ)は朝からボストンマラソンの警備に駆り出されていた。

オリンピックの次に歴史の古いこのマラソン大会は、毎年祝日である“愛国者の日”に開催され、117回目を迎えるこの日も50万人の観衆で賑わっていた。

次々と走者がゴールインする最中、トミーの背後で突如大爆発が起こる。歓声は悲鳴に変わり、逃げ惑う人々と折り重なって倒れる負傷者で現場はパニックとなった。

到着したFBIのリック(ケヴィン・ベーコン)は現場に散乱した金属片を見ると「これはテロだ」と断言。

テロだとFBIに管轄が移る。

犯人逮捕に燃えるトミーは歯ぎしりをするが、病院を回って負傷者たちの話を丁寧に聞いてまわるのだった。

やがて監視カメラに映る不審な“黒い帽子の男”と“白い帽子の男”が容疑者として浮上し、事件はアメリカ全土を揺るがす緊迫の事態へと発展していくのだった……。

(出典:http://www.patriotsday.jp/)

キャスト・監督

監督:ピーター・バーグ

トミー・サンダース:マーク・ウォルバーグ

リック・デローリエ:ケヴィン・ベーコン

エド・デイヴィス:ジョン・グッドマン

ジェフ・ピュジリーズ:J・K・シモンズ

キャロル・サンダース:ミシェル・モナハン

(出典:http://www.patriotsday.jp/)

ネタバレ感想

テンポが良く、緊張感溢れる展開の連続で見応えのある作品でした!

毎年4月の第3月曜日は「パトリオット・デイ」(愛国者の日)と呼ばれるアメリカの祝日で、毎年ボストンマラソンが開催されます。

マラソン当日に会場の警備にあたっていたのは、ボストン市警殺人課刑事のトミー・サンダース。

トミーがゴール付近で警備を行っていると、近くで爆発が起きます。

会場は白煙に包まれたかと思うと、2度目の爆発が発生。

現場は血の海と化し、骨がむき出しになっている人や、足が吹き飛んでしまった人など目も当てられないほど酷い惨状。

この辺は、ホラー映画よりもグロくて怖かったです。

トミーは冷静な判断で救護活動をしながら援護要請を出して、道路を封鎖させました。

やがて現場にFBI特別捜査官のリック・デローリエが到着し、今回の爆発をテロと断定。

特別捜査本部を設置して監視カメラの映像解析を進めると、黒い帽子と白い帽子を被った2名の男性が容疑者として浮かび上がります。

トミーはすぐにでも顔写真を公表すべきだと主張しますが、リックは決定的な証拠が見当たらないとして顔写真の公表を見送ります。

ところが一部のマスコミがその情報をリークすると知ったリックは、先手を打つためマスコミより先に情報公開に踏み切ります。

テレビで大々的に報道されるやいなや、警察が自分たちの情報を掴んだと知った犯人のタメルランとジョハルの兄弟。

2人はニューヨークでもテロを行うために車を走らせます。

途中で銃を手に入れるためにマサチューセッツ工科大学の警備を行っていた警察官を射殺しますが、手間取っているうちに通行人に見つかり逃亡。

さらに、足がつかないように路上駐車していた中国人のダン・マンを脅して、ダンを一緒に乗せたまま彼の車で逃亡を続けます。

途中でガソリンスタンドに立ち寄ると、ジョハルは給油と食料品を買いに行き、運転席ではタメルランがニューヨークへのルートをスマホで検索していました。

千載一遇のチャンスと思ったダンは、一瞬の隙を見て車を脱出。

ガソリンスタンドの店内に駆け込んだダンは、急いで警察に通報します。

しばらくするとトミーがガソリンスタンドにやってきてダンから事情を聞き、ダンが暗記している車の追跡番号を教えてもらいます。

車の捜索を開始した警察は、ウォータータウンという住宅街で停車しているダンの車を発見。

発見した若い巡査が接近すると、タメルランが発砲して銃撃戦が始まります。

次々と応援のパトカーが集まる中、銃弾のなくなったタメルランとジョハルは、手製の爆弾を投げて抵抗し、多くの警察官が負傷。

ベテラン警官のジェフは、2人の後ろに回り込みタメルランの足を撃つことに成功。

ニューヨーク行きを諦めたタメルランは、ジョハルに「1人でニューヨークに行け」と言い、警察と取っ組み合いの末捕獲されてしまう。

ジョハルは盗んだ車に乗り込み、警察の妨害を突っ切って逃亡。

その際に、タメルランを車で轢いてしまいます。

トミーら警察がジョハルを追いかけますが、彼の車を見つけた時にはすでにジョハルは車を捨て徒歩で逃げた後でした。

タメルランは病院に搬送されますが、心肺停止状態で死亡が確認されます。

翌日、ジョハルを見つけるためにボストン市全域を対象に外出禁止令が発令され、1軒ずつ確認して回るローラー作戦が敢行。

それでもジョハルを見つけられない中、ある家の主人が庭に置いてあるボートがおかしいことに気付き警察に通報。

トミーら地元の警官や、FBIやSWATがボートの周囲を包囲し、威嚇射撃を行うと、ついにボートの中からジョハルが出てきます。

容疑者逮捕の情報がテレビで流れると、大勢の市民が歓喜して警察車両を称えるのでした。

ボストン市民は「ボストン・ストロング」という合言葉で団結し、決してテロに屈しない姿勢を表明していました!

ココが見どころ

エンドロール前に映る事件当時の警察関係者や負傷者のインタビューによって、実際に起きたことなんだと実感させられます。

特に事件で左足を失ったパトリック・ダウネスが2016年のボストンマラソンで義足を装着してゴールする映像は、「ボストン・ストロング」を感じさせる感動的な映像でした!

まとめ

悲劇のテロ事件ですが、テロに屈しない警察と市民の力強さを感じることのできる感動的な映画でした!

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